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今日26日、篠山市役所で「原始的な角竜類の化石の発見」についての記者会見が行われました。

記者会見のようす

▲報道関係の記者やカメラマンが篠山市役所の会議室に集まりました

「角竜類」の代表といえば、角とフリルが特徴的な「トリケラトプス」ですよね。
しかしトリケラトプスは白亜紀の終わり(8千万年前から恐竜たちが絶滅する6550万年前)に北米で繁栄したと考えられています。
「篠山層群」は白亜紀でも前期の1億4千万年前から1億2千万年前の地層です。
この時期は角竜類のなかでもネオケラトプス類(トリケラトプスもネオケラトプス類です)が進化を始める「これから」という時期です。
だから、今回発見された恐竜化石は、「日本で初めての角竜類」というだけでなく、
ネオケラトプス類がどのように進化をしていくのか、その基盤的なものとして注目されるのですね。

説明する三枝主任研究員

▲会見ではシャッター音の嵐の中、三枝主任研究員が説明をしました

河合名誉館長から

▲篠山市脊椎動物化石保護・活用委員会の委員長で、人と自然の博物館名誉館長である河合雅雄先生からは、今回の発見によって市民の関心が高まり、子どもたちの教育へも発展してほしいというコメントがありました

酒井市長からのコメント

▲この発見地を篠山市脊椎動物化石保護条例に基づく重点保護区域として、保護・活用に乗り出した篠山市の酒井隆明市長からは「まさに篠山層群は宝の山」というコメントがありました

「篠山層群」からは、すでに丹波市で竜脚類、獣脚類、鳥脚類などの恐竜化石が見つかっており、篠山市からも獣脚類に次いで、今回の角竜類とさまざまな恐竜の化石が発見されています。このほかにも哺乳類やトカゲなどの小動物の化石が見つかっており、前期白亜紀の脊椎動物化石の一大産地になってきました。
これも「篠山層群をしらべる会」(大森作之会長)やこの化石の発見者の足立先生たちの地道な活動があってのこそです。この先、どんな発見があるのか楽しみですね(^^)

(恐竜タスクフォース&生涯学習課長 平松紳一)
 

ヤツデの虫,盛況

2009年11月25日
今日は老人福祉センターの講義ということで,室内での甲虫の話もそこそこに,
館外で虫を探しました.

この季節でも探せば虫はいます.受講者の方たちが次々といろんな虫を見けられ
るので対応に追われました.

午前中の2年生の組でイラガの幼虫が見られたので,このブログのネタに使える
と思って昼休みに再度,撮影に行ったらすでに姿を消していました,フォトジェ
ニックだったのに残念.

で,その代わりに撮ったのがこれです(まいどプルプル立体写真).ヤツデの花
に集まるハエ,ハエ,ハエ.

3896-am.gif
ミツバチやヒラタアブ,チュウレンジバチ,他のハエもいるようですが,多くは
ツマグロキンバエです.近年は晩秋でもそこらにセイタカアワダチソウの花が残
ってこのテの虫に餌を供給していますが,このヤツデの株の周辺には他の花がな
く,虫が集中して大盛況を呈していました.

昆虫共生・沢田佳久

丹波の雲海

2009年11月25日

 みなさんは雲海を見られたことはありますか?飛行機に乗れば上空から雲が海のように広がっている様を見ることができますが、地上でも見ることができるんですよ。

 雲海というのは、山間部などでの放射冷却によって、霧が広域に発生する自然現象のことで、まるで、雲の海に山々が島のように浮かんでいるように見えることから雲海と呼ばれるています。

 丹波地方では秋から冬にかけて「霧」が発生し、雲海も非常に見やすいです。この霧のおかげで篠山の黒豆は日本一おいしくなるともいわれています。丹波市内の県立柏原高等学校の校歌の冒頭には、「霧の底より あれいずる・・・・」という歌詞もあります。下の写真は丹波市青垣町にある岩屋山山頂(標高718m)からの眺めです。この日も5,6人の方がカメラを構えていました。

 

日の出前の幻想的な景観

   11月24日  午前6時10分(日の出約30分前)↑  午前6時40分頃↓

午前6時40分過ぎ ようやく日の出です 雲海がどうやって発生するのか、ごく簡単に原理を説明すると・・・・
 夜半、山間部などを低気圧が通過して湿度が高くなった時、放射冷却によって地表面が冷え、それによって空気が冷やされていきます。ここで風の流れがない場合に、冷えた空気は(ボウル状の地形のため)その場に留まり、さらに冷却され続けます。やがて一帯が飽和状態となり、空気中の水分が霧となって発生します。この時の様子が、山頂などの高所からは雲海として観察できるというわけです。

 

   雲の海に浮かぶ島?!   これって、雲の海の上に浮かぶ島のように見えませんか?

