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今日のひとはくは、昨日の雨も上がって朝から大勢のお客様で賑わっています(^^)
さて、5月22日から始まった「タヨウ星人スタンプカード」、今日、ポイントを24個すべて達成した「ゴール達成第1号」のお客様が来られました。

達成者は博物館の近くの三田市立狭間小学校3年生の福田けいさん。
ありがとうございました。これからもひとはくに来てくださいね。

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▲認定証がどんなものか見たくて今日までなにもグッズをもらわず来てくれました。認定証は記念すべき「第1号」大切に飾ってくださいね(^^)

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▲24ポイントは、特製フィールドノートとオリジナル缶バッジ、タヨウ星人シールに交換されました。ライオンタンポポがとっても可愛らしくて好きだそうです。チンゲンサイ先生もきっと喜ぶでしょうね(^^)

ひとはくの生物多様性大作戦!!
タヨウ星人スタンプカードにスタンプを集めて、あなたもひとはくオリジナルグッズをゲットしてください!

さあ、今年の夏はぜひ、ひとはくにお越しください。
スタッフ一同、心よりお待ち申し上げます。
(生涯学習課長 平松紳一)

20100316171607_00004.jpg

 今年の1月1日午前3時頃から部分月食がありました。

 そして、明日6月26日(土)にも部分月食が見られるかも?です。お天気が気になるところですが、条件がよければ見えるはずです。

 月の出は、神戸近辺では19:14 月食の始まりは19:16といわれていますから、ひょっとすればかけながら月が昇って来る様子が見えます。 

月の出の頃の様子 最も食が進むのは20:38頃 月も少し見上げれば見えるくらいの位置まで昇っていると思います。天気さえよければ、バッチリ見える!!はず。月の出は19:14ですが、日の入りも191:6ということで、空はまだ明るいと思います。 

食の最大の頃 20:38頃には暗くなっていることでしょう。おおよそ半分程度が欠けるといわれています。 

食の最大の頃の月の様子 こんな風に見えるといいですね。左の上の方が欠けるようです。それ以後また元の月に戻っていき、月食の終わりは22:00頃です。おおよそ3時間の天体ショーです。あとは天気だけですね。

20100625

 画面の画像は Stellarium (http://www.stellarium.org/)フリーソフトを使ってシミュレートした画像です。一部日本語が消えてますが。

 そして、まだ少し先ですが、12月21日は皆既月食も起こります。

 

 

  抜けるような青空 清々しい深田公園 

 

 今日は朝から梅雨とも思えないような晴天。暑い暑い一日でした。そして、小野市立小野東小学校の3年生120名も、暑い(熱い)午前を過ごしました。

 今日は、鈴木研究員と沢田研究員のスーパー『むし』びんご です。 びんごかーど

 びんごのルールは簡単です。深田公園にいるムシをつかまえ、ビンゴシートに書き込みながら、つかまえたムシを観察します。深田公園に来なくても、学校の校庭や家の近くの公園でもできますよ(危険な所がないか十分に確認してから行ってください)。

 深田公園は広いですから、班ごとに行動しました。 

さぁ、出発!!   どこに行こうか? つかまえたムシたちはチャックのついたビニル袋に入れ、博士に鑑定してもらった後、ホロンピアホールのガラスの壁面にペタペタ貼っていきました。今日は「むしびんご」のはずでしたが、なぜだか「オタマジャクシ」の袋がたくさん貼られていました?!

鑑定する鈴木研究員と子どもたち  ガラス壁面に貼ります

オタマジャクシ?!  ドンドン貼ります 

 テントウムシ・コガネムシ・アリ・ハチ・チョウ・バッタ・カメムシ・カマキリ・カミキリムシ・トンボなどのほかにも、チビクワなどの生きものも見つかったようです。沢田研究員から、ムシを見つけるコツやポイントも教えていただきました。

ムシのいるポイントの説明をする沢田研究員 班でつかまえられるムシの種類にも限りがあるので、他の班の友達がつかまえたムシも観察します。みんな本当にいろんな発見をしたようです。 

コレは何だ?  こんなちっちゃいバッタ!! 

