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明日、10月17日(土)12時半〜14時までひとはくサロンでひとはくだましセミナー2を開催します。県立美術館の「だまし絵」展と連携したミニ企画展「だまし絵といろんなだまし」の県連イベント第2弾!です。

今回のお題は、沢田研究員の「なんやらあやしげアナグリフ」、珍元斎の紙芝居「芝右衛門たぬき」、大谷研究員の「虫のだまし」です。昆虫の3D写真から、たぬき、そして虫の擬態まで、さまざまなだましの世界を体験できます!

IMG_0334.JPGそこで、前回10月12日に行いました、だましセミナー1の模様を少し紹介します。

山崎研究員の建物のだまし。建物のトリックを講談風に語ります。

IMG_0338.JPGさあ、額縁効果!みんな普段より格好よく見えるかな? IMG_0353.JPGつづいては、河南堂珍元斎一座の「たぬきときつねのだまし合戦!」来館者も出演しての大騒ぎの寸劇講談となりました。IMG_0374.JPGたぬきは美術館の四十一斎。きつねは謎の指導主事、山本カン斎です。IMG_0354.JPG

小学3年生の倉橋くん。小売斎として出演。  小6の先輩、売斎くんと大行列をしてくれました。   

IMG_0380.JPGIMG_0359.JPGIMG_0362.JPG                                                                           

 

                                                   上田研究員はボン斎、フロアスタッフの美濃さんはグループ交斎として紅二点出演。総勢7人のおおにぎわいの寸劇講談でありました。

IMG_0400.JPGつづいては、加藤研究員の「なまず絵」。 IMG_0392.JPG江戸時代のおわりにあった安政大地震のあと「なまず絵」が大流行します。その絵師の中に、「だまし絵」で有名な歌川国芳もいました。加藤コレクションなどからの絵解き風に紹介しました。

IMG_0405.JPG最後は、ゲストの登場です。たぬきから人間に戻った県立美術館の橋本指導主事による県立美術館の特別展「だまし絵」展レクチャー。だまし絵の楽しみ方のツボを聞き、だまされに行きたくなりました。11月3日までです。みなさんもぜひ。

IMG_0406.JPGさて、明日はどんな「だまし」が登場するか・・・・。みなさんもひとはくに、だまされに・・・いや楽しく学びにきてください!待ってます。

 

川東丈純

 

花壇のハチドリ?

2009年10月14日
 うちのコスモスの花にハチドリがいる! と,初めて見た人は驚き
ますが,もちろんハチドリではありません.

 蛾(スズメガ)の仲間のオオスカシバやホウジャクなどの仲間は,
昼間に花から花へと飛び回って,蜜を吸います.いちいち止まるのが
じゃまくさいのか,空中に浮遊したままの吸蜜です.

 幼虫はイモムシです.スズメガの仲間なので立派なシッポがありま
す.博物館の周りのクチナシにもオオスカシバが毎年発生しており,
成虫もよく見かけます.

 下の写真(プルプル立体写真)は花壇の花に来ている,ホシヒメホ
ウジャクです,幼虫がヘクソカズラで育つ小型の種です.
 うまくホバリングしていますが,色が地味なのであまりハチドリっ
ぽくありません(ハチドリ見た事ないけど).

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昆虫共生・沢田佳久

岩槻邦男のコラム9

2009年10月14日

 10月は自然の季節の分かれ目でもありますが、人が設定した年度の上半期から下半期への移行期にもあたります。最近では、衣替えという言葉は流行りませんが、エコスタイルと呼ばれる服装から旧来のすがたに戻る時で、男性はネクタイを締め直す季節です。国のエコスタイルはなかなか徹底しませんが、先行していた兵庫県では遥かに徹底しており、周囲に気を使う心配もなく、安心してエコスタイルをとることができるようになりました。国では9月も自動的にエコスタイルが要望されますが、県は6月、9月は各個に状況判断をすることになっています。現実には、東京ではネクタイ派が多いのに対して、兵庫県ではエコスタイルが断然優勢だったように見ました。

