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今日は毎年4回実施している、「四季の星空案内」に参加しました。

講師は、星のソムリエ田中慎悟さん。(人と自然の会 星の会)。

1206tanakasann.JPG田中さんは星空・宇宙の楽しみ方を教える「星のソムリエ(星空案内人)」の資格を取得する講座の講師をされています。

どんな星のお話をしてくれるのでしょうか。  P1010555.JPG

冬は1年で、もっとも豪華な星が見られる時期☆

この時期に見られる星の紹介や星を見つけるコツを教えていただきました。

アニメ「巨人の星」で星飛雄馬のお父さん、星一徹が「お前は、巨人のこの星になるんだ!」と指さした星はなんだったのか?とか。

ウルトラマンはどこの星からきたのか?

とか、会場からは「へぇ〜。」と感心の声が。参加している子どもより、お父さんの方が熱心に聞いていました。

クリスマスのお話では、クリスマスツリーの一番上についている星もなんでもいいわけではないそうです・・・。知らなかった。

1206kurisumasu.JPGのサムネール画像 最後は、おさらいクイズ。今日のセミナーで話してない問題も出題されたにも関わらず全問正解者が2名。そのうちの一人、しょうま君(9歳)。

私の成績はというと・・・。聞かないでください。

1206syoumakunn.JPG

全問正解の記念にオリジナルの下敷きをプレゼントされていました。とっても、星が好きなんだって。

しょうま君も星のソムリエになるのかな?

 

中国では、「カノープス」という星を見ると、長生きできる言い伝えがあるそうです。

シリウスの下の方で南の地平線すれすれしか出てこない星で、南が海のような開けた場所であまり明るくない場所に行くと、12月末なら午前0時前ぐらいに見えるみたい。(明石とか淡路とか。)

大みそかの夜、初詣に行く途中に空を見上げて見ようかな。

長生きするかは別として、ちょっと、冬の空を見上げてみるのが楽しみになっちゃいました。

 

 この「四季の星空案内」は来年も四季ごとに実施する予定です☆ 

                              小林美樹☆生涯学習課

 

朝から降っていた雨が、ウソのよう。すっかりいい天気♪

ひとはくでは、今日から丹波市山南町の篠山層群で発見された、カエル類化石が公開。

カエル類化石について、詳しくは、こちら→

http://hitohaku.jp/top/kaseki_2009120102news.html

1205tennji.JPG

          担当の池田研究員が心をこめて、丁寧に展示しています。

展示初日の今日、このカエル類化石を発見した、住吉美侑ちゃん(三田市在住 11歳)とご家族も、 展示を見に来てくれました!

1205touchaku.JPGのサムネール画像

                           (美侑ちゃんとご家族)

早速、自分が発見した化石の展示を見学する美侑ちゃん。

1205miyuuchann.JPG

たちまち、取材に来ていたマスコミの皆さんにインタビュー攻めに。

                P1010483.JPG                        1205miyuuhann.JPG

 Q化石を見つけたときの気持ちは?「びっくりした!」

 Qなんで化石ってわかったの?

「石に線が1本入っているのを見つけて。そんなすごいものだと思わなかった。

これから、カエルを見るたびに思い出す。」

なんと、しっかりした返事。次は担当の池田研究員のインタビュー。

1205ikedasennsei.JPG       「カエルがようやく出たかという感じで、正直うれしい。

      丹波の恐竜の足元にこうした小動物の世界が広がっていた。」 って。

      篠山層群には恐竜だけじゃなくて、いろんな動物が生きていたんだね〜。

 

      展示室内は熱心にカエルの化石を見つめるお客様の姿が。

                       P1010520.JPG   1205okyakusan.JPG  

                 「こんなの見つけてすごい!」  「ひゃ〜ちぃちゃい。」

複数のカエル類の骨の化石が〜2センチ四方にかたまってあるんです

どれがどこの骨かじぃ〜っと見てね。

このカエル類の化石の展示は角竜化石と同じ27日(日)までですよ。

是非見にきてくださいね〜。

 さて4Fには、オリジナルツリーが登場し、ひとはくは、早くもクリスマスムード満載。

みなさん、どんなクリスマスを過ごす予定ですか?準備万端?

1205turi-.JPGのサムネール画像

オリジナルのクリスマスリースを作るイベント「恐竜のリースづくり」が、今日と明日の午後3時〜おこなわれます。

1205kyouryuu.JPG

この他、クリスマスイベントがもりだくさん☆

イベントはこちらから→

http://hitohaku.jp/top/09ukiukicalen/ukiuki0912.pdf

 

ひとはくへ来たら昨日と違う何かがある!んですよ。

                    小林 美樹(生涯学習課)

 2009年も12のうち11番目の月が終わろうとしています。最後の1月が、今年を有終の美で飾るものにするために、12月もまた堅実な歩みを発展させたいものです。

 

 恒例のひとはくフェスティバル、今年は11月1日(日)に開催されました。何年ぶりかの雨のフェスティバルになり、深田公園が使えず、野外での設営が予定されていた事業はホロンピアホールと雨よけの通路などで実施されることになりました。この日は県内でもいくつかの同類の施設で類似の事業が開催されましたが、いずれも雨には苦しめられたようでした。 

 

 天気予報に合わせて急遽博物館の建物の中で展開されることになった催しは、しかし、どこもたくさんの入館者の関心を惹き付け、終日たくさんの人々で賑わっていました。例年なら深田公園を歩く人たちも、狭い場所に集まることになった出店付近よりは、館内の催しに向かうことになったせいかも知れません。おまけに、秋晴れを期待して野外を散策する予定だった人たちを、休みの1日を博物館に向かわせた効果もあったように見せてもらいました。