 

 最後は、今日のふりかえりとまとめをシートに書き込みます。みんな身近い時間だったけれど、いろんな発見ができたようです。今度はぜひ自分のたちの学校の周りや家の近くでやってみてください。

まとめ1  まとめ2

まとめ3  まとめ4 

 

 それと、大事なこと → ムシも生きもの。当然、命があります。命の大切さ不思議さを感じながら、どんどん自然と関わってください。

  

20100624 

 

tetora.jpg7月17日(土)からはじまる「ひょうごの生物多様性 〜瀬戸内海VS日本海〜」の展示特別企画では、テトラポッドの展示が予定されています。
テトラポッド? どうしてこの企画展と関係あるのでしょうか。
実は、日本海と瀬戸内海で、設置されているテトラポッドの大きさがかなり異なります。日本海のほうが波当たりが強いので、大きさがずいぶんと大きくなります。もちろん、どちらにも大きいモノから小さいモノまでありますが、日本海の外海に面したところでは、なんと4m近いものがあります。それに比べると、瀬戸内海のものは、約2mのサイズで、写真にあるようなものです。

実際に、大小をくらべていただくために、「実物大」で展示しようと考えました。
ですが、コンクリート製の本物や鋼製型枠などをつかって展示すると、何十トンとなるので、とても移動できませんし、博物館の床底が抜けてしまいます。そんなわけで、テトラポッドや消波ブロックを実物大で展示することはこれまで、ほとんどの博物館で出来ませんでした。

そこで登場するのが、ペーパークラフトです。段ボールを加工して、接着材不要で解体可能なものを製作しました。
製作には、テトラポッドのオリジナル・クラフト用展開図を作成されている「仮想ブロック」の作者であるMcguffinさんによる協力をはじめ、段ボールアートと加工で国内トップクラスの技術を誇る「矢野紙器株式会社」さん、そして本家本元の「株式会社不動テトラ」さんらの協力を得て、たぶん「世界初」の実物大の段ボール製のテトラポッドが完成しました。ちょっと変わった、4者の異種コラボレーションとなりました。特に、Mcguffinさんの技術力の高さ、3次元を捉える構成力には、ただただ脱帽です。
作戦会議では、圧倒されるばかりでした。下の写真をご覧下さい。試作品も素晴らしいです。
(左のスケルトンタイプは美しすぎます)

R0011399.jpgこの段ボールでつくるテトラポッドを体験していただくために、以下のようなオープンセミナーを企画しました。

題しまして・・・

段ボール製のテトラポッドをつくろう! 【海の日特別企画】

紙を切り抜いて手のひらサイズのテトラポッドをみなさんと一緒につくります。
そのあと、巨大なテトラポッドを参加者と一緒に組み立てたいと思います。
ぜひ関心のあるかたはご参加ください。申し込みは不要で無料です。
詳細は以下のとおりです。

   開催日: 2010年7月19日 (祝・海の日)
   場所: 4Fひとはくサロン
   時間: 13:30 - 16:00 (手のひらサイズは適宜開催。所用時間は約30〜60分)
          14:00 -          巨大テトラポッドの組み立てショーを行います
   定員: 手乗りテトラポッド: 定員なし(紙がなくなり次第で終了)
        巨大テトラポッドの組み立ては、ご覧の方々に適宜お手伝いを募ります   
   その他: 参加者には、不動テトラさんから記念品プレゼントがあります!

現在、展示の完成にむけて鋭意制作中です。みなさんのお越しをお待ちしております。

(みつはしひろむね)

ユニバーサル・ミュージアムをめざして

 

 

全国(ぜんこく)の 失語症(しつごしょう)

(みな)さんと ご家族(ご・かぞく)

人と自然の博物館(ひととしぜんのはくぶつかん)

お見え(お・み・え)になりました。

 

 

この原稿(げんこう)は、失語症者(しつごしょうしゃ)にとって 理解(りかい)しやすい 文章(ぶんしょう)を めざして、兵庫県(ひょうご けん) 三田市(さんだ し)にある 失語症(しつごしょう) 当事者(とうじしゃ)の 小規模(しょうきぼ)作業所(さぎょうしょ) 「トークゆうゆう」の 皆(みな)さんと 共(とも)に、三谷 雅純(みたに まさずみ)が 作成(さくせい)したものです。文責(ぶんせき)は 三谷(みたに)にあります。

 

100612_museum01.jpg外出介助(がいしゅつ かいじょ)ボランティア「かけはし」

前田 隆(まえだ たかし)さん撮影(さつえい)

 