 年度の半ばに達した時ですから、10月のひとはく月例報告会では、09年度の前半を見通しながら先月の実績を評価しました。単年度の中間というだけでなく、ひとはくでは新展開第2期5年間のちょうど中間に当たる時でもあります。5年の目標値の半分が達成されたかどうかを確かめ、達成されていないとしたら何が問題だったかが洗い出されないといけません。第1期では、目標値の設定自体にさまざまな問題が含まれていましたが、第2期では、第1期の経験に基づいて目標値を設定していますので、自己評価に向けて下手な言い逃れはできません。

 ひとはくの外の動きを見ますと、今年度の上半期には、県では知事選もありましたが、国政選挙では変革も刻まれました。これが吉と出るか、凶につながるか、変革を演出した国民の参画と恊働を含めて、厳しい行動が求められます。もっとも、一足早かった change は、もうノーベル平和賞で顕彰もされています。変えようと思うこと自体が、未来をつくる夢を育てることであり、未来へ向けての重要な一歩を刻んだことだからでしょうか。

 ひとはくの新展開は最初の5年を終え、第2期も峠にさしかかりました。ここまで来ると、活動は日常化し、試行錯誤から脱却しますから運用は効率的になります。誉めていえばそうですが、逆にマンネリ化してはじめの意欲が吹っ飛んでしまうのも人間の弱さの現れです。その意味でも、節目ごとに現在を洗い直し、初心に戻ることが肝要であり、ひとはくの月例報告会はその役割を有効に果たしているものと、10月の第2金曜日に実感しました。(月例報告会については、このブログの第4回に、現状をちょっとだけ紹介しました。)
 ひとはくの新展開は、企画されただけでも顕彰に値するものだったはずです。さらに、第1期の実績も、それ相当に評価されてもよかったはずです。しかし、残念ながら、それが客観的に評価されるほど世の中は進んでいません。もっとも、客観的な評価というのは、何かで顕彰されるようなことだけではないはずです。ありがたいことに、ひとはくの活動は県内でも識者には徐々に認知してもらえているようですし、業界内でも相応に評価していただけていると、私は勝手に自負させてもらっています。ひとはく内で、諸々の制限、困難に遭遇しながらも、前向きな企画がひとつひとつ積み上げられているのも、構成員の自信とやる気の現れでしょう。その成果がもっとも大きな収穫です。

 ひとはくが発信するさまざまな事業のうちで、セミナーは『ひとはく手帖』で紹介されているように多彩に展開しています。昨年度はわたしも10回シリースに取り組みましたが、三田に遠くて参加いただけない人にも活動内容の一面を知っていただけるように、内容の一部を紹介する『生物多様性のいまを語る』という書を研成社から上梓しました。宣伝を兼ねてになりますが、ひとはくの情報発信活動のひとつを見ていただくために報告します。ひとはくの活動に、檄を飛ばしているだけでなく、自分も参画しているという歓びを実感してもいます。


岩槻邦男(人と自然の博物館 館長)

 

今日は、3連休の中日。とても、いい天気☆行楽日和ですね〜。

どこかへお出かけ、なんて人もいらっしゃるでしょう。

 

1011hitohaku.JPG                              ▲とっても爽やかなお天気です☆ 

 

土・日・祝日に実施している、「フロアスタッフとあそぼう」。

この3連休は、「コウノトリの巣づくり」のイベントを実施しています。

 

昨日から明日にかけての3日間で作っていきます。

 

【昨日】土台と枝を組みました。 

 

                           P1000949.JPGのサムネール画像   P1000287.JPGのサムネール画像 

                           ▲枝を作っています。たくさん作ってね。

 

