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みなさんこんにちは!春一番の嵐が通り過ぎ、春の気配を感じる季節になりましたね。
今回のブログでは2月11日、14日のイベント、フロアスタッフとあそぼう「地球の歴史・
ぐるぐるモビールづくり」をご紹介します。
スタッフのイベントはひとはくの展示(ちょっと難しめ?!)をお客様、なかでも子ども達
と楽しむことを大事な目標にしています。まず、展示について研究員からお話をお聞き
したり、本で調べたりして、その面白さを見つけだします。今回は46億年の地球の歴
史の長さと私たち人間が誕生してからの時の長さのちがいという面白さをみんなで楽
しむために企画しました。46億年を長さになおしたぐるぐるうずまきに色をぬり、ハサミ
で切ってひもでつるすモビールを作りました。ぐるぐる切るのがみんな難しかったみた
いですが、ステキなモビールが完成しました!

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でももう少しかたい紙のほうが良かったかな?
みなさんも展示を見て面白い発見や?(ハテナ)なことがありましたら、スタッフに教え
てください!
また2月15日は『ひとはくサイエンスショー』が開催され、たくさんの方が来てくださいま
した。
スタッフもはじめて!ブースで登場!参加してくださったみなさんありがとうございます。
「ペットボトルで作るカラフルビーズ」ではペットボトルを細かく切りトースターで焼いて作
ったビーズでステキなアクセサリーを作りました。

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スーパーボールみたいに弾む「スライムをつくろう!」も大人気!

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「あそぼう!水のじっけん」では水のおもしろい性質をご紹介。水そうにためた水にコシ
ョウを振って、石鹸のかけらで浮いているコショウを追いかけたら・・・ぜひ実験してくだ
さいね!(作り方などわからないことはスタッフにきいてください。)

3月は春らしいイベントを準備してお待ちしています。ひとはくで一緒に春を楽しみまし
ょう!イベントの詳しい内容は「うきうきカレンダー3月号」でチェックしてくださいね!

高瀬優子(フロントスタッフ リーダー)

1月24日(土)に14名で産声を上げ発足会を行いました。そのあと,観察会を実施
しましたが,鳥をほとんど知らない人も多く,あの鳥何の鳥?スズメ?とワイワイガヤ
ガや観察会を行っている途中,有馬富士公園内である人の足元から鳥が飛び立ち,
びっくりして『アット鳥』と一言,それがアトリでした。そんな感じで楽しい一日を過ごし
ました。

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2月12日(木)に2回目の観察会を深田公園周辺等で実施しました。この日は温かい
天気に恵まれ,まだ2月10日過ぎというのに蛙も蛇も冬眠から目覚め,深田公園周辺
で写真のような出来事がありました。野鳥観察中に足元にいたヘビにかわせみの会の
女性たちはキャー!2月にヘビはいませんものね。写真ではわかりませんが,このヘビ
は攻撃的でした。尻尾を震わせ,鎌首で攻撃してくるさまはガラガラヘビのようでした。
ひとはくの田口先生に聞いたところ、シマヘビの黒くなったもので、カラスヘビだそうです。

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しかし,アオサギにくわえられたウシガエルは本当にかわいそうでした。せっかく冬眠か
ら目覚め,外の世界を見ようとしていたときの出来事なので哀れを誘います。
 
深田公園と下深田の田んぼで野鳥観察を行い,30種の野鳥が観察できました。東京都
内のオアシスといわれる明治神宮でも年間約50種とBSNHKで放送していたので、すば
らしい野鳥の数と思います。観察会が終わったらナント2時前でした。
鳥合わせをみんなで行い,急いで昼食をとり,そのあと,希望者で有馬富士公園福島大池
に向けて出発。狙いはもちろんヒメハジロです。まだ池にいるかどうかわからないけど、とに
かく出発。公園のロビーにもヒメハジロ飛来を大きく宣伝してあり,池にいることを確信しまし
た。
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目を皿のようにして池の中を探します。いたっ!と誰かの大声。みんなでその方向を双眼鏡
で追います。
いた!いた!

