ようこそのお運び厚く御礼申し上げます。謎の講談師、河南堂珍元斎でございます。さて、「ぎっちょん君。松江に参上!」の一席でございます。
時は、7月29日。松江市の行う「子ども塾 スーパーヘルンさん講座」に特別講師として、大谷剛研究員と珍元斎が招かれたのでございます!五感を鍛える・・・特に今回は音がテーマ!天気はくもり、でございますが、さすが、神々の国の首都、宍道湖は神々しい美しさでございます!
松江市役所で父母と別れた総勢17名の子どもたちをのせたバスは一路、宍道湖畔をひた走ったのでございます。天気がちょっと心配でございます。
ちょっと早めに目的地の一畑にある研修施設サンレイクに到着。
松江市の担当さんから、いきなり「早く着いたので、何かお願いします!」という依頼を受けた珍元斎は、連携Gきんひばりからあずかったキリギリスたちをば、ドアを閉め、室内に放ち、まずは、キリギリスをさわる!ことから始めました。
そして、小雨のなかの虫さがしでございます!エンマコオロギやバッタの赤ちゃんを見つけ、なんと立派な角のカブトムシまで発見。
なんとか時間はうまく流れ、そして、一
行が向かったのは、 一畑薬師でございます。お坊さんのお話と指導のもと、座禅体験をしました。標高200Mある寺は静寂に包まれています。そんな中。雨や風の音、ヒグラシや鐘の音など、この寺の音につつまれながらの座禅、子どもたちはしっかりと座禅が組め、お見事!拍手喝さいでございます。
そして、再びサンレイクへ戻ります。塾長、小泉凡さんも合流!
まずは講談「虫売り」から。応援部隊の河南堂四十一斎と写楽斎とともに、ヘルンさん(小泉八雲のこと)が好きだった虫売りが登場したのでございます。
ぎーす、どうどすー・・・・松虫どうどすー・・・鈴虫どうどす・・・・と売り声をあげる河南堂一座。
そして、ヘルンさんと喜六の掛け合いで、虫売りの歴史を語ります。
口上をのべる写楽斎。
仕事をさがす喜六を四十一斎。ヘルン先生は写楽斎。
寸劇を交えながら、子どもたちの五感に訴えます!
講談体験ワークショップ。まずは凡塾長に、早口言葉で活舌をよくするネタ「ういろう売り」をやっていただきました。
そして、得意のセミの鳴きまねも披露。ツクツクボウシ、アブラゼミ・・・みんなわかったかな?
そして、子どもたちにも「ういろう売り」のほか、リズムをつけるネタ「宇治川一番渡り」をば。
お手本?を見せる河南堂写楽斎・・・・
恥ずかしがってましたが、女の子もチャレンジ!
虫
売り体験は、参加者殺到で盛り上がり、鳴く虫を愛したヘルンさんの生きた明治時代にタイムスリ
ップしての講談ワークショップと相成りました!
つづく・・・・・