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 姫路市在住の方から、川の中に生えていた植物の同定を依頼されました。生の植物を送ってくださいましたが、見たことのない植物でした。よくよく調べてみると、特定外来生物に指定されている「ミズヒマワリ」であることが分かりました。


写真1 ミズヒマワリの花

 「特定外来生物」とは、外来生物法に基づいて指定された、日本の自然環境を脅かす生物です。皆さんもご存じのブルーギルやアライグマ、ホテイアオイなどがあります。これら特定外来生物に指定されている動植物を許可なく飼育したり、ほかの場所に移動させたりすることは法律で禁止されています(ひとはくはミズヒマワリについては環境省から許可をとっています)



写真2 現地のようす

 10月12日、現状を確かめるために現地調査をおこないました(写真2)。現地では、所々に生えていましたが、このまま放っておくとどんどん広がっていくように感じました。姫路市の自然環境に詳しい方数名に尋ねてみると、姫路市内ではいくつかの川にミズヒマワリが広がっているとのことです。



写真3 ミズヒマワリのめしべ


 また、ミズヒマワリの花をよく観察すると、白い花冠のように見えていたものは(画像1)、めしべであることが分かりました(画像3)。


写真4 すぐに出てくるミズヒマワリの根

 ミズヒマワリはかわいらしい花をしていますが、取り除こうとするとかえって、ちぎれた所から根を出し(画像4)、すぐ増える厄介者です。琵琶湖では除去作業は根が伸びにくい真冬にしているそうです(さむそう〜)。
 皆さん、見つけてもちぎってほかの場所に捨てたり、持ち帰ったりしないようにしましょう。

自然環境評価研究部  山本伸子

ファーブル大作戦!の会期中の(〜11月30日まで)毎週土曜日は、研究員のギャ
ラリートークを実施中です。
今日の担当は八木主任研究員。



ひとはくのお隣の芝生の公園でも、見ることが出来る「センチコガネ(コガネムシ)」
を参加のみなさんに触ってもらいました。
「もう1回触る〜〜。」って、お気に召してもらえましたか。


ファーブルにまなぶの展示案内中〜。
100年前の標本。
きちんと保管すれば、私の標本も100年後まで残るかな。

日本人は、虫が好きで夏休みにトンボやセミ採りをするけど、ヨーロッパではあり
得ないんだって。
ヨーロッパでは、鳴く虫がほとんどいなくて、トンボの種類は日本の半分の100
種類しかいないそう。
そして昆虫は、「汚くて、嫌いなもの」と思われてるみたい。
八木主任研究員の話を聞いていた、女の子が「ヨーロッパにもかっこいい虫いるよ!」
そうよね。その通り。


「あっ。ハチの話やで♪」そうそう、ファーブルが一番観察したハチのコーナーで
すよ。
いろんなハチの紹介をしています。
ハチの毒針は、卵を産むところが変化したものなんだって。
って、ことは、刺すのはメスだけ?

ここで、なんと本物のハチさん、登場。

「きゃーハチ!」



大丈夫。これは、オスのハチだから、刺しませんよ。
みんな、おっかなビックリ。ハチに触ってました。
「オスかメスか顔で分かる。今の時期はよく日向ぼっこしてる。」と八木主任研究員。
このハチも、館内に迷い込んだところを、八木主任研究員がアッと言う間に捕まえた
んです。さすが、虫採りのプロ。
オスかメスかどっちか、分からないハチは触らないようにね!

ギャラリートークはファーブル大作戦!期間中の毎週土曜日午後2時から実施してい
ます。
次は、どんな楽しい話が聞けるかな?

              生涯学習課  小林美樹

 ハチ北観光協会との協力関係のもと,ひとはくがハチ北高原(香美町)で実施している総合共同研究があります.
 宿泊客からの要望に応え,身近な動・植物についての案内ができるよう,あるいは地元ならでは自然を観光資源として活用し,スキーシーズン以外にもたくさんの方々にハチ北を訪れていただく方策を探ろうとするものです.その活動の一環として,植物観察会が10月8日に開かれました.今回は初めての試みとしてのキノコ観察会です.

 ハチ北では夏の間あまり雨が降らず,例年よりもキノコの発生量は少ないとのことでしたが,それでも大池周辺など各地に点在する自然林内や道路沿いの斜面には,たくさんの種類のキノコが生えていました.その中で特に目立つものを紹介します.