すぐに潜水をし姿を隠すが、すぐに浮き上がってくる。黒い頭の目の横の白いマークがとって
も目立つ。体は小さいがチャーミングでとてもかわいい。距離があるのでカメラで写せないの
で何度も何度も目に焼き付けた。

野鳥観察はとてもすばらしい!ヒメハジロよく来てくれた!「かわせみの会」のみんなもます
ます鳥が好きになっていくと確信した一日でした。

(人と自然の会 かわせみの会  能勢公紀)   

現在,兵庫県庁では「生物多様性ひょうご戦略(仮称)(案)」について
パブリックコメントを募集しています。

パブリックコメント(通称「パブコメ」)はあらゆる立場の方から
広く意見を求めるものです。

2008年は,生物多様性基本法の制定,神戸でのG8環境大臣会合,
洞爺湖サミットとか、生物多様性に関わる動きが目立つようになってきました。
都道府県レベルでも千葉,埼玉,長崎が生物多様性戦略をつくっています。

兵庫県でも約半年という短い準備期間ですが,このほど案としてようやくまとまりました.

特徴としては,
 生物多様性の保全や持続可能な活用をすすめるための環境づくりに力点のおいていること
 行動計画に数値目標を盛り込んでいること
 これまでの兵庫県の生物多様性に関する取り組みを総括し課題を抽出していること
 兵庫県の生物多様性の概要についても記述して、
  読み手の生物多様性の理解を深められるような内容を含んでいること
などが挙げられます.


パブリックコメントの詳しい内容については下記のHPをご覧ください.

「生物多様性ひょうご戦略(仮称)(案)(兵庫県環境審議会中間報告)」について
http://www.kankyo.pref.hyogo.jp/JPN/apr/boshu/seibututayouseihyogosenryaku/pub-index.html

ご意見の受付期間は 平成21年2月3日(火)から平成21年2月23日(月)まで(必着) となっており、時間がありませんが、上記リンク先をご参照のうえ、是非ご応募下さい。

 関心のある方は、この土日はまとめて読んでみるよいチャンスです。普段の生活や仕事の中でも感じることはさまざまでしょう。「パブコメ」はそれを行政につなげる機会のひとつです。
 みなさまの多数のご意見を応募くださりますよう,よろしくお願いいたします。

(生涯学習推進室 鈴木 武)

第1回関西・中国地区のチョウ類の保全を考える集い

チョウ(蝶)の保全についての集会のご案内です。会員外の方もどうぞご参加ください。
ギフチョウ、ヒメヒカゲ、ウスイロヒョウモンモドキ、ウラジロミドリシジミなどの現状とその保全活動についての報告があります。

【主催】日本チョウ類保全協会・兵庫県立人と自然の博物館共催

【日時】2009年3月1日(日)13:00〜17:30 17:30〜懇親会

【会場】兵庫県立人と自然の博物館 4階大セミナー室
 ・電車ご利用の場合:神戸電鉄「フラワータウン駅」下車すぐ
 ・車ご利用の場合:中国自動車道「神戸三田IC」より5分

【内容】
 12:30〜 受付開始
 13:00〜13:10 代表理事あいさつ 藤井 恒 氏
 13:10〜13:50 講演会 「シカの影響による環境変化」 近藤伸一 氏
 13:50〜14:10 チョウ類保全関連の法制度 鎌田邦彦 氏
 14:10〜15:30 チョウ類保全活動報告 立岩幸雄 氏
   兵庫県のヒメヒカゲ
   京都府のウラジロミドリシジミ 乙訓の自然を守る会
   兵庫県のウスイロヒョウモンモドキ ウスイロヒョウモンモドキを守る会ほか
 15:30〜15:50 休憩
 15:50〜17:30 関西・中国地区の今後のチョウ類保全を考える
   日本チョウ類保全協会の活動内容
   関西地区におけるチョウ類の状況と保全
   大阪南部のギフチョウ保全を考える 天満和久氏

