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 今週月曜日(6月21日)は夏至でした。北半球では昼が最も長く、夜が最も身近い日だそうです。二十四節季の一つで、祭礼の儀式などが行われるところもあるようです。

 この日を過ぎると夏本番!とはいうものの、まだまだ梅雨の真っ最中です。そんな時期ですが、今日雨のあがった後、ひとはくのまわりを歩いていてこんな生きものを見つけましたよ。

 

ラミーカミキリ カミキリムシの仲間(フロアスタッフのブログにもありました)のようです。さて何でしょう?昆虫図鑑が手元にあればすぐに調べられるかも?! 

模様が面白い!!続いては小さいムシです。子どもの大好きなダンゴムシです。でもよく見かける灰色のものと事なり、色が薄いんです。どうしてかなぁ?色素が抜けてしまったのでしょうか?まだ成虫じゃないのでしょうか?ワラジムシかも知れませんよ

ダンゴムシ     

 そして次はかわいいかわいいカタツムリ(多分赤ちゃんだと思います)です。小指の爪より小さかったです。見落としそうですけど、ゆっくり見ていると見つけられます。

7,8mmほどのかわいいカタツムリ  雨で外出がおっくうになりがちですが、気分転換に外に出てみれば、思わぬ発見があるかもデス。もちろんひとはくは雨降りでも開いてますよ!!

 

 

 

クロホシタマムシ

2010年6月22日
深田公園でマスダクロホシタマムシを見つけました.すぐに標本にするのはもったいないので,飼育容器内にコナラの柔らかい葉を「生け花」して撮影.

6461t.jpg

昆虫共生 沢田佳久

 去る6月20日(日)第12回ボルネオジャングル体験スクールの第1回事前学習会を開催しました。今回のスクールは50名を越える方々から応募があり、選考により28名の小・中・高校生がスクール生として決定されました。他府県からの応募も増加傾向になり、今回は東京・三重・滋賀・京都・大阪からも応募がありました。

 

スクールの高橋校長 まずはスクールの高橋晃校長のあいさつから始まり、同行スタッフの紹介、スクール生の自己紹介などがありました。 

 同行する研究員など  ベテランの池田看護師  旅行社のスタッフ  全員自己紹介します 

 続いて、このボルネオジャングル体験スクールを創設された河合名誉館長の特別講演を聴きました。ジャングルの様子や動物の生態などについて興味深く聴かせていただきました。

 

熱く語られる河合名誉館長 ビデオ上映会そして前回第11回のスクールの様子をまとめたダイジェスト版の映像を見ました。珍しい昆虫などがスクリーンに映し出されると、「バイオリンムシだっ!」と、早速興奮気味な声が会場から出ていました。

 

 午後からはグループごとの作業に取りかかりました。去年は新型インフルエンザの影響で実現できなかったラハダトゥ・サイエンススクール生との交流会。マレーシアのお友達との国際交流会に向け、高校生のリーダーを中心に、各グループの指導者も加わり熱心に話し合いをして内容を決めました。

 太田研究員と話し合う1班  模造紙を広げ話し合う2班  卒業生の石田さんも加わって話し合い  さすが高校生!!リードがうまい 「もう今日からスクールは始まっています。」と結団式で宣言を受けていますから、みんな真剣です。

 どのグループも高校生が中心となって小学生や中学生を本当にうまくリードしています。年齢が近いこともあり、大人がまとめるよりもスムースに進行できています。さすが高校生ですね。中学生も小学生との橋渡しをきちんとし、小学生も思う存分発言しながらお兄さんやお姉さんのいうことをよく聞く。こうしたグループ作業も、このボルネオジャングル体験スクールの狙いの一つである「異年齢交流」の目的を実現させるプログラムの一つです。

 

 小学生も中学生も高校生も、それぞれの発達段階に応じて臨めたことを嬉しく思いました。次回第2回の学習会は、7月18日(日)に開催されます。体調管理には十分気をつけてください。

 

情報管理課:八尾 3班 

 

トライやる収集虫

2010年6月18日
先週のトライやるウィークで採集した昆虫標本を,収蔵資料データベースへ
の登録が完了しました.

虫を採集して台紙に貼りつけたり針をさしたり,データラベルを付けたり,
こうった作業は八尾さんのレポート↓にもあるとおりです.あのあと,図鑑
を見ながらわかる範囲で同定し(分からないものは「目」までなどラフな同
定),表計算ソフトに打ち込むところまではトライやる中に皆で済ませてい
ました.
で,昨日,乾燥待ちだった標本の処理をし,データベースへの一括登録を行
って作業完了となりました.

トライやるの作業として毎年,深田公園で採集しています.記録上特筆すべ
き標本や,展示に適した美麗種が採れるわけではありません.いわば初心者
のトライやらーが採る標本として,むしろ普通種を標本にして保存するとこ
ろに意義があります.標本作りも技術的に上手くはありませんし,成果品も
万全の同定がなされているわけではありません.たぶん誤同定も含まれてい
るでしょう.しかし標本は残ります.何十年か後に,今年と同じ種が,同じ
ように居るかどうか? それを検証するための証拠品として未来に贈ること
に意義があるのです.今,レッドデータの危ないランクに位置づけられてい
る種も,何十年か前には普通に居たのです.「今の普通種をちゃんと残す」
が大切です(おぉ久々に熱弁!).

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今回はトライやるの成果品として185件のほかに,出勤?途中の電車で拾っ
たチビクワガタ(誰かに踏まれてたけど)というのがあり,これは「館員収
集(雑)」分の一件として単品で登録しました(物々しい登録画面↑(Java)).

昆虫共生 沢田佳久

今年は例年より10日遅く、13日に梅雨入りしましたが、今日は朝から快晴!!
ひとはくにもたくさんの団体、学校が来館されています。

昼休み、目の前の深田公園には、子どもたちの元気な歓声が響いていました。
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▲4階ひとはくサロンから、思わず1枚・・・

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▲深田公園を少し歩いてみましたが、子どもは元気ですよね(^^)

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▲芝生の上では別の学校がお弁当を食べていました。暑かったでしょうね(^^;博物館の1階公園口前の人影は、日陰で食べている高校生たちでした

今、ひとはくでは生物多様性大作戦を展開中です!!
スタンプカードの売れ行きも好調のようで、週末にはプレゼントを求めて
お客様が列をつくるときも・・・!?

※詳しくは・・・ http://hitohaku.jp/biodiv/biodiv_point.html

さあ、これをご覧のみなさまもひとはくにぜひお越しください。
スタッフ一同、心よりお待ち申し上げます。
(生涯学習課長 平松紳一)

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