サイトマップ |
文字サイズの変更

ご利用案内

交通アクセス

利用案内(観覧料金)

団体でのご利用

バリアフリー情報

ひとはくの展示

セミナー情報


ひとはく活用術

移動博物館車 ゆめはく

ひとはくセミナー倶楽部

ひとはく新聞ハーモニー

恐竜化石

ひとはくKids

行政や企業の方へ「シンクタンク事業」

学校関係者の方へ「学校教育支援」


 7月26日(火)から8月2日(火)までの7泊8日間、マレーシア国サバ州ボルネオ島にジャングル体験スクールで行ってきました。
 日本からは、小学校6年生から高校2年生まで28名が参加しました。マレーシアのラハダトゥ・サイエンススクールからも8名の参加があり、ジャングルでの体験をともにし交流もかなりdeepに!! facebookで繋がってたりもします。


レインフォレストロッジの庭園にて記念撮影 さて、明日8月21日(日)。帰国後の事後学習会がひとはくで行われます。帰国してからおよそ3週間経ちました。スクール生の成長ぶりが楽しみです。明日は元気な顔で再会しましょう!!

 

 

 そうだ、ヒルよけソックスは忘れちゃダメだよ。いきものかわらばんも感想文もアンケートも・・・・・

忘れちゃダメどりあん!!情報管理課:八尾

 8月18日(木) 夏季教職員セミナー「地層の見え方・調べ方in丹波」講師:古谷裕主任研究員に行きました。


  集合は、丹波市山南町にある「ちーたんの館」 ここで古谷先生の講義を1時間ばかり聴かせていただき、館の展示解説を聴きます。産状レプリカや巨大な模型などもあり、結構興味深いです。
   基礎学習をします      産状レプリカの前で

 講義の後は実際に現場へ出向いて露頭の観察や岩石を割っての観察を行います。
 最初に訪れたのは、丹波市立上久下小学校付近の篠山川。ここで篠山層群下部層、有馬層群や岩脈および河床礫を観察しました。こんなところで確認できるんですね。

こんな場所で!! ここを降りていきます次に訪れたのは、丹波竜の最初の発見場所である丹波市旧上久下村営上滝発電所跡付近。今の時期発掘現場はコンクリートで覆って保護されていますが、冬期にはここで発掘している様子を見ることが出来ます。ちょっとロマンですよ。そして昼食場所の川代公園。先ほどの発掘現場から少し上流に位置します。ここでは、篠山層群下部層と超丹波帯が観察できます。

 

 

公園の中です 

 

 

 

 

 

しっかり見つけて どれが放散虫?午後は篠山市に向かいます。丹波帯に見られる混在岩(砂岩と泥岩が混在している露頭)を確認した後、古生代と中生代の境目も観察します。さらに山道をのぼって、赤味を帯びたチャートを砕いて放散虫の化石を探し出します。見慣れるまではなかなか見つけられませんが、慣れてくると結構な数の放散虫が発見できるようです。

 
  すごい現場です 最後は、王子山のささやま荘の裏手で篠山層群上部層と生痕化石を観察します。断層によって頭の真上に現れた地層の表面(というか、岩盤の裏側が天井になっている)に生痕化石を見つけることが出来ます。山の中なので蚊がたくさんいて刺されますが、かなり見ごたえがあるスポットです。

 このような内容で、暑い夏の1日を過ごしました。質問やお問い合わせのある方は、どんどん古谷研究員に尋ねて下さい。何でも応えて下さいます。

 

情報管理課:八尾

hongousou2.jpgこれはいったい何でしょう?

カビ?キノコ?いえいえ,これでも正真正銘「単子葉植物」です.

これは「ホンゴウソウ」.

先日,在野の研究者の方に自生地をご案内いただきました.

ホンゴウソウは兵庫県レッドリストでBランクに指定されている希少種です.

ご案内いただいたのは兵庫県内の2箇所で,いずれも,今までに報告されたことのない場所でした.新しい生育地の発見です!

