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3月10、11日の午後3時・・・

博物館に、たくさんのムササビが飛びかいました!

 ムササビの指人形

・・・でも、本物のムササビでは、ありませんよ(^^;)ぬいぐるみでもないです。

紙のムササビグライダーです。

 

グライダーを作る前に、みんなと一緒に、ムササビのおはなしをしました。

どうやって飛んでいるのか・・・イメージをふくらませて・・・・・

 

いざ!つくるぞ!!ムササビグライダーを作るぞ!

 みんな真剣。でも、楽しい!   

よ〜く飛ばすには、作り方と飛ばし方に、秘密のポイントがありました。

 

フロアスタッフとあそぼうでは、これからも、みなさまと一緒に楽しいイベントを行っていきたいと思っております。

またの、お越しをお待ちしております。

FS植山 

今回(3月14日)の訪問先は、神戸市兵庫区にある中道児童館です。

まず、はじめにデジタル紙芝居「スミスネズミと100年の森」を上演。
みんな真剣にみてくれています。
紙芝居が終わって、登場するネズミの特徴を質問したりすると、
元気よく手があがり、次々に質問に答えてくれました。

nakamichi(1).jpgのサムネール画像  nakamichi (2).jpg

 

児童館の近くで見られる大木(公園の木や街路樹)の写真をスクリーンに映すと・・・
「ここ私の家の近く〜」や、「しってる〜」、「毎日通ってる〜」とか、
いろいろな声が・・・。

ここで、用意した葉っぱ(クスノキ)を観察!
触ったり、透かしてみたり、匂いをかいだりします。
拡大した映像をみたりもしました。

 

nakamichi (3).jpg 

 

nakamichi (5).jpg

次に、実の観察もしました。
ある実を1つずつ配って・・・ まずはさわり心地を試してみます。
まわりが軟らかいのですが、中心の方に堅い物が・・・。
そうです。大きなタネ(核)が1つ入っているのですね。

タネのまわりの果肉をきれいにとってみると、変わった形のもの

(「スターフルーツ」に似ている)がでてきました。

nakamichi (6).jpg  nakamichi (7).jpg

果肉や核を匂ってみると、「くさ〜い」と言う子が多かったです。
児童館の近くの公園に大きな木があり、この実がたくさん着いていることも紹介しました。


最後に、くるくる回るタネの模型をつくり、みんなで飛ばしました!

 

今回参加してくれたみなさん!

身近なところで、いろんな植物の葉っぱや実を見つけて観察してね!
(時間がなくて「はてな?ボックス」ができなくなって、ごめんね。)

 

児童館のスタッフの皆さま、お世話になりました。

 

                                                  (キッズひとはく推進室 小舘 誓治)

春ららら♪

2012年3月23日

 

 

 吾輩はイカジイである。

 今日は「タヨウ星人に学ぶ生き物の不思議〜國男も見たタヨウ星人〜」展を紹介するのじい。

       

 時は3月20日、場所は兵庫県は福崎町、柳田國男・松岡家記念館と柳田國男生家。そこに鈴木武研究員と吾輩の生みの親河南堂珍元斎がやってきたのじい。

 まずは鈴木研究員のタンポポ散歩とお話。

 「なんでタンポポ?」

 よく聞いてくれたじい。それはじい、國男さんの著書「野草雑記」にタンポポの方言の話があるのじい。記念館周辺ではカンサイタンポポとセイヨウタンポポがあった。國男さんが見ていたのはカンサイタンポポのようだじい。

 

 

 お次は、珍元斎の巨大紙芝居絵巻「タヨウ星人大集合」。

 ギッチョン君とハチミツカメンが巨大絵巻を回転させてすすみ、もちろん主役はこのワシ、イカジイじゃ。

           

タヨウ星人の名前をあてたよい子には直筆ライオンタンポポ扇子をプレゼント!珍元斎はリクエストに答えて裏面にもタヨウ星人を描いた。描いたのはオオサンショウサウルス、シカタヌキグマ、イカジイ、アリファーブル。

   

 スペシャルゲストは昔から日本に住んどるタヨウ星人カッパさんじい。カレをモデルに昨年披露された大谷剛研究員の「カッパ行動楽」によるサル・カワウソ・スッポン合体説を説明したのじい。

        

 お話のあと子どもたちは短冊に自分だけのオリジナルタヨウ星人を描いたのじい。イヌハチ、ネコハチ(江戸屋猫八?)なんてのも出現したのじゃじい。

          

 

 「タヨウ星人に学ぶ生き物の不思議」展はこんな感じだじい。

 わしらタヨウ星人の原画だけでなく、岩槻館長のメッセージや大文字屋分店との共作3コママンガやタヨウ星人キューブ、今回書き下ろしの「天気予報士ノリツケホーセ」や「ガタロ」「スズメ3兄弟」もあるのじい。

         

 

 3月31日までやっておるからじい。良い子のみんなはワシに会いに福崎町へくるんじゃぞ!

 

 

タヨウ星人 No.1 イカジイ はっはっはっは (^o^)


皆さんはもちろん「なすび」を知っていますね。ヘタがあって、紫色をしていて、長く、おしりが少し太ったあのなすびです。
このなすび、英語で「エッグプラント」と言います。「卵のような実をつける草」といったような意味でしょう。
しかし、どう考えても卵には見えません。確かに卵のような形をした種類もありますが、紫色をしていて、大きくて、とても卵みたいだとは思えないのです。

なすびに名前をつけた人はどうして卵のようだと思ったのか不思議で仕方がなかったのですが、その答えをミャンマーで見つけました。

これはある日のお昼ご飯です。何種類かのカレーや野菜炒めやサラダなどが出されました。

nasubi1.jpg

外国ですから、きれいに洗われていても生野菜は遠慮したいなと思いましたが、側に置いてある卵なら大丈夫かと箸を伸ばしたら、


nasubi2.jpg

なんと白いなすびだったのです。
大きさといい、形といい、まさに卵です。私自身が間違えたのですから、文句の言いようもありません。手に取るまで気がつかなかったのです。
なるほど、はじめにエッグプラントと名前をつけた人は、きっとこれを見てつけたのでしょう。
市場に行くと、この白いなすびがいたるところで売られていました。紫色のものよりも多いくらいで、ミャンマーではごく普通のもののようでした。


nasubi3.jpg

こんなに身近な食べ物にも驚くことがあるとは、世の中にはまだまだ知らないものが本当にたくさんあると全く感心してしまいました。

          元ひとはく研究員 山本伸子 (自然・環境評価研究部/岡山理科大)

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