サイトマップ |
文字サイズの変更

ご利用案内

交通アクセス

利用案内(観覧料金)

団体でのご利用

バリアフリー情報

ひとはくの展示

セミナー情報


ひとはく活用術

移動博物館車 ゆめはく

ひとはくセミナー倶楽部

ひとはく新聞ハーモニー

恐竜化石

ひとはくKids

行政や企業の方へ「シンクタンク事業」

学校関係者の方へ「学校教育支援」


 自然・環境評価研究部の先山 徹です。7月20日〜25日に兵庫県立大学主催のアカデミック・ツーリズム・プログラム「2009年 皆既日食クルーズ」に講師として参加しました。

 ひとはくからは私と自然・環境マネジメント研究部の大谷 剛さんが参加し、すばらしい皆既日食を体験することができました。

DSC06448.JPG  くもり空の中「ふじ丸」という豪華客船で出発。天候が心配です。

船の中では公開講座やいろいろなイベントがあり、私と大谷さんは小笠原の自然について話をしました。

 

 

 

 

 

 

DSC06500.JPG

 

7月22日、いよいよ日食当日の朝、観測地の北硫黄島近海に到着すると、20日から続いた曇り空がうそのような青空が広がっていました。

北硫黄島は、いかにも火山島という風貌の無人島です。飛んでいるのはカツオドリです。

波の静かな海面には雲が映るんですね。



 

DSC06511.JPG

 

 

 

参加者は500人以上。午前8時半に全員集合し、グループごとに決められた場所に向かいます。

 

    

 

DSC06517.JPG 

 

 

甲板へ上がると、それぞれシートを敷いて場所を確保し、それぞれ工夫を凝らした装備で撮影に備えています。それに引き換え、私はポケットサイズのデジカメひとつ。この時点で皆既日食の写真はあきらめました。

 

 

 

 

いよいよ日食の始まりです。まずは部分日食の観察です。

DSC06532.JPG

 

 

 

10時5分撮影。太陽の右端が欠け始めているのがわかりますか。

 

 



  

DSC06552.JPGのサムネール画像 

 

 

 10時18分撮影

 

 

 

 

 

DSC06566.JPG 

10時43分撮影 だいぶ欠けてきました

ピントを合わせるのが難しいです

 

 

 

 

 

 

 

DSC06604.JPG

 

 

 

 

 

 

11時22分撮影。世紀の一瞬まであと少しです。

 

木漏れ日で観察するのと同じように、発泡スチロールのボードに穴をあけ、白紙の上に部分日食を映してみました。

  DSC06567.JPG

 

 

 

 

 

 太陽の形が全部同じです

  DSC06600.JPG 

 

 

 

 

 

 

 

DSC06586.JPG

 

 

 

 

 

これは何の影でしょうか?

 

 

DSC06588.JPG 

 

 

 

 

クラッカーでした。

  

 

DSC06609.JPG

 

 

 

そうこうしているうちに、あたりが急激に暗くなります。そして、この直後、太陽は一瞬ダイアモンドリングの光を残して月の影に隠れてしまいます。

 

 

  DSC06611.JPG 

    黒い太陽です。皆既日食は6分あまり続きましたが、皆ほとんど無言で、ただ黒い太陽を眺めていました。

私のカメラでは、この程度の写真が限度でした。

 ダイアモンドリングと皆既日食のきれいな写真は、撮影の上手なスタッフから分けていただくことにしました。


 

 

DSC06619.JPG

 

 

  

 

皆既日食の最中は、周囲に360度夕焼けのような景色が広がり、頭の上だけが暗いという、不思議な光景でした。 

 

 

DSC06643.JPG

 

 

 

その晩は、さっそくそれぞれの発表会が開かれ、自慢の写真が披露されました。見事な写真が映されるたび、会場はどよめきやため息に包まれ、改めて昼間の感動を思い起こしました。

翌日の23日には父島に上陸し、大谷さんは昆虫、私は岩石について案内しました。そちらも天気が良く、大満足の一日でしたので、また改めてご報告いたします。

 

今回のクルーズは、およそ6分間の皆既日食を見るために、6日間の船旅をおこない、そのための準備に6年間を費やしたそうです。実施に当たっては、西はりま天文台公園の黒田園長をはじめ、スタッフのみなさんの尽力は並大抵のものではなかったと思います。黒田先生、県立大やボランティアで参加されたスタッフの皆さん、さらに様々なイベントをしていただいた皆さんには、この場でお礼申し上げます。本当にありがとうございました。

(自然・環境評価研究部 地域環境地質研究グループ  先山 徹)

 

みなさん、クローバーを見つけたことが一度はあるはず。

さて、そのクローバーの葉っぱは何枚でしたか?

幸せの4つ葉のクローバーでしたか?

今日は、クローバーの葉が1〜7枚まで全て見つけてしまった、名人が読売テレビの撮影クルーを引き連れ、植物のプロ高野温子主任研究員を訪ねてきました。

って、クローバーって葉っぱが7枚もあるの???

高野主任研究員によると、2009年5月には、56枚も葉っぱがあるクローバーが見つかったとか。っう、見てみたい。

s-P15.jpg    

名人は、西脇市からやって来てくれたさやちゃん(写真:左から高野主任研究員・さやちゃん・虎谷温子キャスター)。なんと小学校4年生。さえちゃんは昨年5月ぐらいに1枚から7枚葉のクローバーを、自宅の周辺の複数の集団を回って集めたそうです。将来は高野主任研究員のような研究者になるのかな?