 

 午後に「恐竜疾走コンテスト」が開かれ、わたしも審査にかかわりました。恐竜の気分になって走ったり吠えたりするパフォーマンスを比べるという催しです。実際に恐竜がどのような行動をとっていたか、さまざまな傍証から推定されはしますが、実際は誰も見た人はないのですから、正確には分かってはいません。だから、審査するといっても、パフォーマンスする人と同じで、多分こうだったのだろうと自分勝手な想像に基づいて評価するわけです。実際に近いパフォーマンスかどうかという評価はできないのですから、行動を通じて恐竜に抱く夢をどのように表現するかが評価の基準になります。

 

 参加したのは、そうと決められたわけではありませんでしたが、子どもたちばかりでした。恐竜への夢を表現してやろうという若者も老人も、応募してもらえなかったようでした。恐竜が、子どもに夢を与えるほど、若者や老人の行動意欲を呼び起こすということはなかったのでしょうか。それとも、大人は頭の中で恐竜を夢想し、行動で示そうとするのは子どもの手足だけなのでしょうか。

 

 恐竜の話に関連してですが、篠山層群では、丹波竜として有名になった恐竜化石に加えて、さらに貴重な化石の発見が続き、ひとはくと化石の関係はますます緊密になっています。11月下旬には篠山市内で発見された化石についても公表することができ、また全国に発信されました。化石そのものは一見目立たないものですが、学術的にはたいへん貴重な材料です。世の中では、学術的に貴重なものより、多くの人の関心を惹きつける材料の方が高い評価を受けています。しかし、科学の発展は、そのことを通じて技術の革新につなげ、人類社会の豊かさ、安全さを高めると同時に、文化を高め、正邪の判別をより確かにし、人のこころをいっそう豊かにする根源となるものです。博物館は、そのもの自体が多くの人の関心を引く材料を提示し、学びの機会を提供するのと平行して、人のこころを豊かにする素材をさまざまな階層の人たちに理解可能なかたちにして提供し、学びの歓びを生きる歓びに深化させる役割も担っています。学術的に貴重な化石の発見は、博物館活動の活性化にも追い風となる出来事で、フェスティバルのような催事につなげる良い資料が付加されることになります。

 

 せち辛い世の中ですが、ひとはくには前向きの話題が豊富です。ひとはくの館員の日常的な活動が話題の創出につながってもおりますが、それ以上に、ひとはくが重きを置く連携の環の拡大が、着実に成果をあげているためかと思われます。ひとはくを活用される人たちと一緒に、ますます活用し甲斐のあるひとはくの形成に向けて、より多くの人たちとの連携を強めたいと夢を描いています。


岩槻邦男(人と自然の博物館 館長)

 

先週,篠山市の西光寺山へ行ってきました.

落ち葉の降り積もる秋の林内を歩いていると,「クチベニタケ」に出会いました.

日本では珍しいキノコではありませんが,世界的には珍種とのこと.

独特の風貌がかわいいのでテンションがあがります.

kuchibeni2.jpg

赤い部分が「口紅」に見えますね.この部分が孔口で,胞子が出てきます.

kuchibeni_scale.jpg  kuchibeni1.jpg

食べられるキノコではありませんが,出会って嬉しいキノコのひとつです(食べられるキノコの記事はこちら).

(自然・環境評価研究部 研究員 布施・高野)

ひとはくでは週末を中心に研究員によるオープンセミナーを開催しています。この週末も楽しいオープンセミナーが開催されたので報告します。

石田弘明研究員による「いろいろなタネを観察しよう!」では、
さまざまな種類のタネを見ることができます。翼果を飛ばす体験もできますよ(^^)

石田研究員1129

▲研究からいろいろと教えてもらえますよ(^^)不思議なタネのいろいろを・・・

フタバガキ

▲これはフタバガキのタネ。私もボルネオジャングル体験スクールで実際にボルネオ島で拾いました。くるくる回って落ちるタネですね 

毎週日曜日の「解説!竜と獣の道展&ひとはく恐竜ラボ」では、
研究員から詳しく解説を聞くことができます。

解説_古谷1129

▲今週は古谷裕主任研究員でした。3階展示室に13:30にお越しください!

隔週の日曜日には「君も発掘隊員!!丹波の恐竜化石をさがしだそう」もあります。今日も1時間前の整理券発行に長い列ができました。

発掘体験1129a

▲続々とラボ横の広場に集まる「発掘隊員!!」

発掘体験1129b

▲古谷裕主任研究員、先山徹主任研究員から説明を聞いて、さあ始めよう!

発掘体験1129c

▲さあ、見つかるかな? みんなハンマーを片手に真剣ですね(^^)

発掘体験1129d

▲化石かどうかは研究員に同定してもらいます。心配そうに見つめていますが・・・

発掘体験1129e

▲よかったですね。「化石でした!」

化石とわかれば名前を書いていただき資料となります。今日もたくさん見つかりました。

これらの化石はその後、クリーニングされて・・・とても貴重な発見に繋がる場合もあるかも(^^)
次回の「君も発掘隊員!!」は12月13日(日)です。

今年もあと1ヶ月。「竜と獣の道展」も12月27日までです。
ぜひ、ひとはくにお越しください。

(恐竜タスクフォース&生涯学習課長 平松紳一)

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