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 三階入り口の入ってすぐのところ,「ナチュラリストの幻郷」にトピック展のブースがあります.ここで10月末までの予定で畑中コレクションを展示しています.標本箱がぎっしり並んでおり,覗き込んでも小さな虫がたくさん並んでいるだけの,いわば地味な展示ですので,ちょっと蘊蓄と宣伝をば.

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 畑中煕(はたなか ひろし)氏は,古くは「兵庫昆虫同好会」の設立メンバーとして兵庫県の昆虫相解明に貢献され,現在も「こどもと虫の会」等で活躍しておられます.展示している標本は2005年に当館に寄贈してくださった,ゾウムシ等の甲虫の標本です.インロー箱7箱に560点(800個体あまり)が収納されています.多くは1960〜70年代にご自身で採集または交換等で入手されたもので,畑中氏以外の採集者として辻啓介氏の採集品が多く含まれています.採集地としては兵庫県の他に勤務地や遠征先の山口県,北海道等のもの多く含まれています.
 ご自身が「きべりはむし」誌上などに兵庫県産ゾウムシを記録されており,その証拠標本が多数含まれているのが畑中コレクションの特筆すべき特徴です.

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 特にオオマダラヒゲナガゾウムシ(写真)はこれまでに県内から知られる唯一の採集例です.他にも稀な種の標本が多数含まれています.また,当時は未同定であった標本の中には,その後記載された種や,現在の目で見ると兵庫県未記録と見なされるものも含まれています.
 しかし,稀種の標本だけが貴重というわけではありません.これらの標本は当時の図鑑などに基づいて同定され,記録されたわけですが,以後の分類体系の更新などによって,再検討,再同定が必要となる場合があり得ます.したがって,その証拠標本は記録自体の検証可能性を保証するものとして重要な意味を持っているのです.

 現在は受け入れ時の配置に近い状態で元のインロー箱で展示していますが,今後,他のコレクションと同様に個体別に登録,再整理を行ってジェネラルコレクションに統合しますので,コレクションを一覧することはできなくなります.

 なおこの展示の準備には2009年度博物館実習生,大橋佳奈,細見安里,村上達郎,山本遥の協力があったことを付記します.

昆虫共生・沢田佳久

企画展「ぎっちょん君参上!」展も終わり、撤収でございます。ひとはくの企画展示室は、ぎっちょん君からコウノトリへのバトンタッチ!でございます。

IMG_9308.JPGその模様をレポートします。

 

31日夜。きんひばりの応援を受け、さあ、おかたづけです。

 

展示を作るのも撤去するのもどちらも大変です。

展示準備は希望に満ちて楽しいですが、撤収はほっとしますが、ちとさびしい・・・。 IMG_9313.JPG

 

パネルをはずして、展示ケースや虫売り屋台を運んで、きんひばりのみなさんのおかげで、なんとか完了しました。

IMG_9300.JPG生きた鳴く虫たちもなんとか生き延び、元の飼い主三木さんたちのもとにもどりました。3匹ほどの死者?ですみ、生き延びれたのは、ひとはく総務課の「ぎっちょん君餌えさやり隊」のみなさんのおかげ。ジージー、ギチョン、ルルルルーと別れを惜しみながら?帰っていきました。

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虫売り屋台と八雲パネルは、大型屋台は、伊丹のかきもり文庫にしばらくお貸しします。9月4日からの「鳴く虫と郷町」で岡田家住宅の蔵に2週間ほど展示されます。珍元斎も5日の12時と13時半に出演予定です。

IMG_9228.JPGもうひとつの小型虫売り屋台は、滋賀県の多賀町にある多賀の自然と文化の館へ珍元斎の講談CDとともに貸し出すことになり4日に出発します。

IMG_9317.JPGさて、超巨大キリギリスぎっちょん君はというと、先日のブログでも紹介しましたが、巨大なアリにバラバラにされ、アリの巣へ・・・・。アリとキリギリスのお話はかくも無残な展開になるとは・・・・

 

 

 

 

 

IMG_9318.JPGてなことはございません!いったんばらしてみんなで運びます。階段をのぼり、橋をわたり・・・

 

 

 

 

 

 

 

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頭。やはりおおきいです。

 

 

 

 

 

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胴体・・・でかい・・・

 

 

 

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足。立派です。

 

 

 

 

ひとはくアリの行列はつづきます。

 

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ちょっと変な光景にみんな楽しそうです。IMG_9329.JPG

 

 

 

 

 

 

 

そして、ようやく、フローラ88の2Fへ・・・IMG_9337.JPG

 

商品の森を怪しいアリたちはズンズン進んでいきます。

 

 

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親代わりの大谷研究員は別れを惜しみます。IMG_9347.JPG

 

 

ああ、いとしのぎっちょん君・・・てな感じです。

 

IMG_9352.JPGしかし、ぎっちょん君はなんと、ひとはくのすぐそばの商業施設フローラ88での展示が続きます。

 

 

 

ぎっちょん君も組み立てられ、修理も終わり大満足。

 

