さあ活動だ!!!
と思ったら最初から書物整理だった。
その内容は虫干し。 書物を外の空気に触れさせて、虫をつきにくくするのですが、(なぜそうなるのかは不明)1000ページの本をぱらぱらめくって干すのはめんどくさかったです。
(八景中学校 長谷川 悠太)
活動1日目
体験させてもらうのは環境系収蔵庫でした。
最初に見せてもらった資料がとても古そうなもので、驚きました。江戸時代に外国の人がとったものだそうです。その後、上記されている「虫干し」をさせてもらいました。英語の書物ばかりで英語の勉強にもなりました。
午後からは、貯蔵されている本をパソコンに入力し、データ化する作業をさせてもらいました。重大な仕事だと思いました。
(西谷中学校 坂田 奎)
今日の活動は虫干しと資料整理でした。整理している資料が、英語ばかりだったので、見るのも嫌になりました。あと3日また長文の英語を見ることになります。明日も頑張ろうと思います。
(富士中学校 前中 皓揮)
上記の通り、本日の主な活動は、書籍の整理でした。
博物館の仕事は、想像していたより地味だったようです。目立たずとも大事な仕事があることを学んでもらいたいです。
明日の作業も地味ですが、がんばりましょう。
(上田萌子@自然・環境マネジメント研究部)
今日から6月。衣替えの季節となり、いよいよこれから夏に向けてヒートアップ!!
そんなこの時期、今年もひとはくにトライやる・ウィークの活動のため近隣の中学生が来てくれました。今回は、三田市内からは三田市立長坂中学校・三田市立八景中学校・三田市立ゆりのき台中学校・三田市立富士中学校の4校。お隣の宝塚市からは宝塚市立西谷中学校、そして丹波竜化石発見の地元丹波市からは丹波市立山南中学校の、合計6校10名の中学2年生が体験します。
早速初日の今日は、朝のミーティングで各自自己紹介をし、各研究部に分かれて体験をはじめました。
金曜日までの4日間、よろしくお願いいたします。活動の様子は、またこのblogで紹介いたします。
情報管理課:八尾
ひとはくには、研究や調査のための文献や書籍、雑誌などの図書を備える図書室があります。そこには国内や国外の大学や博物館、研究所などからたくさん図書類が送られてきます。上の写真はフィリピンから届いた封筒にビッシリ貼られた切手です。
オートバイに乗った男性は、かわいらしくデザインされていますが、あとの2枚は鳥です。ほかにもこんな切手もありました。
いろんな鳥がデザインされているようです。ちなみに切手の大きさを測ったら、1枚がだいたい、たて25ミリ×横22ミリ(オートバイの切手はたて横が22ミリ×25ミリ)くらいでした。 では日本でよく見る切手の大きさはというと、これもだいたい25ミリ×22ミリでした。
今回は、主に鳥がデザインされている切手を紹介しましたが、きれいな花をデザインした切手もあります(またの機会にブログに書くことにしますが・・・・)。
そこで、例えば夏休みの自由研究で、鳥の切手を集めたり植物の切手を集めたりして、「切手のデザインにみる生物多様性」なんてことをテーマに、いろんな動物や植物について調べてみるのも面白いかも知れませんね。
深田公園の雑木林で,こんな花が咲いています。
これは,「アリマノウマノスズクサ」の花。
不思議な形と色の花でしょう?
木性のつる植物で,他の植物などに巻きついています。
黄色い部分も,紫がかった茶色の部分もガク。花びらはありません。
黄色の部分が虫達の入り口です。
縦に切ってみるとこのとおり。
花の付け根にあるボール状の部分が雌しべと雄しべです。雄しべは雌しべの周りにくっついています。柱頭はテラテラしていますが,まだ花粉がでていないので,雌性先熟であることが分かります。
花粉を運ぶのは小さなハエ。実際,撮影のために花を切った時には,小さなハエが数匹飛び出てきました。
折角なので,昨日開催したセミナー「植物リサーチクラブ:見て楽しい花の形態観察」で花を解剖し,受講者の方々にも構造を詳しく観察してもらいました。
実体顕微鏡を使って植物を見ると,新たな世界が広がりますよ(左の写真は,雌しべと雄しべのアップ)。
今年はまだまだ咲いてくれそうで楽しみです。
(自然・環境評価研究部 布施静香)