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但馬海岸でユウスゲが咲きはじめています。

yusuge umi.jpg

ユウスゲは、山地の草原や海岸の斜面には えるユリ科の多年草で、花茎の高さは1.5 mにもなる背の高い植物です。

夏になると、淡黄色でやや芳香のある花をつけます。

 

yusuge up.jpg

花は夕方に開き、翌日の午前中に閉じるため、ユウスゲ(夕菅)の名がありますが、美しいレモンイエローの花の色から、キスゲ(黄菅)とも呼ばれます。

但馬の海岸沿いには大きな群生地があり、香美町香住の岡見公園や、今子浦の大引きの鼻が有名です。

yusuge gunsei.jpg

 

先日行った時には3時ではまだ早いですが、4時頃には開きはじめていました。

今の時期は日暮れが遅いので、6時ぐらいまでは写真も撮れそうです。ただ海岸なので、しばしば強い風が吹くことがあり、撮影に苦労するかもしれません。

 

okamikouen_zansho.jpg

残照に輝く日本海を眺めながら、ユウスゲ群生に包まれてみると、心が洗われる気がします。

 

            (自然環境評価研究部 高橋 晃)

ひまわり

2009年7月17日

 関東甲信越地方ではすでに梅雨明けがいわれていますが、近畿地方はもうしばらく梅雨がつづきそうです。ちなみに、「梅雨明けは、西から順に東へ」と思っていたのですが、どうやら単純ではなさそうです。

 梅雨が明ければ本格的な夏到来!夏といえば ひまわり

ひまわりの黄色を強調しました 道端のひまわり 
 通勤途中、両側の花壇にひまわりがたくさんありました。といっても、背丈ほどもある大きな品種ではなく、膝から腰高ほどのかわいらしいひまわりたちです。毎朝、ここを通過する時、両側から出迎えてくれます。 この日は、道端に車を停めて、パシャ!!(遅刻しないか心配でしたが)

 ひまわりの原産は、北アメリカ中・西部だそうで、コロンブスのアメリカ大陸発見後、ヨーロッパに広まり、中国を経由して江戸時代(寛文6年、1666年ごろ)日本に渡来したといわれています。
 また漢字では「向日葵」と表記しますが、「日廻り」にちなんでいるとされています。本当に太陽の方を追いかけているかどうかは、身近なひまわりでご確認ください。

情報管理課 八尾 

平成21年7月20日(月・祝)から展示が始まる「世界の鳴く虫 昆虫展」in 有馬温泉 瑞宝園の展示準備開始です〜。

 

P1000337.JPG

 

まずは、博物館の中から昆虫標本棚、ドイツ箱とパネルを運び出します。

重い棚を持ち上げているのは、平松生涯学習課長、西岡指導主事そして沢田研究員です。

これらを、車にのせます。

 

博物館を出発して車で走ること40分。有馬温泉瑞宝園に到着。

到着したら、早速瑞宝園のスタッフが搬入のお手伝いをしてくれました。  

 

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1階ロビーで展示開始です。

昆虫標本棚にドイツ箱を各面2箱、4面にセットしていきます。

後ろのボードには大谷研究員の解説パネルや鳴く虫クイズのパネルを展示していきます。 

 

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   ロビーはこんな感じです    左から都志支配人・徳田副支配人・平松生涯学習課長 

 

 

瑞宝園のスタッフのおかげで手際よく、30分ほどで展示完了。

このあと、特製のソーダをいただきました。

仕事の後の炭酸ジュースは美味しい♪

 

 

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     瑞宝園のロビー          瑞宝園外観

 

 

展示期間は、平成21年7月20日(月・祝)〜8月31日(月)

展示場所: 有馬温泉 瑞宝園 1階ロビー

 

是非、見に来てね〜。

 

なんと、「ぎっちょん君有馬に参上!」セミナーもやっちゃいます。

ひとはくの大谷研究員と謎の講談師が出演します。

※セミナーだけでも、ご参加OK!(要電話予約)

8月 1日(土)20:30〜21:10「鳴く虫講談と聞きわけ」

8月22日(土)20:30〜21:10「鳴く虫講談とお絵かき」

 

詳しくは、瑞宝園まで 078−903−3800

http://homepage3.nifty.com/zuihouen/

 

 

小林美樹でした(生涯学習課)

6月末に、西脇市芳田小学校3年生20人と一緒に自然環境体験学習を行いました。
この小学校は、学校の近くの里山でいろんな活動をしているそうです。


テーマは、植物観察の方法「ドングリがなる木の葉っぱを観察しよう!」です。

はじめに「里山」で見られる木のはなしをして、「葉っぱ」に関する資料などを配りました。

houta3nen.jpg     houta3nen (1).jpg

◆研究員から「里山の木」の話し      ◆配布した資料など
                          
(葉っぱのコピー、ビニール袋など)


houta3nen (2).jpg

◆配布資料などに自分の名前を書いています

(だれかな〜、ビニール袋であそんでいるのは。)

 

配布された資料とビニール袋をもって、いざ 外へ!

houta3nen (3).jpg    houta3nen (4).jpg    
◆高い木の葉っぱは、落ち葉を探したりします    ◆ドングリが落ちていました(去年の?)
 

houta3nen (5).jpg   houta3nen (6).jpg   
◆葉っぱを選んで・・・                    ◆それぞれ葉っぱを採取

  
葉っぱを採取して、ギザギザや葉脈(ようみゃく)などを観察します。

セミナー室に もどってからは・・・

採ってきた「葉っぱ」と「葉っぱのコピー」と、どれがどれか合わせてみます。

深田公園に植えられているクヌギの「葉っぱ」や「若い果実」、「今年の花のあと」や、その他のドングリがなる木 の「葉っぱのギザギザの先」、「葉っぱのうらとおもて」などを拡大装置でスクリーンに拡大して、みんなで観察しました。

また、ドングリがなる木は、種類によってはドングリが熟すのに約2年かかる(花の咲いた次の年の秋に熟す)ものがあることを説明しました。

houta3nen (7).jpg

◆観察したことなどを一生懸命、ノートに書いています

(「アベマキの葉っぱのうらに毛がたくさん」、「アラカシのギザギザいたい」、「コナラの葉」、「クヌギのドングリ」・・・、中には絵をたくさん描いてくれている子もいました。)

 

みんな、学校の近くの里山で、ドングリがなる木をさがしてね。

 

(自然・環境再生研究部 小舘 誓治)

 

梅雨明け間近。蒸し暑い毎日が続いています。

さて、ふと深田公園を見下ろすと、3羽のハシボソガラスが噴水プールにやってきました。1羽だけ大きかったので、親子かもしれません。そして何度もためらいつつプールにどぼんと入りました。

カラスの行水

別に珍しくない光景です。黒い色は光を吸収するので、カラスはさぞかし暑いだろうといつも思います。
でも太陽に暖められた噴水プールの水は、涼をとるというよりはむしろ熱いのではないでしょうか。
試しに水温を計ってみました。36.5℃。熱いというほどではありませんでしたが、外気温は32.5度。外のほうがやや涼しいようです。

そこで遅ればせながら、ようやっと気付きました。このカラスたちは、気化熱を利用しているのでした。
気化熱は、水が気体になるときににうばわれる熱のことです。つまりぬれた羽がかわくときに、表面の熱が少し下がります。ちなみに手元の乾湿計の湿度計は、27.5度でした。改めてずいぶ違うことに驚きました。

『カラスの行水』 カラスたちは、ちょっと水に入っただけでさっさとどこかへ行ってしまいました。

(自然・環境マネジメント研究部 遠藤菜緒子)

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