写真1 カエンタケ

 まず,昨年誤った食べた方が亡くなられて一躍有名になってしまったカエンタケです(写真1).いかにも近寄ると危ない雰囲気を醸しだす色と形です.汁が皮膚につくとひどい炎症をおこすという報告がありますから,素手では触らない方がいいでしょう.



写真2 ホコリタケの仲間

 次はホコリタケの仲間(写真2).ホコリタケの仲間は地面から生えているのが普通ですが,今回ハチ北で見つけたのは倒木の幹にしっかりとついていて,直径が8cmほどもある大型のものでした.中を割ってみるとまだ真っ白ですが,胞子が熟す時には真っ黒になります.キノコの図鑑にも載っていないもので,残念ながら種名がわかりません.



写真3 ヒトヨタケの仲間

 この白い綿毛でおおわれたキノコは,ザラエノヒトヨタケあるいはコツブザラエノヒトヨタケというヒトヨタケの仲間です(写真3).「一夜茸」とは,傘が開いてしばらくすると,まるでインクのように真っ黒に溶けてしまう不思議な様子を表したもので,このキノコも採集したサンプルを見ると夕方には黒ずんでいました.図鑑によるとアンモニア菌の仲間だそうですから,もしかするとこの場所で動物がおしっこをしたのか,あるいは死体があったのかもしれません.



写真4 キノコ鍋の宴

 おいしく食べられるキノコとしては,アミタケ,ヌメリイグチ,オウギタケ,ハタケシメジ,オニナラタケ(ナラタケとは違って地面から生える.地元では「もとあし」と呼んでいる),アマタケなどが採れ,最後はキノコ鍋にして食べました(写真4).
 ハチ北観光協会の事務所がある大笹の集落では,アミタケを食べる習慣がないそうで,今回初めて食用キノコと知って,鍋の中でみるみる赤紫色に変色してゆく様子に驚くとともに,そのおいしさに感動されていました.

(自然環境評価研究部 秋山弘之)

10月13日は,宝塚の手塚治虫記念館との共催で,フロアスタッフのお話「治虫,オサムシ,どんな虫」と手塚キャラのぬり絵大会がありました.治虫のペンネームの由来である「オサムシ」についてクイズを交えて,みんなでお話を聞きました.その後,ホロンピホール3階ホワイエの「ファーブルの研究室」まえで,手塚キャラクターのぬり絵大会です.


本館3階「兵庫のナチュラリストたち」手塚先生の展示前で,オサムシのお話です.


オサムシについてのクイズ大会です


手塚先生の展示にある日本のオサムシやマイマイカブリの標本をみんなで観察です.


ファーブルも昆虫記でオサムシを観察しています.ホロンピアホールのまなぶ展会場に移動してクイズ大会です.


お話とクイズのあとは,ホロンピアホール3階ホワイエで手塚キャラのぬり絵大会です.


うまく塗れるかな


ぬり絵は,宝塚市手塚記念館から提供いただきました.

お話とぬり絵大会で,今日も100人を超える参加者がありました.ご来場,ほんとうにありがとうございました.

橋本佳明 ファーブルタスクフォース 自然環境評価研究部

集めて楽しいふぁーぶるポイントカード。
このカードは、ファーブル大作戦!期間中(9/20〜11/30)に
配布しています。


ポイントカードは、来館した時(1日1回)やセミナーやイベントに参加
するたびに、スタンプを1つ押しています。
5ポイント分や10ポイント分を集めると、スタンプの数に応じて、素敵
なファーブル大作戦!オリジナルグッズをプレゼントしています。

なんと、今日、このポイントカードがスタンプでいっぱいになった、お客
様がいらっしゃいました。
スタンプカードをいっぱいにするには、24回来館するか、セミナーやイベ
ントにたくさん参加しなければたまりません。ありがとございます〜〜〜。

ふぁーぶるポイントカードのゴール達成第1号となったのは、近くの弥生
小学校の3年生の女の子。


(ゴール認定証と記念品の虫眼鏡)

スタッフからゴール達成第1号の認定証が贈られました。
次のゴール達成者は、誰でしょう。

生涯学習課  小林美樹

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