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インパクトのある虫

2010年7月13日

 ヒラズゲンセイがその生息域を北へ広げているらしく,この十年ほどは近畿中部はその最前線です(こちらの頁参照).写真は当館に持ち込まれた今年某市で見つかった♂です(データは専門家に通報済).発見者から預かって展足して乾燥したのですが,翅が丸まってしまいました.それに色もちょっと悪くなってます.すみません.

gensei-m.jpg

 生きている時は真っ赤な姿に黒い強大なアゴを具え,存在感満点です(こちらのブログに生前の姿).時々見かける虫なら,そうでもないのでしょうが,初めて見たら[なんじゃこりゃ?]となります.相当なインパクトです.[クワガタに似ている]と思う人と[ぜんぜんちがう]と思う人とがいるようですが,これはクワガタ自体のイメージの違いなのでしょう.
 また,生態も変わっています.クマバチに寄生するようです.あと,有毒です.カンタリジン(通称[はんみょうの毒]と呼ばれるのはこれらしい)を持っています.これはアオカミキリモドキなどと同じ物質です.

 分布上は要注意で,顕著(他種との区別が容易)な種なので,絶滅危惧とは別の観点からレッドデータにリストされていたりします(兵庫県では[Cランク]). 見つけたら最寄の博物館,昆虫館などにお知らせください.

昆虫共生 沢田佳久

ユニバーサル・ミュージアムをめざして

 

なぜ、「全国(ぜんこく)の失語症(しつごしょう)の皆(みな)さんとご家族(ご・かぞく)が人と自然の博物館(ひととしぜんのはくぶつかん)にお見え(お・み・え)になりました」を、あのような文章にしたのか

 

 

 この文章は失語症ではない方を想定して書きました。失語症の方で、読みにくい場合は、介助者とともに読んでください。また、以下の文章では、題を簡単に「失語症の皆さんがお見えになりました」にすることにします。

 

さて、「失語症の皆さんがお見えになりました」は、もうお読みいただけましたか?

 

 読んでみると、奇妙に思えるところがあったでしょう。たとえば漢字で書いた後に、わざわざ ひらがな で同じことを書いてあります。こういう場合、ふつうは「ルビを振る」といって、ひらがな を小さくし、横書きなら漢字の上や、縦書きの時は右どなりに書くものです。

 

 また漢字も ひらがな もずいぶん大きな字をつかいました。ポイントでいうと、表題「全国(ぜんこく)の......」は16ポイント、本文は12ポイントをつかいました。ふつうはもっと小さく、10.5ポイントから12ポイントです。

 

 漢字と ひらがな は、黒と青で書いています。文章の中に赤や緑はつかっていません。重要なこと、強調したいことは、赤で書くものではないのでしょうか?

 

 

原稿は、失語症者にとって、より理解しやすい文章をめざして、失語症当事者の小規模作業所「トークゆうゆう」の皆さんと共に作成したものです。「トークゆうゆう」の皆さんに意見をうかがうと、

 

◎ルビは漢字全部に、大きく振ってある方がよい。

◎文章の長いものは理解しにくい。

◎文章を読むのはむずかしいが、音声にすると理解できる方がいる。

◎文章は短く、3、4行にしておく。

 

ということでした。ここで、失語症というものを説明しておきましょう。

 

図1 失語症は言語障害のひとつ

図1 失語症は言語障がいのひとつ  全国失語症友の会連合会(編)『易(やさ)しい失語症(しつごしょう)の本(ほん)第2版』(「言葉の海」臨時増刊94 2009年1月刊)より

 

 図1を見ると、失語症は言語障がいのひとつとされていることがわかります。失語症によく似た障がいには、構音障がいや失声症、認知症があることがわかります。

 

 失語症には、普通の失語症以外に、幼い子どもがかかる小児失語症があります。認知症にも、青年期や中年期の人がかかる若年性認知症があります。

 