 

 

秋。これから鳴く虫の季節も本番です。ぎっちょん君はここフローラ88から、深田公園の鳴く虫たちを見守ることになりました。

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ひとはくやフローラ88にお立ち寄りの際、ぜひ、ぎっちょん君にも会いにきてくださいね。

 

 

 

 

 

川東丈純

さて、河南堂珍元斎でございます。DCF00009.JPG

時は、8月31日。おかげさまで盛況のうちに「ぎっちょん君参上!」展終了いたしました。

 

 

 

 

 

この日は、最終日スペシャル!ということで、河南堂珍元斎の「のこぎり名人 ぎっちょん君誕生!」講談を2回行いました。DCF00005.JPG

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最初は、「大騒ぎぎっちょん君」。

団体で訪れた小学生のたくさんの子どもたちに出演してもらい大騒ぎの公演でした。出演希望続出で、ハチはたくさん飛び回り、コントロール不能・・・・。

 

DCF00010.JPG女の子たちが演じた「ぎっちょん君とカマオの戦い」に男の子たちが参戦するなど、ハプニング続出の楽しいイベントとなりました。 

 

 

 

 

 

2回目は、「ゆっくりほのぼの ぎっちょん君」でございます。数組のご家族連れがお客さま。時間ありますか?と聞くと「時間あるー!」との御答。おかげで、ゆっくりのんびり語りました。DCF00017.JPG

 

 

 

 

 

 

これまた、違った雰囲気でほのぼのとした時間が流れました。DCF00027.JPG

 

のこぎり音楽体験も・・・。みんな音がなり満足そうでございました。

 最後にぎっちょん君お絵かきもして、お孫さんを連れてきておられたおじいちゃんに、珍元斎の似顔絵を描いてもらいました。

似顔絵屋もする珍元斎ですが、自分の似顔絵ははじめて・・・。

IMG_9372.JPG すごい、似ている。

素晴らしい!タダものではない・・・・。

謎の講談師もびっくりの謎のおじいちゃんでした。

 

 

 

最後は、子どもたちは珍元斎になぜかサインぜめ・・・・。「また、来るねー!」とうれしい言葉とともに、ぎっちょん君と珍元斎の熱い夏は終わったのでございます。

 

 

また、お会いできます日を楽しみに!

 

 

 

 

 

謎の講談師 河南堂珍元斎

                                                                                                         

今日行われた、もう一つの理科推進員養成講座(実践編)「やさしい化石のレプリカづくり」をご紹介します。

実習室にほぼ満員の54名の方々・・・暑かったですねえ。なにせビーカー75個にお湯を沸かしていたんですから。

化石はもちろん本物!!正真正銘のレプリカづくりです。
おゆまるから

▲「おゆまる」をお湯でやわらかくして化石に押し当てて、型を取ります

型どり1 型どり2

▲アンモナイトや三葉虫からうまく型が取れました

せっこう

▲できあがった型にせっこうを溶かして流し込みます。トントンとたたかないと泡が残るんですよね

色塗り

▲今日は色塗りもしました。白いレプリカじゃ本物らしくないですから

完成1

▲仕上がるとこんな感じです!本物らしくできたかな?

大満足1

大満足2

▲みなさん大満足ですよね(^^)今日の講座を学校でも活かしてくださいね

 

ひとはくでは、学校向けに授業で活用していただく「やさしい化石のレプリカづくり」セットの貸し出しを始めています。すでに2学期には、ご予約をいただいております。

ぜひ、学校で児童生徒に”ほんもの”からつくるレプリカを体験させてあげてください。
詳しいお問い合わせは生涯学習課(079−559−2002)まで。

(生涯学習課長 平松紳一)
 

 本日、ひとはくで「理科推進員」の方々の研修がありました。「理科推進員」とは、小学校での観察・実験の実施の支援や準備・後片付け、計画立案や教材開発の支援をされている方々です。

 2班編成で実施しましたが、ここでは、当館の開発した自然環境総合学習プログラムを活用した、「私のまちの環境マップをつくろう〜景色の温度を測る〜」の様子をお伝えします。

 

  まず最初に自然環境総合プログラムの説明を、情報管理課八尾滋樹指導主事から聞いています。

これを使えば、学校のまわりのことや兵庫県全体についても、様々な分布図を簡単に作ることができます。

 DSC_1282.JPG次に温度を測定する「放射温度計」の原理と使い方を聞いて、いざ「景色の温度」を測定に行きました。

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P1010539.JPG  博物館周辺の駐車場、深田公園、川など様々な場所で測定しました。また、測定した場所を写真に収め、分布図に添えることもできます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 データを持ち寄り、博物館周辺の環境マップを完成させました。

 

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 このソフトは以下の場所から自由にダウンロードできますので、ご活用ください。また、環境に関する学習についてもご相談ください。

http://hitohaku.jp/education/envmap/envmap_index.html

情報管理課 指導主事 八尾 滋樹 / 生涯学習課 西岡 敬三

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