 実際に見ると、本当に雲が海に見えて、山々がその海に浮かんでいるように見えるんですよ。日の出の時間帯はもっとも気温が下がる頃ですし、山の上ですから冷え込みさえ覚悟できれば、年内くらいならまだ見ることができると思います。是非一度見に行かれては?

 

情報管理課:八尾寒いですよ

 

ようこそのお運びあつく御礼申し上げます。私、謎の講談師河南堂珍元斎でございます。 今日は 20091101EventChara002.jpg11月22日いい夫婦の日。とは関係ありませんが、本日は「竜と獣の道展」のスペシャルイベント、恐竜のお話をきいていただき、カラー粘土で想像して恐竜をつくる「想像して創造!」のワークショップでございます。

まずは、恐竜たちが、人間のような暮らしをしているというまったく別世界のチタマという地球そっくりな星でのお話、ちんげんさいのつくりばなし講談「ポップダンゴブラザーズ」の一席でございます。

IMG_0851.JPG

 

 

 

 

 

 

 

本日登場しますのは、IMG_0858.JPG

草食のティタノサウルス類のポップサウルス、肉食のティラノサウルス類のダンゴザウルス、の血のつながらない兄弟と IMG_0865.JPG

ボウソウザウルス兄弟でございます。 IMG_0897.JPG

ポップ、ダンゴには、お馴染みの売斎くんと美術館から四十一斎。そいて、お母さん竜は八瀬菜斎、ボウソウ兄弟は写楽斎・食べ菜斎の中一トリオ。

  IMG_0859.JPG

さあ、ここは銀河系の片隅にあります地球そっくりの双子の星、空にはまんまるお月さま、青い海、青い空、陸には緑ゆたかな山や森、川がひろがり・・・

IMG_0855.JPGしかし、1つだけ地球と違うのは、巨大隕石の直撃がこの星ではおこらず、恐竜たちは絶滅せず、そのまま進化を遂げ、IMG_0849.JPG

本来なら人間が手に入れたはずの言葉を手に入れ、わが世の春とノッシノッシとうようよいるチタマという星のおはなし。IMG_0869.JPG

そこのタンバの国で生まれたポップザウルスとダンゴザウルスは違う種類の恐竜ですが、ケンカをしながらも、仲良く育ちます。でも、だんだんダンゴザウルスはおかあさん竜のつくる草ダンゴではあきたらず、肉が食べたくなってきます。

IMG_0879.JPGそこに、同じ肉食のボウソウ族のボウソウザウルス兄弟があらわれて・・・・

IMG_0887.JPGダンゴザウルスは大あばれです。あはれ、ボウゾウ兄弟はボコボコにされて逃げました。

IMG_0888.JPG IMG_0893.JPG助けてくれたお礼にとポップザウルスは、南のサンダの国にはサンダステーキというおいしい牛肉が食べられるとダンゴザウルスを誘います。おかあさん竜にないしょでサンダの国に旅だつ二匹の運命やいかに・・・ IMG_0905.JPG

 

さて、こんなお話を聞いたあと、こんなんもいたらいいなあと五感を駆使して粘土恐竜をみんなでつくりました。

IMG_0922.JPGボディ、目ん玉といっせいに作ります。

IMG_0906.JPGみんな違ってみんないい。IMG_0968.JPG

いろんな作品が出来ました。 IMG_0936.JPG

最後は、ジオラマに置いて、記念写真をとってハイポーズ! IMG_0973.JPG IMG_0957.JPG

カラフルで素敵な恐竜王国ができました。IMG_0961.JPG

 

 

 

 

 

竜と獣の道展はまだまだ続きます。

IMG_0965.JPGおかげさまで盛況だったちんげんさいのスペシャルイベントもまたあるかも?しれません。みなさま、ぜひとも、ひとはくへのご来館待っております!

 

 

4Fひとはくサロンで開催中のひとはくいろんなだまし展が、県立美術館の「だまし絵」展が終了したのに伴いリニューアルしました。

IMG_0975.JPGのサムネール画像

 

 

 

 

まずは、本物の歌川国芳のだまし絵「面白くあつまる人が寄りたかり」(加藤コレクション)。

IMG_0974.JPGこれは、県立美術館に出品された国芳の代表作「みかけハこハいがとんだいい人だ」と同じく、寄せ絵とよばれる手法のなまず絵で、安政大地震後の復興景気でわく様子を皮肉ったものです。あまり残っていない貴重な資料なので、この機会をお見逃しなく。

ほかには、額縁効果DSCF0464.JPGや3D近畿の山も追加しました。DSCF0465.JPG

P1010147.JPG

 

 

そして、”ギタイ”コーナー。P1010145.JPG  ハチやカマキリなどの虫さんはもちろん、たぬきやきつねにも変身(ギタイ)できます!

子どもたちに大人気です。みなさんも、ひとはくでいろんな”だまし”に触れて、いろんな生き物にギタイ体験してみてください。 

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このミニ企画展は12月6日(日)まで。お見逃しなく、待ってまーす!

川東丈純 

 

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