 構音障がいは、舌や口がマヒをしてろれつが回らなくなる障がいです。失声症は、声帯の障がいやストレスで声が出なくなった状態です。

 

 

失語症になると、脳のどこにダメージを受けたかで、人によっていろいろな症状があらわれます。よく見られるのは<話せない>とか、<書けない>という表現することがむずかしい症状です。

 

 <話せない>人のなかには、「言葉が思い出せない」、「わかっているけど、うまく言えない」、「思っていることと違う音や言葉になる」、「まとまったことをじょうずに話せない」ことがむずかしい人がいます。

 

 <書けない>人のなかには、「名前や住所(=固有名詞)が書けない」、「ひらがな を書くのがむずかしい」、「漢字で書くのがむずかしい」、「長い文章が書けない」などで困っている人がいます。

 

 

理解することがむずかしい人もいます。<聞いて理解することがむずかしい>人や、<読んで理解することがむずかしい>人です。

 

 <聞いて理解することがむずかしい>人は、「早口で話されるとわからない」、「一度にたくさん話されるとわからない」、「話の内容を覚えていられない」といったむずかしさのある人です。

 

 <読んで理解することがむずかしい>人は、「ひらがな がうまく読めない」、「漢字がうまく読めない」、「新聞や雑誌がわからない」、「説明書などがわからない」といったむずかしさのある人です。

 

ちなみに、わたしは脳塞栓症(のう・そくせん・しょう)の後遺症があり、構音(こうおん)障がいが主な障がいですが、疲れてくると「言葉が思い出せない」、「わかっているけど、うまく言えない」といった失語症の症状も出ます。他の方も、図1の症状の内、どれかだけという方は少ないと思います。

 

 

「トークゆうゆう」の皆さんに意見をうかがうと、「◎ルビは漢字全部に、大きく振ってある方がよい。」というのは、「ひらがな がうまく読めない」とか、「漢字がうまく読めない」といったむずかしさがある人には、「漢字(ひらがな)」と両方、どちらからでも意味がわかるようにしておく必要があることがわかります。小さなルビを振らなかったのは、高齢者で、老眼のために小さな字がわかりにくい人がいるためです。

 

 「ひらがな がうまく読めない」という症状は、健常者にはわかりにくいことかもしれませんが、失語症者にはよくいらっしゃいます。「ひらがな がうまく読めない」人でも、漢字ならふつうに読めます。これは、ひらがな と漢字が、脳の中の異なった場所で認識されるためです。

 

 漢字と ひらがな の色を変え、黒と青を使ったのはルビを本文と分けて文章としてわかりやすくしたかったのと、失語症者に限らず、よくいらっしゃる二色型色覚の人に配慮したものです。二色型色覚の人は、赤と緑と系統が混乱することがよくあります。

 

 「◎文章の長いものは理解しにくい。」とか、「◎文章は短く、3、4行にしておく。」というのは、文章が長いとゴチャゴチャしてわかりにくくなったり、短期記憶という、短い時間だけ記憶しておく機能がダメージを受けている人がいるためです。

 

 「◎文章を読むのはむずかしいが、音声にすると理解できる方がいる。」という意見は、ひらがな や漢字が読みにくかったり、読んで記憶しておくのはむずかしいが、音を聞くことは普通にできるような方の場合です。

 

 反対に、音が聞くことがむずかしい中途失聴者は、失語症者によくいらっしゃいます。

 

 ちなみに、失語症者に多い脳血管障がいのある人で、脳出血などを起こした場合は視覚障がいのある方がいらっしゃいます。

 

 

以上をまとめると、失語症者には:

 

1.漢字と ひらがな をあわせて書く。ひらがな のルビを振る場合は、小さくなりすぎないように気をつける。

2.文章は短くする。2,3行までにまとめる。

 

といった注意が必要でしょう。また、

 

3.失語症者に限らないが、安易に赤や緑を多用しない。

 

