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 今年のメンテナンス休館は2008年1月21日(月)から2月7日(木)です。この期間はひとはくの展示はお休みです。休館中は,常設展示に積もった1年分のほこりを掃除したり,標本の燻蒸作業をしたりします。
 休館期間が明けると,共生のひろば(2/11)やサイエンスショー(2/17)など,さまざまな催しが開催されます。どうぞお楽しみに!

 博物館の開館日のカレンダーはこちら。

岩槻邦男館長による2008お正月特別セミナー「お正月をいろどる植物−ウラジロ−」が行われ、約70名の聴衆で大セミナー室はいっぱいになりました。

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ウラジロに始まり、門松やおせち料理まで、お正月に使われるさまざまな植物について、その植物の説明だけでなく、なぜ使われているのか、その理由を日本人の自然との関わり方の中で考えるというお話でした。

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葉裏の白色を尊んで使われるウラジロや、常に緑を保つ門松のマツ、古い葉から若葉へ間断なく交代するユズリハなど、お正月のおめでたさを表すのにさまざまな植物が使われてきました。日本では昔から身の回りにある植物に意味をもたせ、うまく利用するというやり方で自然とつきあってきたのです。

日本人の自然観と密接に結びついた、自然との共生のしかたの本質をつくお話でした。

                           (企画調整  高橋 晃)

 今年は「国際カエル年 −Year of the FROG−」として世界各地でカエルにまつわる色々な啓発活動が行われます。英語のホームページですが、宜しければごらん下さい(http://www.amphibianark.org/yearofthefrog.htm)
このHPの中で、キーメッセージの部分は日本語版がでています(→こちら (pdfファイル))
 今、世界中でカエルをはじめ両生類が姿を消していっている、ということが分かってきました。絶滅危惧にある両生類は世界で32%(約6000種類のうちの3分の1!)にも達するようです。これは、鳥類の12%、哺乳類の23%と比べてもとても危険な状態です。約3億年前にイクチオステガという動物が、魚類から両生類へ初めて進化したと考えられています。そのような3億年の歴史をもつ両生類が今、世界的な危機に陥っているのです。

 その理由の1番は、両生類のすみ場所が直接破壊されていることです。両生類がすんでいる湿地や池、田んぼなどは開発の対象となりやすいのです。そのほかにも、農薬の影響や、紫外線の影響、最近ではツボカビの影響(http://hitohaku.jp/tsubokabi/)が世界中で出ています。両生類は、水と陸の両方の環境がよくないとすんでいくことはできない、とても敏感な弱い生き物といえます。

 日本では、これらの影響に加えて、稲作の衰退が大きな減少理由の一つになっています。人が里山で作ってきた沢山の水田やため池はカエルたちのすみ場所にかなり貢献したはずです。川の上流部から中流部では、自然状態でそんなに大きな水溜りはなかなかできないでしょう。
 わたしたちがまず出来ることは、日本のお米を食べることだと思います。パンもおいしいですが、ご飯もシッカリ食べていきましょう。

田口勇輝(自然・環境マネジメント研究部)

みなさま 新年明けましておめでとうございます

人と自然の博物館は今年も1月3日から開館しています。
朝から、人と自然の会の皆さんが子供たちと一緒に遊ぼうと、“凧揚げ”、“羽根つき”、“独楽まわし”など昔ながらの遊びを準備され、大勢の親子連れの皆さんが楽しい一日を過ごされました。


凧を自分の手で作って揚げようということで、親子で作りました。子供たちよりおじいちゃんが張り切って作るという場面がみられました。簡単な凧ですがよく上がります。寒くてもへいちゃら。走り回る子供の後ろで凧が勢いよく上がっています。

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館内サロンでは羽根つきに大人も子供もみな夢中です。相当な運動量ですね。

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独楽まわしは結構難しいものです。大人は、昔遊んだ記憶をよみがえらせて張り切っています。子供たちは、一度おぼえるとすぐに上達します。

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今年の干支ネズミにちなんだ展示もやっています。

ネズミといったらハツカネズミやドブネズミくらいしか思いつかなかったのですが、こんなにいろんなネズミが居るとは驚きです。植物にもネズミにちなんだ名をもつものが多くあり、ネズミは私たちの生活の中でたいへん身近な動物だということをあらためて思いました。

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こちらは14日まで展示していますので、ぜひお立ち寄りください。


本年もいろいろな催しで楽しめる“ひとはく”をよろしくお願いいたします。
                              (企画調整室  高橋 晃)

ミュージアムショップからのお知らせです。

「ツボカビ防止キャンペーン」の一環として作製したツボカビエコバッグが、お蔭様で大変御好評をいただいております。「もう少し大きいほうが使い勝手が良い」というご意見をいただきまして、ツボカビ防止マークはそのままに大きなサイズの生地のしっかりしたショッピングバッグをこのたび作製いたしました。

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縦型と横型の2種類を用意しています。教材入れやお買い物、また贈り物としてもお使いただければと思います。

ヨコ型:300×360×140  タテ型:360×300×140 (タテ×ヨコ×幅 mm)
価格:800円(税込み)
お問い合わせ⇒ こちらをご覧ください

なお、前作のツボカビエコバッグは、御好評につき完売いたしました。ご愛顧ありがとうございました。
近日、追加製作を予定していますので、引き続きよろしくお願いします。

ミュージアムショップは、新年は1月3日から営業します。ご来店を心よりお待ちしています。
来年もどうぞよろしくお願いします。

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