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つづいては、兵庫県立美術館で開催中の「だまし絵」展と連携した「だまし絵といろんなだまし」です。昨年度からの美術館と博物館の連携がさらに発展して、ついに連携展示です。 県立美術館からの「だまし絵」ポスターをはじめ、ひとはくからは、虫や建物、なまず絵、そして狸のだましなどいろんなだましを展示しています。 DSCF0398.JPG DSCF0404.JPG

入口には昔なつかしい紙芝居自転車。中身は、「狸のだまし」ということで、淡路につたわる「芝右衛門狸」の紙芝居。

 

 

 

 

 

 

 

 

DSCF0414.JPGこの日は幼稚園の先生が子どもたちに実演中でした。参加型の展示。それも人の介在した・・・。ありがとうさんです。これぞ、演示です!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 奥にはいると、擬態する昆虫の標本。巨大で派手なナナフシやハチに化けたアブなど「生きるためにだます虫たち」と出会えます!                               DSCF0393.JPG

 

 

                  DSCF0421.JPG             

 

そして、立体めがねで見る昆虫3Dの迫力はすごい・・・。      こどもたちも「うわー!触れそう!この虫動く〜」と大はしゃぎです。

 

 

 

 

建物のトリックは「どちらが高く見えるかな」です。本当は同じ高さなのに違って見えてあら不思議・・・。

 DSCF0397.JPG

 

 

DSCF0401.JPG奥には、なんと江戸のだまし絵師 歌川国芳のかいた版本!国芳自身が書いた肖像画もあります。美術館でも見られない貴重な資料です。ほかに地震で有名ななまず絵も・・・。

 

 

 

 

         DSCF0396.JPG

 

 

 

  それから、謎の絵師珍元斎の「芝右衛門狸」の紙芝居原画もあります。百聞は一見にしかず。

 

 

 

 

 

芝右衛門狸風はく製も待っています。ぜひ、ひとはくでだましの世界にひたってみてください。         川東丈純

ひとはくサロンで2つのミニ企画展展示中です。

ひとつは、暗闇で鳴く虫の世界を体感できる「ぎっちょん君ハウス」。8月30日まで開催していました初夏の鳴く虫と巡回展「ぎっちょん君参上!」からさらにバージョンアップしました。 DSCF0409.JPG    

 

 

 

 

 

 

 

真っ暗なハウスの中にはいると音が聞こえてきます。この日の虫の演奏家は、カネタタキと謎の講談師河南堂珍元斎の2種。

カネタタキは、家の生け垣などにいる小さなコオロギの仲間で、「チンチンチン・・・」と小さな体のわりには大きな音を奏でます。                                                                                                   kanetataki.JPG  

 

 

 

 

 

 

珍元斎は虫ではありませんが、キリギリスの生態のお話「ノコギリ名人ぎっちょん君参上」を奏でます。

 

IMG_8581.JPG

ぎっちょん君のノコギリでの演奏は、作り話ですが、タンポポの花粉を食べたり、カマキリの赤ちゃんをたべたりする生態は本当です。 真っ暗なハウスの中での鳴く虫と講談mの共演。ぜひ、耳をすまして、体験してみてください。

そして、

 

 

DSCF0410.JPG入口では、ぎっちょん君になっての 記念撮影も・・・。おっと、ちょっと背が届かない・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

秋といえば、鳴く虫です!みなさまも、ぜひ、ぎっちょん君ハウスで虫の声の聞きわけに挑戦してみてください。DSCF0406.JPG

                              

川東丈純             

 

 

 

 

 

 

2009年6月〜7月にかけて、ネパールでの植物調査に行ってきました。研究者は、日本人5人、イギリス人2人、ネパール人2人、中国人1人の計10人、調査地は西ネパールの端、バジャン地域。そこでの調査の一端をご紹介します。

◆ネパール調査の大きな特徴のひとつは、各研究者(サーブ)にシェルパと呼ばれるお手伝いをしてくれる人が1人付くことです(写真左)。彼らはテントにサーブの荷物を運び、朝はテントをたたんでくれます。私たちの調査道具やお弁当、水筒まで持ってくれますし(写真中)、植物採集やサンプリングの手伝いもしてくれます。私たちでは危ない場所にもシェルパは軽々と行って、植物を採集してきてくれます(写真右)。
研究者につくシェルパ以外にコック、キッチンボーイ、標本シェルパなどがいます。

  Nepal1-1.jpgのサムネール画像        Nepal1-2.JPG            Nepal1-3.JPG

   (サーブとシェルパ)      (ランチの準備をするシェルパ)    (岩場の植物を採るシェルパ)

 

◆ポーター(荷物を運ぶ人)の存在も忘れてはいけません。ネパールでの調査は足での移動が基本です。求める植物のあるところは、車も車の通れる道もありませんから、荷物はすべて人の足で運ばれます。今回の調査で雇ったポーターは70人。私たちの荷物やキッチンの道具、テント、標本作りに最も重要な新聞も150kg以上運びました。今回、研究者、シェルパ、ポーター合わせて100人近い隊になりました(写真)。

Nepal2-1.JPGのサムネール画像                                (荷造りをする様子)

         Nepal2-2.JPG                        Nepal2-3.JPG        

      ( ドッコ(荷物籠)を運ぶポーター)       (1人30〜40kgの荷物を運ぶ)

 

◆調査の間はテント生活をします(写真左)。研究者1人に1つのテントが与えられます。このほか食   事をするダイニングテント、キッチンテント、標本テントがありますが、私にとってもっとも重要だったのはトイレテントです(写真右)。今回は、女性がいるということで、トイレテントを立ててくれましたが、男性ばかりの時はトイレテントはないのだそうです。 (つづく)

                    Nepal3-1.JPGのサムネール画像                    Nepal3-2.JPGのサムネール画像

                              

                                    山本伸子(自然・環境評価研究部)

 

このお話は続きます。お楽しみに!

