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こんにちは!ひとはく総務課で働き始めて2年目の総務課職員です。

展示のある1階〜3階ではなく4階(ひとはくサロンのある階です)に総務課はあるため、皆様にはあまりなじみのない場所かもしれません。

そこで!メルマガ編集長の命により、総務課職員はどのような仕事をしているのか

ある1日の流れをもってご紹介したいと思います。

(今回登場する総務課職員は給与・服務・福利厚生などを担当しています。)

 

○月△日(火)

出勤     基本は月曜日が休館日のため、火曜日が週の仕事はじめ!と感じます。

9:30頃  券売機を作動させます。ひとはくは10時開館です☆

午前     本日は職員の給与計算。

社会保険や雇用保険など、給与担当ならではの単語が出てきます。

電卓は必須アイテムです。

 

denntaku.JPGお昼休み   

午後     次に職員の旅費計算。

ひとはくの職員は、資料収集や研究用務などで県内外へ出張することもしばしば。

16:30  小鳥の声の放送がかかります。

総務課では、この放送を「ピヨピヨ」と呼び、「ピヨピヨの時間が来たよ」と言うことも。

ひとはくは17時まで開館していますが、入館できるのは16時半までのため、この放送を聞いて券売機の作動を停止します。

今日は何人くらいお客様がいらっしゃったかな??

 

kennbaiki.jpgその後仕事は続く・・・

 

とても簡単にですが、1日の流れを追ってみました。いかがでしたでしょうか。

仕事をしながら日々感じることは、職員さんとの会話がとてもおもしろいことです。

珍しい虫の話や化石、植物の話など…。知らなかった世界をのぞくことが出来ます。ひとはくに勤務することが出来て、楽しいなと思う瞬間です。

ひとはくに来ていただく方にも、さまざまな魅力を感じていただけるよう

ひとはく職員の一員としてこれからも仕事に励みたいと思います。

                     

                                            津田奈保子(総務課)

 

みなさ〜ん こんにちは!

桜が舞 新学期が始まりますネ。

新しいお友達はできるかな?

 

3月のフロアスタッフのイベントでは

「かわいいマスコットきのこ」をつくりました。

オリジナルのカラフルな「きのこ」ができましたネ。

ご参加頂き、ありがとうございました。 

 

FS3-1.JPG          ピンクのかわいいきのこ

 

4月のフロアスタッフとあそぼうは・・・

  34日  「さくらを飾ってあそぼう」

            思い出をさくらで飾りませんかぁ!

FS3-2.JPG

                      サクラのフォトフレーム

 

  1011日 「画はくの日」

  1718日 「川でさかなつり」

          とっても人気です。

               上流・中流・下流にわかれてよ〜いドン!

        どんな魚がつれるかな?

    

FS3-3.JPG                   魚を釣っている様子

 

2425日 「動物すごろく」

  29日  「くるくるとぶたね」

  を予定しています。

 

●ゴールデンウィーク初日

   429日は「ふかたん」・・・春のむしをさがしに深田公園を探検してみましょう!

   どんな虫をみつけられるかな?

 

フロントスタッフは、お客様の誘導・案内、そして、展示解説・デジタル紙芝居・FSとあそぼう、など、いろんなイベントを行っています。

詳しくは・・・うきうきカレンダーをご覧くださいネ。

お客様の御来館心よりお待ちしています。

 

       西口浩子(フロントスタッフ) 

人と自然の会クラフトクラブの3月例会は杉原紙の里を訪ねました。

313() 朝から雨模様の中、10時に博物館を3台の自動車に分乗して出発、中国自動車道滝野社ICから岩座神(いさりがみ)棚田に到着。鎌倉時代に作られたといわれる石垣の棚田の景色は、日本の棚田百選に認定されており、その美しさは西日本一とも言われています。秋には刈り取られた田んぼをステージに見立てて、棚田コンサートも開かれています。

       hitoto3-1.jpgのサムネール画像     hitoto3-2.jpgのサムネール画像

                                     水を張るころにもう一度訪ねたい

この岩座神地区にある、簡素でひなびた五霊神社の郷土記念物ホソバタブ3本は兵庫県内では、第1・2・3位と言われる大木です。ゆっくりと散策してきました。

 

現地で合流組とあわせて12名で、道の駅R427かみでレストラン車留満(しゃるまん)で昼食、ここでは多可町の特産「播州百日どり」が名物、みんなで地鶏の味を噛み締めました。

 

杉原紙研究所は道の駅と杉原川を挟んで隣接しています。

多可町で杉原紙を漉き始めたのは七世紀奈良時代後半と推定されています。大正時代には一時紙漉きが途絶えました。しかし、昭和45年に地域のお年寄りにより復活したのです。原料は楮(コウゾ)です。楮から杉原原紙になるまでには12の工程があります。1楮刈り、2楮蒸し、3皮はぎ、4黒皮とり、5川さらし、6釜だき、7楮みだし、8紙たたき、9紙漉き、10圧搾、11紙干し、12選別、以上12の工程を経て始めて杉原和紙になるそうです。