 17:30〜 懇親会(博物館内にて3000円を予定)

【参加費】無料。ただし、観覧料が必要です(大人200円)。

【申し込み】当日の参加も可能ですが、準備の都合上、参加をご希望の方は2月26日(木)までに、電子メールでbutterfly-conservation(アット)japan-inter.netへお申し込みください。
 終了後、懇親会を予定しており、会費は3000円の予定です。懇親会の参加についても合わせてご連絡をお願いします。

【問合せ】特定非営利活動法人 日本チョウ類保全協会 事務局
140-0014 東京都品川区大井1-36-1 曽根プラザ301号
TEL 080-5127-1696(中村さん)
E-mail:butterfly-conservation(アット)@japan-inter.net

ホームページはこちら

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↑ ウスイロヒョウモンモドキ。幼虫はオミナエシを食べます。中国山地の草原だけに生息している絶滅危惧種です。

(八木 剛@自然・環境評価研究部)

「恐竜の遠足」

2009年2月20日

2月14日(日)に、ひとはく連携グループのNPO法人「さんぴぃす」と「恐竜の遠足」に行きました。「さんぴぃす」は、芦屋で活動するグループで、ひとはく研究員とセミナーを一緒にやってくれています。この日は、小学生を中心に21人が遠足に参加。朝9時に芦屋を出発した一行は、マイクロバスにゆられてひとはくへとやってきました。

ひとはくに着くと、さっそく春名先生に化石レプリカ作りセミナーをしていただきました。大人気のこのセミナー。“本物”の化石から型をとり、そこに石こうを流し込んでレプリカをつくります。博物館で展示しているレプリカとほとんど同じ方法です。できあがったレプリカは、お土産に持ち帰りました。


みんな真剣にレプリカ作り。「う〜ん。なかなか上手にできた。」


レプリカの石こうが固まるまでの間に、ひとはく本館3階恐竜の展示コーナーと恐竜ラボとを見学しました。恐竜の展示コーナーは、この度ちょっと新しくなっています。恐竜化石があらわれた現場を再現した「産状レプリカ」を前に丹波の恐竜の大きさを体感!研究員の先山先生が直々に展示の説明をしてくださいました。


丹波の恐竜はこんなに大きい!首から上は、まだほとんど見つかっていないので描かれていません。


お昼ごはんを食べたあと再びバスに乗りこみ遠足の再開です。ひとはくからは、先山先生、三橋先生、遠藤が同行しました。まずは、ひとはくのすぐそば三田炭獣が発見された場所を見学しました。先山先生がさしている地層のくぼんだ部分は、はるか昔のほ乳類の足跡なんだそうです。地層の形だけでそんなこともわかるのですね。


このあたりがくぼんでいます。「へえ〜」

次は、高速道路にのって一路、丹波の恐竜化石発掘現場へ向かいました。
発掘現場は、丹波市の篠山川川岸にあります。すぐそばから発掘の様子が見れます。スタッフの方々が、ドリルで岩を削ったり、小さな石を根気よく割ったりしていました。遠足に参加していた子供たちもじっとしていられません。道ばたに落ちている石を拾って、割りはじめました。「先山先生、これ化石?」。結局、化石は発見できず。残念。


はるか昔、ここに恐竜がすんでいたのです。


丹波市山南住民センターの中にある化石クリーニング工房も訪れました。(丹波竜化石工房 http://www.tambaryu.com/studio.html)



発掘現場を見たあとだと、見方もまた変わります。

最後は、篠山市にある「お菓子の里 丹波」でお土産を見て、帰路につきました。
一緒に遠足に行った子供たちは、ほんとうに元気いっぱい。走り回っていました。1日ずっと恐竜化石の日。くたびれたけど、ぜいたくな経験でした。楽しかったね。

(自然・環境マネジメント研究部 遠藤菜緒子)

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