すっかり秋ですね。秋にもやっぱりひと(・・)はく(・・)行こう!

ひとはくの秋は コウノトリ 一色です。

 

/12()より企画展『コウノトリのいる風景』がはじまりました。

コウノトリの素敵な写真をたくさん展示しています。

11/23(月・祝)まで

 

わたしたちスタッフのイベントもコウノトリ♪

 

  ☆毎日上映 デジタル紙芝居 コウノトリの「コウちゃんの60日間」

       みなさんはコウノトリをどのくらい知っていますか?

      ツルとの違いはわかりますか?

 

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        デジタル紙芝居「コウちゃんの60日間」

     

10月のフロアスタッフとあそぼう

 3(土)、 4(日)「コウノトリのカードづくり」

  オリジナルのカードをつくりましょう

 

0(土)、11(日)、12(月)「鳥の巣づくり」

本物そっくりなコウノトリの巣を作ってみましょう。

      

   

                     17(土)、18(日)「パタパタコウノトリ」

       ペーパークラフトで優雅に飛ぶコウノトリを作りましょう。

 

 

patapatakounotori.JPGのサムネール画像           パタパタコウノトリ

 

この秋 兵庫県の県鳥「コウノトリ」にふれてみましょう!

 

10/24(土)からは、恐竜展示特別企画『竜と獣の道』も始まります。

展示にあわせて、フロアスタッフとあそぼうスペシャルバージョンを行います。

なにがスペシャルかというと...

 

ひとはくの開館中、何時にきても体験できるスペースだよ♪

 

   10/24(土) 化石のレプリカづくり

            おゆまるを使って、レプリカをつくるよ。

 

     /25(日) ペーパークラフトで恐竜時代体験

            紙を切って丹波竜を作ってみましょう。

 

     /31(土) 古生物の復元画を描いてみよう

            自分だけの恐竜を描いてみましょう。   

 

ひとはくは、夏休みだけではありません。秋にも楽しいイベントを用意して、みなさまのご来館、心よりおまちしております。

 

 

せら ゆうこ(フロントスタッフ) 

今年度、人と自然の会は結成15周年を迎えることとなりました。しかし数年前から会員の高齢化、活動のマンネリ化など課題が表出してまいりました。会の活性化を図るには新しい人材育成が不可欠と考え、昨年よりセミナー受講生の一般公募の形をとっています。

 今回も5月末からチラシ配布。ミニコミ誌や一部日刊紙などの掲載依頼もしました。しかし一週間経っても反応ははかばかしくなく、苦肉の策として最寄のスーパー前などで、役員が通行人に  口頭で説明しながら直接チラシの手渡しも試みました。6月末で何とか9名(男性6、女性3)の受講生を確保、「ドリームスタジオ体験セミナー」として7/58/30計5回の講座を実施することが出来ました。

 

 受講生は昨年より少なかったものの、皆さん熱心で自然系に興味関心大の方々ばかりのようです。セミナーの目標は、

1 人と自然の会のことを良く理解してもらう。

2 会の活動の中心であるドリームスタジオを体験してもらう。

3 活動拠点の博物館を知ってもらう。以上3点です。

 

セミナーの最初は博物館や会の概要、そしてドリームスタジオとは?など、座学ばかりで硬い表情で推移。その後サークル紹介、ひとはく探検ツアー1〜3、むしむしガーデン見学と進むうちに表情も緩み笑顔も見られるようになりました。

 

 後はメインテーマである「ミニドリームスタジオ体験」です。皆さん意欲的でグループワークでは、テーマ決定、企画、役割分担、準備と作業がスムーズで、逆に余った時間の配分にスタッフが慌てる一幕も。

 

 

ミニドリームスタジオ「紙ひこーき・紙トンボ〜作って飛ばそう!〜」

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うまく的に当たるかな〜 えいっ!

 

hitotosizennSep2.jpg

 

という訳でセミナーも無事終了。新たに8名の新会員(1名辞退)を迎え、会員数が72名になりました。これからの人と自然の会の活動の活性化とともに新たな展開も期待できそうです。

 自然に興味、関心のある方、私たちと一緒に子ども達を対象に活動をしてみませんか?。

 最後に、このセミナー実施にあたりご協力いただいた博物館の藤本研究員、八木研究員、加藤研究員、遠藤研究員、平松課長、サークル長、他会員各氏に感謝いたします。

                                           長里芙美子(NPO法人 人と自然の会) 

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