ということも、ユニバーサル・ミュージアムで使うテキストやホームページの文章には、配慮が必要だと思います。

 

 

全国失語症友の会連合会(編)『易(やさ)しい失語症(しつごしょう)の本(ほん) 第2版』(「言葉の海」臨時増刊94 2009年1月刊)を参考にさせていただきました。

 

 

兵庫県立大学 自然・環境科学研究所

(ひょうごけんりつだいがく しぜん・かんきょうかがく けんきゅうじょ)

/ 兵庫県立人と自然の博物館

/ ひょうごけんりつひととしぜんの はくぶつかん)

三谷 雅純

(みたに まさずみ)

 

 

※このブログで 掲載(けいさい)している文章(ぶんしょう)を 転用(てんよう)・ 転載(てんさい)されます 場合(ばあい)は、三谷 雅純(みたに まさずみ)まで ご連絡(ご・れんらく)ください。(mitani(アット)hitohaku.jp)

 

 

 

2010.0713

団体でご来館されたお客様から、「ペンギンがいるんですか?」

「ペンギンはどこ?」とのお声が・・・

 

ひとはくにペンギンはいないと思うのですが・・・

いったいお客様はどこでペンギンをご覧になったのでしょう??

 

実はいました!? こんなところに(^^)

 

pennginn1.jpg 

 

これは団体用(大人)チケットです。

でもチケットの裏を見ると・・ 

pennginn2.jpg

 

ペンギンではなくて“ゴイサギ”でした(^^)

同じ鳥の仲間なので見間違うほどよく似ていますね。 

      

                 フロアスタッフ ありむらむつこ

 7月1日の記者発表でもお知らせしたとおり、本日10日よりトピックス展「神戸市須磨区から新種の貝化石10種を発見!」を開催いたします。

 

3階展示室「丹波の恐竜」コーナー」 場所は、ひとはく3階展示室「丹波の恐竜」コーナーです。第4次発掘調査報告についても展示してあります。

 期間は、7月10日(土)〜9月5日(日)までです。

 

 展示の様子  新種の貝類化石

 そして、明日11日(日)は、13:30〜13:50、発見者である松原主任研究員のギャラリートークも開かれます。受講料は無料(観覧料のみ必要:ただし小・中学生は無料ですよ)となっております。ぜひ、ひとはくにお越しください。

 生物多様性大作戦!のツアー型セミナーとして、7月2日から6日まで、亜熱帯の島、西表島で生き物観察会をしました。

 ひとはくからは、太田(動物、西表島の生物全般)、池田(地質)、上田(マングローブの植物と人びとの暮らし)、高橋(植物)の4名が講師で行きました。17名の参加者のみなさん生き物や自然が大好きの方々で、早朝から寄るまで活発に活動され、西表島特有の亜熱帯の大自然を満喫しました。

  7月3日は、兵庫県立人と自然の博物館 御一行様という札を掲げたバスに乗り込み、島の東部の前良(マイラ)川・後良(シイラ)川のマングローブ林観察に行きました。道沿いは牧場になっているところが多く、牛と一緒にいる鳥、アマサギの姿をよく見ました。道端の電柱にはカンムリワシの姿も見られました。

1 bus shuppatu.jpg 旅館前からバスにて出発

 

2 douchu kanmuriwashi.jpg 電線に止まり獲物を探すカンムリワシ

 

まず午前中に前良川でマングローブ林とサキシマスオウノキを木道上から見た後、午後には後良川へ移動し、オヒルギ、ヤエヤマヒルギなどが密生するマングローブ林のなかに入り、そこに住む小動物、ミナミトビハゼ、オキナワハクセンシオマネキ、キバウミニナ、シレナシジミなどを観察しました。  

