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山陰海岸ジオパーク館で開催中のひとはくジオキャラバン「おもれェ〜山陰海岸ジオパーク」のプログラム「みんなで巨大段ボールテトラポッドを組み立てよう」を開催しました。

 

jiokan.JPG正面に見える大きな建物が山陰海岸ジオパーク館です。目の前の海には本物のテトラポッドが見えます。

 

jyunnbi.JPGまずは展示物をいったんどけて、組み立て作業のスペースを確保します。「はやく始まらないかな・・・」

 

kumitate.JPG 頭も体もいっぱい使って、テトラを組み立てていきます。それにしても大きい!吹き抜けの空間に映えます。

 

kansei.JPGそして、ついに完成!!はじめて会った人とも自然と会話が弾み、和やかなムードで完成をたたえあいました。

 

narabi.JPG大小並んで展示するとその大きさの違いがよく分かります。そして、目の前は美しい砂浜のビーチ。やっぱりテトラには海がよく似合います。

テトラの展示は、8月29日まで山陰海岸ジオパーク館で見られるほか、ジオキャラバンを適時巡回する予定です。(会場のスペース等により展示できない回もございます)

なお、本企画は昨年の展示特別企画「ひょうごの生物多様性〜瀬戸内海vs日本海〜」の展示製作の一環として、株式会社不動テトラさん、矢野紙器株式会社さん、HP「仮想ブロック」さんの全面的なご協力によって製作されたものです。この場を借りて改めてお礼申し上げます。

 

自然・環境マネジメント研究科 武田重昭

 

ひとはくでは、館外展示の一環として、
ひとはくジオキャラバン「おもれエ〜! 山陰海岸ジオパーク」in 新温泉町山陰海岸ジオパーク館(主催:ひとはく、山陰海岸ジオパーク推進協議会、協力:新温泉町子どもふるさと教室、船の科学館・海と船の博物館ネットワーク)を、7月16日(土)から8月29日(月)まで実施しています。
8月6日(土)は、体験プログラムの第2弾として
「みんなで巨大段ボール製テトラポッドを組み立てよう」(協力:株式会社「不動テトラ」、矢野紙器株式会社、HP「仮想ブロック」)を開催しました。
Web:http://hitohaku.jp/geo/index.html

http://www.town.shinonsen.hyogo.jp/page/59b290de853dc342dfc6ba2e1fd00522.html


tetora-gio.JPG         ▲ 実物大!テトラポッドの完成です。(新温泉町山陰海岸ジオパーク館)

 

第6回 2011.8.6(生涯学習課 西岡敬三)

ジャングルスクールではダナムバレーという保護区内の2か所の宿泊施設を利用します。前半に宿泊するのは研究者向けロッジで、合宿所のような感じです。後半に宿泊するのは、ボルネオレインフォレストロッジというリゾート施設です。いずれも宿舎施設周辺で散歩するとさまざまな熱帯らしい植物を見ることができます。

 

去年と比べると道端の樹木で見られた花は少数でしたが、マチン科Fagraeaの仲間はたくさんの白い花をつけていました。ほのかに甘い匂いがする花です。早朝のバードウオッチング時に観察するとオオミツバチを見かけました。その日の夜、ナイトウオーク時に観察するとコウモリの仲間が訪れていました。ライトで照らすとすぐに飛び去ってしまうので、訪花シーンを撮影することはできませんでした。

 

 

IMGP00031.jpg マチン科Fagraeaの一種

 

DSC_0485.jpg

ビワモドキ科Dillenia excelsa

 

これらの道端や二次林などでよく見かける樹木には、多少、花が咲いていましたが、森の中を歩いている時には、ほとんど花に出会うことはありませんでした。林床で咲く草本の花は森を歩くと目にしやすかったのではないかと思いますが、樹木にひっそりと咲いていた花には気が付かずに通り過ぎてしまったかもしれません。

 

IMGP0025.jpg ショウガの仲間ショウガ科Etlingera megalocheilos

 

IMGP0043.jpg ランの仲間ラン科Calanthe属の一種

 

IMGP0027.jpg バンレイシ科Goniothalamus属の一種

 

IMGP0032.jpg ニクズク科Knema属の一種

 

IMGP0049.jpg フトモモ科Syzygium属の一種

 

〜811日追記〜

ショウガとランの仲間の名前は後日、高野研究員に教えていただきました。ありがとうございました!

 

北村俊平

ジャングルスクール初日はコタキナバルの街中のホテルに宿泊しました。その翌日、朝食まで時間があったので、ホテルの裏山に登ってきました。かなりの急斜面で、上りきるとホテルよりも高いところに出るので、街を一望できます。

 

 

IMGP0012.jpg急斜面の階段

 

IMGP0003.jpg 

幹生果をつけるパラミツ

 

 

IMGP0015.jpgリスに食べられないように袋がけ

 

 

階段を作る際に切り崩した崖のところで面白いものを見つけました。ウツボカズラの仲間です。熱帯の道路際でよく見かけるシダの仲間の下の方にウツボカズラも生えていました。

 

 

IMGP0007.jpg 生えていた環境

 

 

IMGP0008.jpgウツボカズラのツボは葉の一部

 

ホテルのちょっとした裏山でも日本では見ることのできない変わった植物たちを見ることができます。

北村俊平

82日にボルネオジャングルスクールから帰国しました。昨年は帰国後に体調を崩したスタッフが多かったのですが、今年はみんな元気にしています。参加した子供たちも元気に夏休みを楽しんでいる(宿題に追われている?)ことと思います。

 

今年のボルネオジャングルスクールで出会った生き物たちを何回にわけて、順番に紹介していきます。まずは今回の滞在中に見かけた果物です。例年、ラハダトゥの街からダナムバレーの熱帯雨林へ向かう途中にある果物屋さんに立ち寄ります。

 

並んでいたのは、スイカ、スターフルーツ、マンゴー3種(赤黄1種、緑2種)、ジャワフトモモ(ローズ・アップル)、サラカヤシ、ザボン、バナナなど。日本ではあまり見ることのないスターフルーツやサラカヤシは並んでいましたが、ドリアンやランブータンは並んでいませんでした。

 

 

IMGP0053.jpg2011727日の果物屋さん

 

昨年は、たくさんのドリアン、タラップ、ランブータン、ランサ、マンゴスチン、コパラミツなど東南アジアの熱帯雨林を代表する果物が並んでいました。

 

fruits.jpg

2010724日の果物屋さん

 

もちろん同じ年でも1週間違うと結構違うものが並んでいたりするのですが、帰りのダナムバレーからラハダトゥの街へ戻ってきた731日に立ち寄った時も品揃えはほぼ同じでした。

 

IMGP0850.jpg 2011731日の果物屋さん

 

ここでドリアンを食べるのを楽しみにしていたので、昼食は軽めに済ませたのですが、売っていないものは仕方がありません。結局、日本であまり見ることのない果物としてサラカヤシを2袋購入して(10リンギット、約300円)、ダナムバレー到着後のデザートとして楽しみました。

次回は森の植物を紹介します。

北村俊平

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