開花中の個体のうち,数株を採集し,標本を作成しました.この標本は,ホンゴウソウが生育していることなどを示す重要な証拠として,人と自然の博物館標本庫で大切に保管されます.

 

hongousou1.jpgさて,ホンゴウソウはどんな植物でしょうか.

全体が赤っぽい色をしていて,いかにも普通の植物ではありませんね.

実は,ギンリョウソウなどと同じ「腐生植物(ふせいしょくぶつ)」です.光合成をしないので,緑色の葉はありません.

指さしている辺りにある,丸い部分が雌花.その上に見える黄色の部分が雄花の葯(やく)です.

ご覧のとおり,とても小さな植物.よく見つけられたことだと,関心&感謝します.

今回の目的はホンゴウソウでしたが,ヒナノシャクジョウも見ることができました.

hinanosyakujyou.jpgこれも腐生植物で,兵庫県レッドリストでBランクに指定されています.左の写真では茎の部分が見えていますが,茎の部分は完全に土中に埋まっていることが多く,ふつう地表すれすれの場所に花が咲きます.

写真の左下に写っているのはスギの葉.ホンゴウソウほどではないですが,ヒナノシャクジョウも小さい植物であることが分かります.

 

 

 

kubiore.jpg帰りがけには,夏虫夏草も見せていただきました.

トゲアリにつく菌類で,クビオレアリタケという種類だそうです.

ホストのトゲアリは,潅木の枝にしっかりとしがみついています.クビオレアリタケが,より遠くへ胞子を飛ばすために誘導したのかもしれませんね.

 

 

ホンゴウソウなど,面白い生物を見つけたら是非博物館へ!みなさまからのご連絡をお待ちしています.

(自然・環境評価研究部 布施/自然・環境再生研究部 鈴木)

キッズひとはく推進室の事業で

昨日の午前中は長楽児童館(長田区)、午後からは高倉台児童館(須磨区)

へ行ってきました。

s-P8161165.jpg

 

 

 

室長の化石のお話

 

 

 

 

 

 

s-P8161171.jpg

 

 

 

顕微鏡で小さな化石

を見るコーナー

 

 

 

 

 

 

 

s-P8161161.jpg 

 

 

 

 

私たちフロアスタッフは、紙芝居とレプリカ作り担当です。

 

 

 

 

  

           その他、塗り絵や、世界の甲虫の標本を見るコーナーもありましたよ。

s-P8161184.jpg

 

 

 

 

みんなで記念写真!

 

 

 

 

 

 

それに今日うれしいことが...

高倉台児童館でレプリカづくりをされた子が、博物館にご両親と遊びに来てくれましたよ。

今日は、ご両親もレプリカづくりを体験されていましたよ。

s-P1090162.jpg

 

 

 

 

 

また来て下さいね。

スタッフ一同お待ち

しております。

 

 

 

 

                         フロアスタッフ せら ゆうこ

神戸市北区大沢町のアオノリュウゼツランのその後です.

花茎の下から上に向かって順に咲いていくのですが,一週間前と比べると,ずいぶん開花がすすんだのが分かります(一週間前の様子はこちら).

agave1.jpg

1つ1つの花の様子も変わってきています.

下の写真を見てみてください.左側が開花したての花,右側が開花後数日が経過した花です.右側の花は枯れている?いえいえ,もっとよく見てください.

agave_male.JPG agave_female.JPG

 

開花し始めた時,雄しべは黄緑色の花被片からつき出していますが,雌しべはまだ見えていません(写真左).雄しべが花粉を放出している間に,雌しべはぐんぐん伸び,雄しべが役割を終えた頃になって,長く突き出た雌しべが成熟するのです(写真右).

典型的な雄性先熟(雄が先に成熟し,雌が後で成熟すること.自花受粉を避けるシステムの1つ.)ですね!

(自然・環境評価研究部 布施静香)

Copyright © 1992-2021, Museum of Nature and Human Activities, Hyogo, All Right Reserved.