3 mangrove keshiki.jpg  後良川のマングローブ

4 mangrove kansatsu.jpg マングローブに入り、生き物観察

5 mangrove tobihaze.jpg 飛び出した目がかわいいミナミトビハゼ

6 mangrove uminina.jpg  長細い巻き貝、キバウミニナにヒルギの葉を与えたところ、数十分後には食べつくしていた。

ヒルギ類の胎生種子も観察しました。胎生種子は、樹上で発芽して長く伸びた状態の種子で、それが干潟の泥中にささるとすぐに生長できるようになっています。

7 mangrove yaeyamahirugi shushi.jpg ヤエヤマヒルギの胎生種子。これが泥中に刺さって芽生えます。

途中、環境省の野生生物保護センターに寄ってイリオモテヤマネコを見ました。といっても剥製とビデオですけど。実物を見てみたいものですが、そう簡単には見られません。センターではヤマネコ以外にも西表島の希少生物について丁寧に解説してありますので、必見のポイントです。

8 douchu yamaneko.jpgのサムネール画像 イリオモテヤマネコ(剥製)。家猫と同じくらいの大きさです。

夕方、降りて歩ける干潟を探し、あちこち動きましたが、朝とおなじ前良川まで戻り、河口部の干潟に降りました。ミナミコメツキガニの大群が、我々の歩く前をどんどん逃げて行きます。おもしろくて、追いかけながら干潟の先端まで歩きました。他にもエビやゴカイの卵など、おもしろい動物がいっぱいでした。

9 higata kansatu.jpgのサムネール画像 干潟の生き物観察へ出発

 

10 higata minamikometukigani.jpgのサムネール画像 逃げていくミナミコメツキガニ。近づくと砂に潜ります。

 

干潟にはマングローブ植物も進出しています。地面からやや太い呼吸根を出しているハマザクロ(別名マヤプシキ)を見て感激しました。

11 higata mangrove.jpg 干潟の最先端まで進出しているヤエヤマヒルギ

12 mangrove mayapushiki.jpg マヤプシキ。不思議な名前ですね。地面から呼吸根が立っている。

初日の夜に宿の近辺をナイトウォークしたのですが、サキシマハブには遭遇しませんでした。何とか見せたいということで、太田・池田の両名が夜遅くまでヘビ探しに行きました。今年は梅雨時に雨が少なかったとのことで、カエルの鳴き声が聞こえない。ということはそれを狙うヘビも少ないということで、結局サキシマハブを捕らえることはできませんでしたが、代わりにサキシママダラ、オカガニ、サキシマヌマガエルが捕まりました。

さっそく宿では、遅くまで待っていた人たちによって大撮影会が行われました。

13 doubutu sakishimamadara kamituki.jpg太田研究員の指にかみつくサキシママダラ。逃がしてくれ〜

14 doubutu sakishimamadara.jpgサキシママダラ撮影会。腰は引けててもカメラは前に出てきます。

7月4日は浦内川をボートで遡上し、その後、亜熱帯の深い照葉樹林の中 をカンピレーの滝まで歩きました。

15 mori fune gunkaniwa.jpg 浦内川の船着場・軍艦岩から歩き始める。

16 mori kansatu.jpg 照葉樹林のなかは緑でいっぱい。顔からは汗がいっぱい。

17 mori habukazura_2.jpg 木に巻きついて上るハブカズラ

樹林帯の中は風がなくて蒸し暑く大変でしたが、展望台から見たマリュドゥの滝は神秘的で感動しました。残念ながら事故が多発したとのことで滝のそばまで入る道は封鎖されていました。

