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● 展示情報です!

blog_mikage.jpg今週の週末、1/9(土)〜1/11(月)にかけて、兵庫県立御影高等学校による六甲山のキノコ展が御影公会堂にて開催されます。昨年から引き続き、SSP事業(サイエンス・パートナーシップ・プロジェクト/独)科学技術振興機構)の一貫として、当館と兵庫きのこ研究会とのコレボレーションによる六甲山のキノコ標本づくりと展示を進めています。
今回は、御影高校のすぐ隣にある、ちょっとレトロで格好いい建物の御影公会堂をお借りして、限定3日間の展示会が行われます。六甲山で採集したキノコ約180種類を展示する本格的展示です。
キノコに関心のあるかたは、ぜひご参加頂ければと思います。

期間: 2010年1月9日(土)〜1月11日(月)
開館時間: 10時から17時 (11日は15時迄)
場所: 御影公会堂 1階5号室 (入場無料)
     神戸市東灘区御影石町4丁目4−1
主催:兵庫県立御影高等学校   共催:兵庫県立人と自然の博物館
協力・後援:兵庫きのこ研究会

御影高校の生徒さんによるステキなポスターも作成して頂きました!
poster_kinoko.jpg  →画像をクリックすると大きくなります

なお、この事業はCOP10(生物多様性条約第10回締約国会議)のパートナーシップ事業の認定を受けて実施しております。

★御影高校の取り組みは新聞にも紹介されています
http://club.kobe-np.co.jp/mint/multimedia/odekake/chotto_odekake/0002597519.html

★御影高校へのリンクは以下をクリックしてください
http://www.hyogo-c.ed.jp/~mikage-hs/
http://www.hyogo-c.ed.jp/~mikage-hs/spp2/spptop.htm

★兵庫きのこ研究会へのリンクは以下をクリックしてください
http://www.hyogo-kinoko.jp/

(みつはしひろむね)

セツブンソウという花をご存じですか?
いちばん早く春を告げる、上品な花だそうです。

setsubunso.jpg

そのセツブンソウをテーマとした「節分草まつり」が、来る2月7日、丹波市青垣町の「江古花園」で開催されますのでお知らせします。

植物好きの方は、どうぞいらしてください。

チラシ(PDF348KB)はこちら(↓)から取得ください。

(八木 剛@自然・環境評価研究部)

県美ひとはく連携事業その弐の一席でございます。

時は、昨年、12月24日クリスマスイブでございます。

クリスマスにはまったく関係ございませんが、県立美術館にひとはくの展示が出現したのでございます。

IMG_2502.JPGそれは、県立美術館で現在開催中の特別展「ジブリの絵職人男鹿和雄展」にあわせ、背景画の里山の世界に住む生き物たちを紹介する展示で、「栗林慧の瞬間写真展〜里山のいきもの〜」と「里山のいきものたち」の2本立IMG_2489.JPGて。

 

ひとはくの所蔵する昆虫写真家栗林慧さんの瞬間写真30数点と里山に暮らすイノシシやタヌキの剥製や虫の標本、虫の3D写真、そして、里山のきのこや木の標本などを展示中でございます。

 

IMG_2495.JPG

開催期間は22年1月15日(金)まで。無料ゾーンで見学いただけますので、お見逃しなく。「ジブリの絵職人男鹿和雄展」とあわせまして、ご贔屓のほど、隅から隅までずずずいーっと御願いたてまつります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

河南堂珍元斎

ひとはく謎の講談師、河南堂珍元斎でございます。

あけましておめでとうございます。本年もよろしうご贔屓のほど・・・。

さて、県美ひとはく連携事業の一席でございます。

時は、昨年の12月13日(日)。

県立美術館にひとはくの研究員が出現したのでございます IMG_1147.JPG

それは、県立美術館で現在開催中の特別展「ジブリの絵職人男鹿和雄展」にあわせ、背景美術作品の中に登場するさまざまな自然、いきもの、人の暮らしなどを科学的にひとはくの博士が解説する「ひとはく背景画セミナー」で、この日は「〜里山とランドスケープ〜」と題した1回目でございます。

IMG_1138.JPG登場したのは、中瀬勲副館長。

「となりのトトロ」などの背景画の中に登場する風景を、ランドスケープアーキテクトの観点から分析し、実際の里山や庭園の風景写真との比較で、背景画をさまざまな視点で解説しました。

IMG_1149.JPGセミナーのあと、再び展示を見たお客様は「話を聞いてからの絵と聞く前とでは絵の見え方が違う!」と納得。

風景は見る人の教養によってかわるもの・・・なのでーございます。IMG_1163.JPG 

 

続いては、間の狂言として、珍元斎が出演。相方の四十一斎と御免奈斎と組んでの「講談:阿波狸合戦」。

 

 

IMG_1205.JPGこの話は、出品されている「平成狸合戦ぽんぽこ」の元ネタの1つといわれる徳島に伝わるお話で、今回のために書き下ろした珍元斎バージョンを披露。  IMG_1172.JPG

 背景画の元になった、狸たちが駆け回り、人間と共存していた、かつての日本の暮らしや里山の原風景を口演と寸劇で再現いたしました。  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  IMG_1212.JPG

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、最後は服部保研究員による「照葉樹林と里山」。

「もののけ姫」に登場する照葉樹林から日本の植生の移り変わりや里山の炭文化などを解説。 IMG_1213.JPG服部先生の撮った屋久島の写真ともののけ姫の背景画の照葉樹林があまりにそっくりでびっくり・・・ほんとの風景から書きおこした絵だということを実証したのでございます。 IMG_1214.JPG

 

この日は満員御礼で、3コマで延べ200人の方々に楽しんでいただきました。

 ひとはく背景画セミナー、ああ、見逃したという方のために、あと2回開催します。

いずれも14時から兵庫県立美術館レクチャールームにて下記の日程にて、乞うご期待。

 

 

 

 

 

1/9(土) ひとはく背景画セミナー2〜身近な里山とはるかなる琉球〜

     「里山の虫:鳴く虫」大谷剛研究員

「里山の虫:ほたる」八木剛研究員

「琉球の自然と風景」太田英利研究員

1/11(祝) ひとはく背景画セミナー3〜里山と植物〜

「背景画の中の植物」高橋晃研究員

     「里山講談 クヌギ寅次郎の冒険」河南堂珍元斎

「背景画から読み解く里山の生態系」三橋弘宗研究員

あけましておめでとうございます.
正月三が日は過ぎましたが,まだまだ松の内.
今日は縁起の良い名前の植物「センリョウ(千両)」を紹介します.

senryo.jpg千両はもともと日本に自生する植物.
センリョウ科に属していて,植物学の分野では原始的な被子植物として有名です.


被子植物とは,ごく簡単に言うと花が咲いて果実の中に種子ができる植物のこと.桜や楓など多くの植物がこれにあたります.
この被子植物はふつう,茎または幹に導管(どうかん)という器官があるのですが,センリョウにはありません.
代わりに仮導管といって,裸子植物(松やイチョウなど)が持つ器官を持っています.

被子植物でありながら裸子植物の特徴を持つセンリョウは,形態から原始的な植物だと考えられてきました.
近年行われたDNA解析でも,被子植物の中で初期に分岐したグループであることが支持されています.

(自然・環境評価研究部 研究員 布施静香)

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