 全国(ぜんこく)の 失語症(しつごしょう)の 皆(みな)さんが、6月(がつ)12日(にち)に 人と自然の博物館(ひととしぜんのはくぶつかん)が 展示(てんじ)している ティタノサウルス形類(−・けいるい)と 呼(よ)ばれる 首(くび)の長(なが)い 恐竜(きょうりゅう)の 化石(かせき)を 見(み)に来(こ)られました。

 

三田市(さんだ し)で6月(がつ)13日(にち)におこなわれた 「第4回(だい4かい) 言語(げんご)リハビリ 交流(こうりゅう)の つどい イン 兵庫(ひょうご)」に 参加(さんか)されるために 来(こ)られたのですが、12日(にち)は 三田市(さんだ し)のようすを 見学(けんがく)して 回(まわ)られたのです。

 

 失語症(しつごしょう)というのは、脳(のう)の 血管(けっかん)の 病気(びょうき)や、交通事故(こうつう じこ)などで、脳(のう)の 中(なか)の 言語中枢(げんご ちゅうすう)に ダメージをおってしまい、それまでは 普通(ふつう)に しゃべっていたのに、突然(とつぜん) しゃべれなくなるという 障がい(しょうがい)です。高次脳機能障がい(こうじ のうきのう しょうがい)の 一種(いっしゅ)で、「聞く(きく)」 「話す(はなす)」 「読む(よむ)」 「書く(かく)」といった 大切(たいせつ)な 機能(きのう)のどれか、人(ひと)によっては、その内(うち)の 複数(ふくすう)の 機能(きのう)が 障がい(しょうがい)を うけるものです。

 

 同時(どうじ)に、言語中枢(げんご ちゅうすう)だけでなく、聴覚中枢(ちょうかく ちゅうすう)や、視覚中枢(しかく ちゅうすう)が ダメージをおったため、耳(みみ)が 聞(き)こえなくなったり、目(め)が 見(み)えなくなっている 人(ひと)も いらっしゃいます。

 

 

1) 耳(みみ)から つたわった 音(おと)を 認識(にんしき)したり、理解(りかい)したりする 脳(のう)の 部位(ぶい)

2) 目(め)から つたわった 像(ぞう)を 認識(にんしき)したり、理解(りかい)したりする 脳(のう)の 部位(ぶい)

 

 

☆   ☆

 

 わたし(三谷雅純 みたに まさずみ)と 生涯学習課(しょうがい がくしゅう か)の 平松紳一(ひらまつ しんいち)が 対応(たいおう)しました。展示(てんじ)は、平松(ひらまつ)が 説明(せつめい)しました。

 

 失語症(しつごしょう)の 皆(みな)さんには、脳梗塞(のう こうそく)や脳出血(のう しゅっけつ)を おこした方(かた)が 多(おお)いので、マヒのある方(かた)や 車いす(くるま・いす)を ご利用(ご・りよう)に なる方(かた)が 多(おお)くいらっしゃいます。

 

 人と自然の博物館(ひととしぜんのはくぶつかん)は、普通(ふつう)に 入(はい)ると、最初(さいしょ)に 長(なが)い 階段(かいだん)を おりなければ いけません。そのために、できるだけ 階段(かいだん)など 段差(だんさ)の ない出入り口(でいりぐち)から ご案内(ご・あんない)する ことにしました。

 

階段(かいだん)を下(お)りなくてもいい 出入り口(でいりぐち)は、通常(つうじょう)の 出入り口(でいりぐち)の 上(うえ)に あるのですが、少(すこ)し、見(み)にくいようです。

 

100618museum03.jpg段差(だんさ)のない 出入り口(でいりぐち)は、通常(つうじょう)の 出入り口(でいりぐち)の 一階(いっかい) 上(うえ)のあります。(撮影 三谷 さつえい みたに

 

100618museum04.jpg段差(だんさ)のない 出入り口(でいりぐち)です。

(撮影 三谷 さつえい みたに

 

 「ひとはく 恐竜(きょうりゅう) ラボ」は スロープで 上(あ)がれるのですが、下(お)りる 時(とき)には、少(すこ)し スロープが 急(きゅう)です。ガラス越(ご)しにですが、恐竜化石(きょうりゅう かせき)の クリーニング作業(さぎょう)を 見学(けんがく)できます。まず、はじめは 「ひとはく恐竜(きょうりゅう)ラボ」を 見学(けんがく)して いただきました。

