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豊岡の桃島池にはヒヌマイトトンボという小さなトンボがいます.そろそろ出始める時期です.(朱色が♀,明緑が♂)
汽水域に適応したトンボで,東南アジアのマングローブにいる仲間のうち最も北へ来たのがコレ!と,考えられてています.ところが日本では開発によって生息地が次々と消滅,ヒヌマイトトンボは絶滅を危惧されています.






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 ただいま博物館の4階サロンで桃島池のヒヌマイトトンボの立体写真を公開中です(6月29日までの予定).写真は2006年の6月末に桃島池で撮影したものです.表示にはデジタルフォトフレームを加工した新型ビューワを使用,現地で水際を覗き込んだ感じで,立体的に御覧になれます(四角い箱がビューワ).

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沢田佳久 (自然・環境評価研究部)

ホタルの季節がたけなわとなってきました。
みなさんはもう見に行かれましたか?

忙しくて今年も見逃してしまいそうな方に、ハチ北観光協会主催の「森の妖精との素敵な出会い」をご案内します。
7月12日(土)から13日(日)にかけてのイベントで、森の妖精と呼ばれるヒメボタルをはじめ、ゲンジボタル、ヘイケボタルも観察できます。女性ユニットによる「キャンドルライブ」もあるそうです。温泉に入って一泊して、ゆっくりホタルを鑑賞ください。

くわしくはハチ北観光協会のホームページをごらんください。
1泊2食7,500円。ホタル鑑賞つき。神戸(県庁前)からツアーバスも出るそうです。

ハチ北高原は冷涼な気候ゆえ、ホタルの発生が遅いです。他の観察地がとっくに終わった後でも、ここでは観察できます。

ひとはくキャラバン事業の一環として、自然・環境評価研究部では、ハチ北観光協会のみなさんと連携し、昨年から、地域の自然を再発見し、新たなプログラムをつくるプロジェクトを行っています。
2007年は、春の植物秋の植物ホタル、地質地形について、研修を行いました。

今回のプログラムは、ここに登場したみなさんが企画され、ご案内してくださいます。
当日に向けてホタル調査にも余念がないとのことです。ご期待ください!!


(↑)ハチ北高原小沼(先大池)の周辺は、ブナ、トチノキなどが茂る自然林です。多様な植物が生育しています。


(↑)夜になるとこんな感じで、漆黒の森にヒメボタルが舞います。これは必見。

忙しすぎて日帰りじゃないと無理だ、という方には、もはや定番となった丹波市山南町の「第3回姫ボタルまつり」がおすすめです。恐竜発掘地の近くです。

6月14日(土)からスタートしています。6月21日(土)・6月28日(土)・7月5日(土)に、観察会があります。場所は日によって異なり、集合場所からバスで移動します。6月14日・21日は薬草薬樹公園リフレッシュ館横駐車場、6月28日・7月5日は丹波市役所山南支所(やまなみホール前)に、18:00から19:30の間に集合ください。集合ください。JR谷川駅から無料送迎バスがあります。参加費は300円です。

問合せ:姫ボタルまつり実行委員会 090-5041-9962(藤原さん)
くわしくは丹波市観光協会のサイトから(チラシがダウンロードできます)


いずれも、ひとはく共催事業です。

(自然・環境評価研究部 八木 剛)

本日はひとはくで行われた
トライやるウィークの第3期の最終日でした。

環境計画研究部門では、
三田炭獣をアピールする方法について
生徒達に考えたもらい、
アイデアを出してもらいました。

さきほど、
三田炭獣のボトゥリオドンやヘラレテスのマスコットや、
こども向けにキャラクター化した名札や、
三田炭獣の描かれたエコバックの試作品の
発表会が行われました。


このように少しつづですが三田で出土した化石について
学習してもらい、さらに、多くのみなさんに知ってもらえたらと思います。

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▲作成された三田炭獣のボトゥリオドンのマスコット

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▲発表会の様子

染色体をみました

2008年6月 9日

6月8日は植物リサーチクラブで「染色体の観察」をやりました。
染色体の観察には材料が命!ということで、活きのいい根っこを
生やそうと、机の上は前日までタマネギと長ネギだらけ!
0.05%のコルヒチンに4-5時間浸けて、前処理しました。

当日は、実体顕微鏡で見ながら、ピンセットと柄つき針で根冠を取る、
という、ちょっと大変な作業があり、プレパラートのあぶり方や、押しつぶし
方など、迷うところも多かったのでは、と思います。

染色体は、見られた人、見られなかった人、押しつぶし方が足りなかった、
と思われた人などいろいろでした。もう少し時間があって、もう1回やったら
皆さんできたのでは?と思います。こちらも、最初にひととおりやり方を実際に
示すべきだったかな、と反省しきりでした(そういう私は、実験の授業で
最後まで染色体が見られなかったダメ学生でした〜)。

また機会があったらやりたいと思います。今回の皆様も、新しい方々も、
またぜひ来てくださいね!
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自然環境評価研究部 福田知子

ボランティア顕彰式

2008年5月29日

5/25(日)に,ひとはく大セミナー室にてボランティア顕彰式が行われました.
この式典は,1993年から1998年の間に実施された社会教育施設ボランティア養成講座を受講された方のうち,10年という長期にわたり,ひとはくを舞台にオリジナリティあふれる活動を自ら実践してくださっている方に感謝の気持ちを込めて行われるものです.

今年度は,6名の方が活動10年を迎え,当日は4名の方が式典にご参加くださいました.
みなさんは,現在はひとはく連携活動グループである「NPO法人 人と自然の会」に所属され,活発な活動を展開されています.
(人と自然の会の活動の様子はこちら! http://ukiuki.michikusa.jp/

これからも,ひょうごの自然・環境・文化のすばらしさを未来に伝えるすばらしい活動を展開してくださるみなさまと一緒に,ひとはくも歩んでゆきたいと思います.

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ひとはく館長(中央)を囲み晴れやかな気持ちで顕彰式を迎えたみなさま.

 橋本佳延(連携・担い手養成マネージャー)

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