虎谷温子キャスターとクローバーについて、より詳しく高野主任研究員から話を聞きました。

1枚葉から7枚葉のクローバーまで集めた小学生の話は聞いたことありません!すごいですね。私もまだ5枚葉のクローバーまでしか見つけたことがないです。」と高野主任研究員。4つ葉が見つかりやすい集団と、3つ葉しかでない集団があるそうです。

 

s-P18.jpgのサムネール画像

この様子は、8月11日(火)午後4:48〜読売テレビ「ten!」で午後5時15分から放映される予定です。(番組内容が変更になったら、ごめんないさい。)

ひとはくには、いろんな専門家がいます。自然について「?」があれば、ひとはくの先生に聞いてみよう〜。

小林美樹(生涯学習課)

 

第11回ボルネオジャングル体験スクール
現地レポート(あと何回できるか?!)

平成21年7月28日(火)午前9:00に関西国際空港に集合した一行は、出発式をすませ見送りに訪れた多くの家族のもとを離れ、
大きな期待と不安とを胸にマレーシア航空051便に搭乗しました。

曇り空の関西国際空港を飛び立った飛行機は、一路南へ、ボルネオ島目指しました。沖縄の上空に差し掛かった辺りで空は快晴に変わり、美しいサンゴ礁の島々を眼下に眺めることができました。
DSC00053.JPG

DSC00057.JPG

 

DSC00061.JPG

 

 

DSC00063.JPG

 

DSC00064.JPG

 

DSC_1048.JPG

 

DSC_1053.JPG

途中気流の乱れから、機体がかなり揺れる場面もありましたが、約5時間後無事にコタキナバル空港に到着しました。

コタキナバルの近代的な空港から、バスで15分ほどのハイアット・リージェンシー・ホテルが今日の宿舎です。
ホテルの立派な会議室お借りして、事前学習会で準備してきた班毎の発表を、コンテスト形式で開催しました。
空手の演武あり、流暢な英語のプレゼンテーション、桃太郎の寸劇ありと、バラエティーに富んだ発表会ばかりで、審査も難航しましたが、
第3班の「日本の食事」が優秀賞に選ばれました。

夕食はホテルの中華レストランで、おなかいっぱいいただきました。
スクール初日で、まだまだ元気いっぱいですが、明日からはいよいよラハダトゥへ移動し、
ダナンバレーでの本格的なジャングル体験の始まりです。

2009年7月28日現在、全員元気に旅を続けております。
マレーシア コタキナバル より(写真のデータが読み込めないアクシデントに見舞われ、多くお見せできないのが残念です・・・・)

 明日以降の通信環境によっては、しばらく途切れるかも知れませんが、とにかくがんばってみます

                            西岡・八尾

今年の夏休みに博物館でセミナーはいかがですか?
ひとはくでは、8月10日(月)から3日間と8月18日(火)から3日間の計6日間、夏季教職員セミナーを実施します。

すでに定員を超えて募集を締め切ったセミナーもありますが、
まだ定員に達していないセミナーは、まだ受け付けています。


その中から、いくつか紹介しましょう。

DSC_2922.JPG

この写真、どこかわかりますか?
淡路島の南端、阿万海岸です。
G03「地層の見方・調べ方in淡路」では、地層や化石について講義を受けた後、実際に地層を見学します。2学期以降の授業に即、活用できるはずです。


P1090473.JPG

子どもの頃の思い出に昆虫採集はありませんか?
でも、昆虫を捕まえたけど、いつの間にか死んでしまった・・・
という方も多いのでは?(私もその一人です)

G07「昆虫標本をつくってみませんか?」では、研究員の技を伝授します。プロ級の昆虫標本をつくって、2学期に子どもたちを驚かせてみませんか?

そのほか各セミナーの紹介は、「ひとはく手帖2009」または
ひとはくホームページ>セミナー>2009年度のセミナー>分野別にみる> で「教職員セミナー」をご覧ください。

http://hitohaku.jp/education/09bunya/index.html


詳しくは生涯学習課まで直接電話でお問い合わせください。
TEL079−559−2002(直通)
 

(生涯学習課長 平松紳一)

今朝、関西国際空港にボルネオジャングル体験スクールに参加する
第11期生28人がそろいました。
今年は新型インフルエンザなどの影響もあって、実施が危ぶまれましたが、
全員元気な顔で保護者の方々と一緒に集合することができました。
出発式のあと見送りの方々に明るく手を振りながら、搭乗口に向かいました。


1班

▲1班 石田研究員とスクール生

上田

▲2班 上田研究員とスクール生

yao.JPG

▲3班 八尾指導主事とスクール生

nishioka.JPG

▲4班 西岡指導主事とスクール生

8月4日の早朝、日本に帰ってくるまで、緊張と興奮のなかを毎日過ごすことでしょう。

今年はマレーシアとの通信環境も整備されてきたので、このブログで現地からのレポートができます。お楽しみに!!

(生涯学習課長 平松紳一)

Copyright © 1992-2021, Museum of Nature and Human Activities, Hyogo, All Right Reserved.