                          P1000288.JPG      P1000296.JPG

                          ▲みんな、コウノトリのお母さん気分になって枝を運んでいます。

           dodai.JPG

           ▲土台ができました。 

                             1nichimeshuuryou.JPG

                              ▲一日目終了〜。記念撮影です。

 【今日】 枝をたくさん組みました。                    

                           P1000317.JPG    setsumei.JPG 

                           ▲コウノトリの巣を作る前に

             まずは、現在展示中の「コウノトリのいる風景」を見ながら

             コウノトリについてのお話を聞きました。

 

            P1000997.JPG        P1000998.JPG   

                           ▲今日もみんなでたくさん枝をつくりました。

 

        P1000298.JPG   P1000300.JPG

        ▲出来た枝をどんどん組んでいきます。        

                                       

 

P1000325.JPGのサムネール画像のサムネール画像

       ▲今日はここまで出来ました☆ 

 

明日、リサイクルのワラを積んで、タマゴをのせ、完成!

完成したコウノトリの巣は、23日まで2階の企画展示室前に展示します。

あなたも、本物そっくりなコウノトリの巣を作ってみませんか?

 

                小林美樹(生涯学習課)

 今日は10月11日、3連休の真ん中です。

今日も朝からいい天気、絶好の行楽日和です。耳を澄ませば遠くから祭りの太鼓なども聞こえてきます。エントと秋の空10.11

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 空を見上げると...すっかり秋ですね

 

 読書の秋、スポーツの秋、芸術の秋、食欲の秋と、それぞれの「秋」の楽しみ方がありますが、ひとはくでは『恐竜の秋』を楽しんでください。

 来る10月24日(土)からは、特別企画展「竜と獣の道展〜太古の兵庫を歩いた生き物たち〜」が開催されます。詳しくはこちらを ▼

http://hitohaku.jp/exhibits/program_exhibition/2009/ryu_index.html

 この日まで待てないという人!!、10月の毎日曜日には、オープンセミナー「実演、解説!恐竜ラボ」が開催されています。当館の研究員が、恐竜化石の展示や化石のクリーニング作業の様子を、直接解説します。オープンセミナーは、申し込み不要です。その場で誰でも参加できます。

 ☆☆☆ きょう開催されたこのセミナーの様子を紹介します。 ☆☆☆ 

 博物館3階「丹波の恐竜化石展示室」に集合、研究員の先生から解説を聞きます。この展示室には、発掘された肋骨や歯の化石、化石が埋まっていた様子を再現した「産状レプリカ」、化石発掘現場の情報などが展示されています。

 また、第3次発掘で見つかったティラノサウルス類の歯の化石も展示されています。

 「産状レプリカ」はこの夏千葉県の幕張で開催された恐竜博に出展していましたが、戻ってきました。 

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 産状レプリカの前で解説を聞いています。

 

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 本日の講師は、三枝春生先生です。

 

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「恐竜は次々に歯が生えてきます。」ティラノサウルス類の歯の化石の解説を聞いています。

 

 展示室の解説の後は、「ひとはく恐竜ラボ」に移動し、化石のクリーニングについて説明を聞きます。化石のクリーニングとは、化石を岩石の中から取り出し、表面の余分な岩石や石灰質を取り除く作業のことです。場所はエントランスホールの脇にあります。

 今こうしている瞬間にも、化石がクリーニングされ、本当の姿を現しつつあります。

 ティラノサウルス類の歯の化石もここで見つかりました。

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ガラス越しに化石のクリーニング作業を見学できます。大変繊細で地道な作業です。

 

 化石のクリーニング作業は、丹波竜化石工房(丹波市山南町谷川1110 山南住民センター1F)でも行っています。 ▼

 http://www.tambaryu.com/studio.html

  ひとはくでは、恐竜化石以外にもたくさんのセミナー・イベントを実施しております。詳しくは「うきうきカレンダー10月」をご覧ください。 ▼

http://hitohaku.jp/top/09ukiukicalen/ukiuki0910.pdf 

(生涯学習課 西岡敬三)

 

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