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10月24日から始まっている丹波の恐竜特別企画「竜と獣の道展」では
様々な企画が盛りだくさんです(^^)

とくに週末は楽しさいっぱいです。
14日(土)は「フロアスタッフと遊ぼう!スペシャル」
シリーズ最新企画!「パタパタ・プテラノドン」

プテラノドン

▲できあがりはこんな感じ

プテラノドン02

▲スタッフから説明を聞きながら、小さなお子様でも参加いただけます

展示室の翼竜

▲3階の展示室内には淡路で見つかった翼竜の化石、全身骨格(レプリカ)、
そして松原尚志主任研究員お手製の復元模型なども並んでいます。

15時からは「フロアスタッフと遊ぼう!」
こちらも新企画「恐竜の卵を探そう!発掘ミニ体験」がありました。

卵探し01

▲まずスタッフから説明を聞いてからスタートです

卵探し02 卵割り

▲卵を探して→卵を割って・・・このあとは”お楽しみ”

このほかにも館内では、団体向けに「やさしい化石のレプリカづくり」や
池田忠広研究員による「丹波の恐竜化石〜展示&ラボ解説」もやってました。

池田研究員レク01

池田研究員レク02

▲三枝春夫主任研究員とともに発掘最前線で発掘、研究をしている池田忠広研究員から
直接聞けるとあって、参加者からは盛んに質問も飛んでいました。

レプリカづくり01

▲こちらは西岡敬三指導主事による「やさしい化石のレプリカづくり」

化石をみる02

▲古生代、中生代、新生代に分けられた化石の標本をじっくり見る参加者

みなさん、「竜と獣の道展」は12月27日まで開催しています。

ぜひ、ひとはくに”何度も”お越しください。

(恐竜タスクフォース&生涯学習課長 平松紳一)
 

11月はじめに、小野市小野東小学校3年生5クラス141人と一緒に自然環境体験学習を行いました。

この子どもたちは、6月末にも「スーパー『むし』ビンゴ 〜ひとはく深田公園〜」のプログラムを行っています(http://hitohaku.jp/blog/2009/07/post_351/ を参照してください)。

この小学校では学校に隣接する樹林で、さまざまなプログラムをしているそうです。

今回のテーマは、「秋の葉っぱとタネさがし」です(ここでいうタネは、果実や種子のことです)。
ひとはくは、深田公園の中にあります。

この公園には、芝生地やコナラやアカマツなどの樹林があるほか、紅葉がはじまったカエデ類やサクラ類、ドングリがなるナラ・カシ類など、いろいろな木が植えられています。また野外施設の円形劇場があります。

 

1 onohigashi.jpg      2 onohigashi.jpg 

◆紅葉が始まったカエデ類       ◆円形劇場に集まって説明を聞いています

 

3 onohigashi.jpgのサムネール画像のサムネール画像のサムネール画像のサムネール画像

 

 

 

 

 

 

◆「しれい」の黄色カード

 

 

子どもたちは、円形劇場に集まって、あいさつをしました。そのあと、「今日のしれい」の紙が配られました。「しれい」の内容は、赤、黄、オレンジ、緑、茶色などの葉っぱやドングリとその帽子を採取してくることです。さあ、班ごとに出動です!

 

4 onohigashi.jpg

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◆きれいに紅葉したカキノキの下に皆が集まっています  ◆ドングリを集めています

 

6 onohigashi.jpg    8 onohigashi.jpg  9 onohigashi.jpg  

◆袋にいっぱいの葉っぱ       ◆こんなドングリ(コナラ)やこんなドングリ(クヌギ)が・・・

 

約30分後、円形劇場に戻ってきて、採取したものを見せあいました。


7 onohigashi.jpg◆赤い葉っぱをみんなで見せ合う

 

また、研究員から、葉っぱやドングリの説明を聞きました。

そのあと、2つの「しれい」の追加(花とドングリ以外の実)があり、黄色のカードに自分で書き込みます。その後、また、みんなで出動です。

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◆研究員によるドングリの説明

 

 

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◆再びみんなで出動!

 

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 ◆研究員にいろんなことを聞いています

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◆一生懸命何をさがしているのかな?