原料の楮は現在は他県産や輸入物も使用しているそうですが、出来上がりの色が地元産のものと比べると異なるので、将来的には地元産の材料で賄うよう準備を進めているそうです。

                   hitoto3-3.jpgのサムネール画像

                            黒皮取り 

                  

                   hitoto3-4.jpg    

                        さらされた材料

 

水を張った大きな漉舟に、紙たたきでほぐされた楮とサナ(トロロアオイから取る)が入れられており、6人一チームでそれぞれオリジナルの紙を作りました。それぞれ思い通りの色を着色することも出来ます。

 

 

                  hitoto3-5.jpg 

               指導員の説明を聞きながら・・・チャレンジ

 

これまで牛乳パックを使って紙すきをしたことはたびたびありますが、本格的な紙すきの体験は貴重なものでした。今後、クラフトクラブのメニューに変化があるでしょうか?ご期待下さい。

 

               北方唯男 (NPO法人 人と自然の会)       

植物ウォッチングは,春・夏・秋・冬いつでも楽しむことができますが,春は特におすすめの季節です.とにかくいろいろな植物がわれもわれもと動き出します.

 

kuroda3-1.jpg   kuroda3-2.jpg

       アカメガシワ        コナラ

 

春の光を浴びて,木の芽から葉っぱが少しずつ広がってきます.少し近寄って見てみましょう.春の葉っぱは単純なみどり色ではありません.あるものはきらきらと銀色に輝き,あるものは真っ赤に染まっています.そこには普段あまり目にすることない豊かな彩りを見ることができるでしょう.そして,あるものは花びらを広げ始めます.写真を撮るのも良いですが,届くようでしたら鼻を近づけ,においをかいでみましょう.今まで感じたことのないすてきな香りを楽しむことができるかもしれません.そして,地面からはいろいろな植物がもこもこと出てきます.そんな姿は繊細でありながらもたくましさがあり,自分も頑張らねば!と気合いが入ります.

 

  kuroda3-3.jpg     kuroda3-4.jpg

    コバノミツバツツジ        ショウジョウバカマ

 

お花見も粋なものですが,ぽかぽか陽気の中の植物ウォッチングはそれ以上に心を和ませてくれます.さあ皆さん,春の野山へ出かけましょう♪

 

 

 

                               黒田有寿茂(自然・環境再生研究部)

 

連載1  http://hitohaku.jp/blog/2010/03/post_634/

連載2  http://hitohaku.jp/blog/2010/03/2_6/

連載3  http://hitohaku.jp/blog/2010/03/3_3/

 

 

 
 さて、企画展示室から外に出ると、明治時代の虫売りの屋台がデンと置いてある。

  復元 虫売り屋台ここは鳴く虫を愛した明治の文豪小泉八雲(ヘルンさん)の展示コーナーで、その作品「草ひばり」や「虫の音楽家」の紹介パネルや謎の造形師Y・フジワラの大型屋台と謎の木工職人T・ケンヂの体験用屋台などがある。屋台からは、ヘルンさんのエッセー「虫売り」を元にした、謎の講談師河南堂珍元斎と呼ばれるあの怪人着物男の自作自演の講談の声が流れている。
 
 珍元斎は、普段、総務課でデスクワークをしているようだが、吾輩たちのように脱皮をして着物姿となり、来館者に時々、講談を披露している。鳴く虫の持ちネタは3つあり、 ぎっちょん君 卵時代卵の頃の刷り込みで鳴かないオスのキリギリス「ノコギリ名人ぎっちょん君誕生!」 ノコギリ名人 ぎっちょん君誕生 ノコギリ名人 ぎっちょん君誕生やイソップ物語で有名な「アリとキリギリス六変化」、    アリとキリギリス六変化    アリとキリギリス六変化   アリとキリギリス六変化そして、ヘルンさんが長屋の仲間のおっちょこちょいで仕事が長続きしない喜六に歴史や売り声を教える「虫売り」の話である。

虫売り そういえば、近所の小学生や高校生もこの男にだまされてか寸劇で出演している。特に珍元斎の相方の四十一斎という太った男はひどい。どんな役でもやる男で、虫売りやフンコロガシまでやっている。フンコロガシはとても似合うが、あの姿はとても吾輩たちキリギリスには見えない・・・あれでは緑色のゴキブリである・・・が、なかなか動きがコミカルでつい、吾輩も笑ってしまう。他にも、黒子の名人御免奈斎や司会の達人綾毬奈斎など少年少女からおじいさんまでの多様な構成の河南堂一座である。
 この夏、河南堂一座は、松江や明石天文科学館、有馬の旅館瑞宝園など依頼されて、鳴く虫公演で、大忙しのようである。にもかかわらず、あの四十一斎という男はなぜか痩せない。


 
 話は展示室にもどる。ときどき遊びにくる子どもたちは床几に座り、吾輩たちの美しい声のCDや虫売り講談CDに耳を傾け、ここで飼育されているキリギリスやエンマコオロギ、ヒメギス、ツユムシ、スズムシなどを興味深げに観察している。しかし、虫たち昼間なかなか鳴かない。だが、夜になると美しい声を奏でる。これが閉館した後なので、吾輩はとても残念である。

 

 

 ・・・・・・つづく(だろう?!)  鳴目 虫石

 

 

 

 

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