鈴木武研究員が、兵庫県佐用町で「とても大きなテントウムシをみつけた!」と、つかまえてきてくれました。
ハラグロオオテントウです。兵庫県やその近辺では、いちばん大きなテントウムシです。
ふつうのテントウムシ(右:ナミテントウ)とならんでいると、その大きさがわかりますね。
親子ほどのちがいがあります。
おなかが黒いので「ハラグロ」という名前がつきました。
「腹黒い」というわけではありません。
ふだんは、クワの木にいるクワキジラミという昆虫を食べていますが、ほかの昆虫も食べます。
アブラムシを入れると、食べました。
いっしょに入れていたナナホシテントウが、食べられてしまいました。
このナナホシテントウは、羽化してすぐで、体がやわらかかったので、おそわれてしまったようです。
ハラグロオオテントウは、どこにでもいるものではありません。
しばらくは、博物館4階カウンターにいますので、この機会に、ぜひごらんになってください。
八木 剛(自然・環境評価研究部)
さあ、5月14日、いよいよ鳴く虫の季節がはじまり姫路にぎっちょん君が帰ってきたギッチョン!
西播磨地区の高校事務職員研修会に現れ、「タヨウな文化をタヨウに伝える」というテーマで珍元斎と一緒に出演したギッチョン!
今回のぎっちょん君はなかなかのジェントルマンのぎっちょん君で、老体?にムチうち鳴く虫族の代表キリギリスの暮らしを体で伝えたでギッチョン。カマキリのカマエモンとの決闘やキュート?なミツバチのハチリーナとも共演、鳴く虫の聞き分けにも挑戦し、すっかり、事務職員の研修会も珍元斎のタヨウ性ワールドにつつまれたギッチョン!
そろそろ、われら鳴く虫族の仲間が鳴き始め、夜の草むらはキンヒバリ、クビキリギスなどでにぎやかだギッチョン。
みんなもキリギリス、カネタタキ、ケラなどの鳴く虫の聞き分けができるようになると、いつもの夜の散歩の風景がドラマチックに豊かになるギッチョン!
ひとはくの八木研究員と大谷研究員の鳴く虫インストラクター講座に参加するときっと聞き分けできるようになるギッチョン。
さあ、われら鳴く虫族とともに初夏からはじまる鳴く虫ワールドへいざ、ゆかん!
みんな下記セミナーに申し込むギッチョン!
http://www.hitohaku.jp/education/12syousai/C05.html
タヨウ星人会員NO7 ギッチョン君