 

100618museum02.jpg正面(しょうめん)から 見(み)

「ひとはく恐竜(きょうりゅう)ラボ」

(撮影 三谷 さつえい みたに

 

100618museum01.jpg「ひとはく恐竜(きょうりゅう)ラボ」には

スロープが付(つ)いています。

(撮影 三谷 さつえい みたに

 

100612_museum00.jpg外出介助(がいしゅつ かいじょ)ボランティア「かけはし」

前田 隆(まえだ たかし)さん撮影(さつえい)

 

 段差(だんさ)のない 出入り口(でいりぐち)から はいってすぐの 部屋(へや)を、とっておきました。部屋(へや)のむかいが トイレです。疲(つか)れた 方(かた)は、見学(けんがく)の 間中(あいだじゅう)、いつでも 休(やす)めるように しておきました。しかし、休(やす)まれる 方(かた) いらっしゃらないようでした。

 

☆   ☆

 

 恐竜(きょうりゅう) コーナーの 展示(てんじ)は 出入り口(でいりぐち)から 一階(いっかい) (お)りた フロアに あります。「丹波の 恐竜 化石(たんばの きょうりゅう かせき)」です。みなさん、このコーナーを 楽(たの)しまれたようです。

 

100612_museum02.jpg 100612_museum03.jpg写真(しゃしん)は いずれも

外出介助(がいしゅつ かいじょ)ボランティア「かけはし」

前田 隆(まえだ たかし)さん 撮影(さつえい)

 

残念(ざんねん)なことがふたつ ありました。それは、

 

◎ 失語症(しつごしょう)の 方(かた)の 中(なか)には、聴覚障がい(ちょうかく しょうがい)の 方(かた)が おられます。今回(こんかい)も おられました。説明(せつめい)は 音声(おんせい)だけ でしたので、聴覚障がい(ちょうかく しょうがい)のある 失語症者(しつごしょう しゃ)には、説明(せつめい)が わからなかったようです。説明用(せつめい よう)の プリントなどを 用意(ようい)してあれば よかったですね。後(あと)で 気(き)がつきました。すいませんでした。

 

◎ 今回(こんかい)は いらっしゃいませんでしたが、失語症(しつごしょう)の 方(かた)の 中(なか)には、視覚障がい(しかく しょうがい)の ある方(かた)も おられます。「丹波の 恐竜 化石(たんばの きょうりゅう かせき)」の 展示(てんじ)は、ほとんど ガラス・ケースに はいっているため、視覚障がい者(しかく しょうがい しゃ)には 「何(なに)もわからない」と いったことがあります。触(さわ)っていただけるような 展示(てんじ)であれば よかったのにと 思(おも)いました。

 

☆   ☆

 

 帰(かえ)りは、もう一度(いちど)、最初(さいしょ)の 出入口(でいりぐち)に もどって、迎(むか)えのバスや、失語症(しつごしょう)の 小規模(しょうきぼ)作業所(さぎょうしょ)「トークゆうゆう」の 介護用(かいご よう) 乗用車(じょうようしゃ)に 乗(の)られて 博物館(はくぶつかん)を 後(あと)にされました。

 

 なお、わたしも 脳梗塞(のう こうそく)の 後遺症(こういしょう)で、右半身(みぎ はんしん)に マヒが残(のこ)り、少(すこ)し 構音障がい(こうおん しょうがい)(=発声器官〔はっせい きかん〕のマヒ)が あります。行(い)きとどかぬところも あったと 思(おも)います。そんな時(とき)は、ぜひ おっしゃってください。ありがとうございました。

 

 

兵庫県立大学 自然・環境科学研究所

(ひょうごけんりつだいがく しぜん・かんきょうかがく けんきゅうじょ)

/ 兵庫県立人と自然の博物館

/ ひょうごけんりつひととしぜんの はくぶつかん)

三谷 雅純

(みたに まさずみ)

 

 

※このブログで 掲載(けいさい)している 写真(しゃしん)や 文章(ぶんしょう)を 転用(てんよう)・ 転載(てんさい)されます 場合(ばあい)は、三谷 雅純(みたに まさずみ)まで ご連絡(ご・れんらく)ください。(mitani(アット)hitohaku.jp)

 

 

 

2010.06.23

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