 

再び、円形劇場に集まって、採取したものをセロテープで、専用のシートに貼り付け、今日感じたことや驚いたことをメモしました。

14 onohigashi.jpg  15 onohigashi.jpg  16 onohigashi.jpg

◆採取したものをシートに貼り付けています      ◆驚いたことや感想をシートに書いています

最後に、自分たちが採取したものを貼り付けたシートをもって記念撮影です。

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◆記念撮影をしています

 

学校の近くの樹林でも、いろいろ探して見ようね。

 

(自然・環境再生研究部 小舘 誓治)

 

しし座流星群情報

2009年11月15日

 前回、【オリオン座流星群】の紹介をしました。 あれからそろそろ一か月。次は【しし座流星群】が見られるチャンスです。最近では、2001年に1時間に数千個(えっ!!!)もの流星嵐となったほどの流星群が日本で見られたそうです。

 今年は、そこまでは多くないと言われていますが、月もなく見やすいですので是非星空観察に挑戦してみてください。既に流れ始めているらしいですが、もっともたくさん流れる(極大)と予想されているのは、11月18日午前6時台・・・・・そう、すでに夜が明けてからなのです!!しかし、西へ行くほど夜明けは遅いので、できるだけ西で見よう!!

 (Stella Theater Liteによる星空シミュレーション)

しし座流星群を見よう!! 神戸での、午前2時頃の夜空の様子です。東の空からしし座が上ってきます(赤い円のあたり)。その付近を中心に流れてきますが、そこばかりでなく、空全体を見るようにするといいでしょう。3時頃から夜明け前の6時頃までがチャンスかも?!

 でも、明け方は最も気温が下がりますから、防寒対策は必ず行ってください

 

 デジタルカメラが普及していますので、天体写真に挑戦するのもお勧めです。コンパクトデジカメでは難しいと思いますが、一眼レフタイプのカメラなら、感度を高感度(ISO1600〜6400)に設定し、絞りはF2.8程度で180秒から30秒間開放すれば写り込むかもです。(きれいに写るかどうかは、いろいろ試してください。そして運も必要です!!)

 

 さらに詳しく調べてみたい方は国立天文台のホームページをご参照ください。

   http://naojcamp.mtk.nao.ac.jp/phenomena/20091118/index.html

 

 ※12月13〜14日頃には、【ふたご座流星群】が見られます!!

情報管理課:八尾 

秋深し ひとはく

2009年11月14日

 午前中は雨でしたが、午後からは日差しがあり、少し動くと軽く汗ばむようないい日和になりました。ひとはくのとなり(となりかな?)の深田公園でも精一杯の紅葉があなたの訪れを待っています。

深田公園のモミジ その1 深田公園のモミジ その3  深田公園のモミジ その2 

  関西文化の日は明日も続きます。 ミュージアムスタンプラリーも引き続きやっています。

 

情報管理課:八尾

 日に日に秋が深まり,博物館のまわりでも落ち葉がたくさん見られるようになりました.

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左の写真は何の落ち葉か分かりますか?

赤いのが「ソメイヨシノ」黄色いのが「イチョウ」です.特にイチョウは,すぐに分かりましたよね.

ところでこのイチョウ,実はかなりユニークな植物です.

その1つが「原始的な葉脈」です.

イチョウの葉をよく見てみると葉脈が平行にはしっています.そして,時々「ふたまた(二又)」に分かれています.

この「ふたまた」がポイント.

大昔,植物(正しくは維管束植物)は根・茎・葉を分化させましたが,どうやって現在のような形になったのかは「テロム説」でよく説明されています. テロムとは二又に分かれた枝先のこと.現在の植物に見られるさまざまな体の形は,このテロムの変形によるものだと考えられています.

例えば,原始的陸上植物は葉を持たず,二又分枝する茎だけからできていたと考えられています.その茎がが細かく分かれ,組織が隙間を埋めていくと葉になります.イチョウは全ての葉脈が二又分枝しているので,原始的な形状を持っていると考えられているのです.

とりあえず,実際に葉脈を見てみました.

icho.jpg

someiyoshino.jpg 

 

左がイチョウ.なるほど「ふたまた」です.右がソメイヨシノ.こちらはかなり複雑に進化しています.上の2枚の写真は実体顕微鏡で撮影したものですが,肉眼でも十分みられます.

その他,イチョウは「精子を持つ」植物としても有名です.身近な植物ですが,なかなか面白いでしょう?

(自然・環境評価研究部 布施静香)

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