サイトマップ |
文字サイズの変更

ご利用案内

交通アクセス

利用案内(観覧料金)

団体でのご利用

バリアフリー情報

ひとはくの展示

セミナー情報


ひとはく活用術

移動博物館車 ゆめはく

ひとはくセミナー倶楽部

ひとはく新聞ハーモニー

恐竜化石

ひとはくKids

行政や企業の方へ「シンクタンク事業」

学校関係者の方へ「学校教育支援」


ヤモリのミイラ!

2009年2月10日

遠藤研究員から小さなプレゼントが机の上に届いていました。一瞬、ちっちゃな枝?ぽく見えたその物体をよく見ると、なんとヤモリ(正式にはニホンヤモリ)のミイラでした!ひとはくの収蔵庫近くの、人通りの少ない通路で発見されたそうです。



さて、見つかったミイラの全長は45mmほどで、卵から出てきてすぐくらいの大きさです。繁殖期は5〜8月なので、去年の夏からずっとそのままになっていたのかもしれません。うまいこと餌にたどりつけず息絶えてしまったのでしょうか。ヤモリは小さな昆虫やクモ、ゴキブリなどが好きで、ヒトとうまく共存している生きものです。実際に、人家のない山のなかでは、ほとんど見つかりません。

− 家にすみ、害虫を食べるので「家守、守宮」という。中国では、壁にすむ動物として考えられており「壁虎」と呼ばれる。(「広島県の両生・爬虫類」より)− ヤモリとイモリがごっちゃになっている人がよくいるので、間違えないでくださいね。ヤモリは“家守”で陸上にいる爬虫類、イモリは“井守”で水中にいる両生類です(一時期、陸上にも上がりますが)。



ヤモリのミイラを見ていると、何かにそっくりだとは思いませんか?そう、同じグループ(爬虫類)に属する恐竜にそっくりで、カッコいい!



(自然・環境マネジメント研究部 田口勇輝)

今度の水曜日2/11(建国記念日)にはいろいろな活動を自ら語る
共生のひろばが開催されます。

今日2/8(日)はひろはく連携グループのみなさんなどが標本とかポスターの準備をしています。


ユース昆虫教研究室の中学生たちです。
神戸市北区藍那の昆虫をポスターと標本で紹介してくれるようです。


作成途中のポスターを見せてもらいました。
楽しそうですね。
気分は学園祭です。


こちらは石ころクラブ。
集めた石で楽しく熱く語り合っています。


当日に展示する石を整理しています。
箱に入れてラベル付きです。


共生のひろば当日にはどうなっているか楽しみです。

(生涯学習推進室 鈴木武)

今日2/8午後3時から1階の「世界の森」コーナーで
「画はくの日」のお絵描きがありました。

「画はくの日」イベントではテーマを決めて
参加者にひとはくの展示物を描いてもらいます。

今月のお題は「いろいろな木や種』


一家総出で描いています。


この少年はドリアンを選んだんでしょうか?


こっちの少年は熱心にフタバガキの実を描いています。


3人組の少女たち、キンモクセイなどのを描いているようです。
どんな作品ができたんでしょう.........


作品は4階のひとはくサロンに掲示されています。

(生涯学習推進室 鈴木武)

まだまだ寒い日が続いていますが、少し寒さが和らいできましたね。そんな春の訪れを敏感にかんじて、産卵の準備をしている両生類を三田市内のある場所で見つけました。それは、“カスミサンショウウオ”です!みなさん、カスミサンショウウオって、ご存知でしょうか?

サンショウウオ(山椒魚)というと、あの大きなオオサンショウウオのことをイメージする方が多いかもしれませんが、カスミサンショウウオは親になっても13cmほどにしかなりません。普段は山で生活していて、早春になると水たまり(ため池、田んぼの水路など)に、卵を産みにやってきます。

見つけたカスミサンショウウオは、お腹が大きく、アゴの下が白くなっていなかったので、雌だと思います(雄は産卵期にアゴの下が白くなります)。両生類は、雄が先に産卵場所にやってきて、後から雌がやってくる習性があるので、もうすぐ産卵!っといったところですね☆

P3240075cuts.jpgkasumi2.jpg

しかし、なぜ、まだまだ寒いこの時期に卵を産みにやってくるのでしょうか?春の訪れが待ちきれなくなったから!?(笑)。いいえ、それはまだ寒くて敵が少ないこの時に、タイミングを合わせているのだろう、と考えられています。カスミサンショウウオの子どもはとても弱くて、色々な敵に食べられてしまうのです。自分の子どもたちが少しでも生き残れるように、親も必死なのかもしれませんね。

また、卵が見つかったら、ひとはくニュースに書かせてもらいます。

p.s. 一般的にはあまり知られていませんが、日本では小型のサンショウウオが、実は20種類ほど生息しています。日本は、サンショウウオの多様性が高い、世界でも有数の国なのです。

(自然・環境マネジメント研究部 田口勇輝)

先月からはじまったメンテナンス休館も今日で終わり。
今日は朝一番に博物館スタッフ全員で避難訓練・消火訓練をしました。

P1070843.JPG
消防署の方から説明を真剣に聞いています

P1070854.JPG
「火事だ〜」。消火器の使い方を実習

P1070857.JPG
「消えた〜」。拍手


来週は、館全体をあげた大きなイベントが目白押しです!

2月11日(水・祝) 「第4回共生のひろば」
自然やまちづくりに関すること、なんでも発表会
みんなの活動成果が大集合!

2月15日(日)   「ひとはくサイエンスショー」
ふしぎな理科の世界にようこそ!
学校の理科の先生や企業の方、人と自然の会や博物館のスタッフが趣向を凝らして出展します。


また、メンテナンス休館を終えた館内は一部展示がかわっていますよ。
どんなふうにかわっているかは、ひとはくにきてさがしてみてください!

(企画調整室 遠藤菜緒子)

Copyright © 1992-2021, Museum of Nature and Human Activities, Hyogo, All Right Reserved.