21 mori maryudu taki.jpg 亜熱帯林の中の神秘的なマリュドゥの滝

林内ではサキシマカナヘビやイシガキトカゲが見つかりましたが、亜熱帯の森林はあまりに多様すぎて、植物に関しては消化不良のまま終わりました。

18 mori koutoushiran.jpg コウトウシラン

19 doubutu kanahebi.jpg 美しい緑色をしたサキシマカナヘビ

20 doubutu tokage.jpgイシガキトカゲ。宝石のように美しい尻尾が印象的。

22 mori kanpire taki.jpg 広々と気持ちのよいカンピレーの滝。ここでお弁当を食べるとカラスがやってきます。

夢中になって観察していたら、あっという間に時間がたちます。ツアー3日目となりそろそろ疲れがたまってきたなかでの、一日中の山歩きだったので、足取りの重い人も出てきました。最後は午後4時の最終船出発の2分前に船着き場に到着という離れ業でした。危ないところでした。体力などを考慮して早めの行動を心がけなければいけなかったと、反省したのでした。

 

 7月5日最終日は、西部の祖納地区にある古民家「新盛家住宅」を訪れました。木造茅葺き建築として沖縄最古といわれ、築140年になるということです。家の周りにはフクギの大木がたくさん植えられ、平たいサンゴ石を積み上げた石垣に囲まれています。これらは防風の役割をもって、台風から家並みを守っています。沖縄らしさを味わうことのできる場所でした。 

23 minka kominka.jpg  茅葺屋根の新盛家住宅を見学する参加者

24 minka ishigaki.jpg  石垣が美しい路地。大きな木はフクギです。

 

その後、北部のユツン川、大見謝川の周辺で、川の生き物を観察したあと、最後の締めくくりとして、最南部の南風見田(ハエミダ)の浜へ海浜植物を見に行き、浜に流れ着く植物の種子をみんなで探して歩きました。

25 hama hyoryubutusagashi.jpg 海岸を歩いて打ち上げられた木の実などを探す。 

26 hama oohamabou.jpg 沖縄の海によく似合う、オオハマボウ

29 hama tunomegani.jpg 砂の中に隠れていたツノメガニ。正面から見ると怖い顔です。

サキシマスオウノキやアダン、ゴバンノアシの実、モダマの豆も見つかりました。ゴバンノアシの実の外側は硬いが、内部はスカスカの繊維状になっていて海水に浮かびます。こうして海水により種子が運ばれるのを海流散布といいます。海に囲まれた西表島では多くの海流散布植物を見ることができました。

28 hama goban_no_ashi.jpg ゴバンノアシとココヤシの実。ゴバンノアシの実の大きさにびっくり。ココヤシの実はどこから流れ着いたのでしょうか。

30 hama adan.jpg アダン。パイナップルのようで美味しそうに見えますが、繊維が強くて食べられないそうです。

夕方といっても浜は灼熱地獄さながら、夢中になって歩いていて気がつけば汗ダラダラでした。海での採集は大変です。

27 hama hamayuu.jpg ハマユウの咲く浜辺。夏本番という感じです。

翌日は帰る日でしたが、早朝のサガリバナ・クルーズがあるとのことで、朝5時過ぎに起きて、急きょ参加しました。仲間川を遡上すると、美しく咲き誇るサガリバナの群落がありました。花が水面にぽたりぽたりと落ちて流れてゆく様は幻想的です。サガリバナの甘い香りに包まれながら、盛んにカメラのシャッターを切ったのです。

31 mangrove sagari2.jpg ピンク色のサガリバナ。無数の糸状に伸びたものは雄しべです。

32 mangrove sagari1.jpg サガリバナの花は、花弁と雄しべだけが水面に落ちて流れていきます。

その後サキシマスオウノキの大木も見て帰りました。くねくねと這いまわっているような巨大な板根は驚きです。

33 mangrove sakishimasuounoki.jpg 日本最大のサキシマスオウノキ。巨大な板根にみんなびっくり。

生物多様性大作戦の目玉の一つとして企画した西表島の生き物観察会でしたが、予想通り亜熱帯の西表島には多様な生物がいっぱいでした。それらを実際に目で見て、手に触れ、生息環境とともに体感することのできたツアーでした。

(高橋 晃・自然環境評価研究部)

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