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さて、謎の講談師河南堂珍元斎でございます。

 みなさま、覚えておられますでしょうか?昨年秋に、ひとはくのミニ企画展「ゾウが描いたぞう・・・・」に登場したゾウの絵とハリボテゾウさんの旅はまだまだ続いております。
 はじめて読む方は、下記ブログにて・・・
http://hitohaku.jp/blog/2010/08/post_818/  その1
http://hitohaku.jp/blog/2010/08/post_850/  その2(増井光子さんのメッセージ)http://hitohaku.jp/blog/2010/09/post_864/  その3(ゾウの絵展誕生秘話)
http://hitohaku.jp/blog/2010/10/post_894/  その4(ゾウの絵展誕生秘話)
http://hitohaku.jp/blog/2010/09/post_869/  その5(ゾウが描いたぞうイベント)
http://hitohaku.jp/blog/2010/10/post_906/  その6(ひとはくゾウの絵展おわったゾウhttp://hitohaku.jp/blog/2010/11/post_954/  ゾウの絵 旅に出る。 今治編http://hitohaku.jp/blog/2010/11/post_955/  ゾウの絵 旅に出る。 豊岡編

 

  さあ、「ゾウの絵地方巡業りポート橿原編」の一席でございます。今回は奈良の橿原市昆虫館への旅。今治と豊岡にわかれておりました全作品が再び集結。なんと今度は虫さんたちと共演することに相成りました。 001zo.JPG  002zo.JPG
 1月4日(火)から3月21日(月・祝)まで橿原市昆虫館 新館2階(一角)と本館にて「ゾウとムシの絵展」http://www.city.kashihara.nara.jp/insect/event.htmlと題しましての展示で、1月8日にはイベント「ゾウになって絵を描くぞう」に行ってきました。

 内容はゾウの絵誕生の講談とゾウと虫になって絵を描こう。 003zo.JPG
 来てくれたのは虫好き、ゾウ好きの子どもたち。けったいな和服姿のおっちゃんの話をちゃんと聞いてくれました。 004zo.JPG

 ハリボテゾウさん一座も3回目、だいぶゾウらしくなってきました。足が2本多いのがヘンですが。 005zo.JPG

 今回は特別に大谷研究員も河南堂ハチミツカメンとしてゾウ足での出演。 006zo.JPG

 でも足はお遊びで、ちゃんとゾウなどの哺乳類と虫の構造や行動の違いをわかりやすく解説するコーナーを担当してもらいました。 007zo.JPG

 寸劇では、ゾウの絵をはじめたロシア系アメリカ人コマール&メラミッド役に、昆虫館のスタッフやボランティアの方にも出演いただき、大ウケでした。 0070zo.JPG


 そしてみんな、ゾウになって絵を描きました。花やハート、丸、みんな大きなゾウさんになった気分でいい笑顔です。

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 さて、極めつけは虫のゾウ?ゾウムシさんたちにも絵を描いてもらうワークショップ!昆虫館の日比さんたちの指導ではじまりはじまりー! 011zo.JPG
 クロカタゾウムシ、カブトムシ、ヒラタクワガタ、ヤエヤマオオゴキブリなどの虫のアーチストが子どもたちと絵を描きました。  012zo.JPG  013zo.JPG  014zo.JPG

 いかがでしょうか?お絵かきのあとは、みんなで虫さんたちをきれいにゴシゴシ。虫さんたちも元気にカゴに戻りました。ご安心を。


 

 最後はみんなで、虫さんたちの作品とハイポーズ! 015zo.JPG この虫の絵は、会期中、ゾウの絵とともに展示されますので、ぜひゾウさんの絵と比較してみてください。この日は奈良テレビや奈良新聞にも取材にきていただき大賑わいでありました。 016zo.JPG


 ひとはくや今治、豊岡であー見逃したというよい子たち!いざ、橿原へ!さてさて、ゾウの絵の旅いったいどこまで続くやら・・・ 017zo.JPG


                          099zo.JPG ひとはく地域研究員 川東丈純
                       

 

 日曜日は休みだったので,三木山森林公園に行ってみました.特に目的はなく,うろついていれば何か面白いものがあるかも,という程度でうろついてみたわけです.しかし…

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 フライングぎみに咲いているウメが一株,ヒイラギには咲き遅れの花がすこし,赤黒い葉を残しているモチツツジのテッペンにドクガのなかまの幼虫(帰って調べるとゴマフリドクガらしい),アベマキの幹にフユシャクの仲間の♂(帰って調べてみるとクロオビフユナミシャク)がいた程度.

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 小鳥(たぶんジョウビタキ)がヘクソカズラの実を食べているらしかったので,撮影しようと近づくと飛び立って近くの枝に止まり,「じゃやますんなや」ていう感じで睨まれました.カモはぜんぜん近寄らせてくれないし.とほほ.

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 いろいろ居るのですが,コレはっ! という面白いのはであいませんでした,寒いし.立派なオオカマキリの卵鞘があったので,カマキリの季節,ということにしておきましょう.

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昆虫共生 沢田

kinokoblog3.jpg今年も御影高校による六甲山のキノコ展が御影公会堂にて開催されます。

期間は、1月8日(土)〜1月10日(月・祝)です。高校生や兵庫きのこ研究会の皆さんが、3年間にわたり収集した標本約250種、300点あまりをキノコの特徴別に一挙公開されます。

キノコに関心があるかたは、ぜひぜひこの連休中に御影公会堂におこし頂ければと思います。

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【展示情報】
タイトル:六甲山のキノコ展2011〜野生のキノコの不思議な魅力〜

キノコは季節ごとに発生する種が異なります。これまで3年間にわたり、四季を通じて採取した標本約250種300点余りを、キノコの特徴別に一挙に展示・公開します。六甲山再度公園のキノコの多様性、野生のキノコの面白さ、不思議さ、そして身近な場所の豊かな自然を実感して頂けばと思います。

 (1)特徴別(食・毒・香り、出現頻度など)にキノコ標本の展示
 (2)本校生徒や兵庫キノコ研究会によるキノコの解説
 (3)六甲山系の代表的なキノコの写真展示
 (4)解析結果をポスターで展示
 (5)キノコの香り体験コーナー
 (6)COP10の報告

実施期間:平成23年1月8日(土)〜1月10日(月)

場所:御影公会堂(神戸市東灘区御影塚町4−4−7)

入場料:無料

共催:兵庫県立人と自然の博物館、兵庫きのこ研究会

(みつはしひろむね)

化石発掘の現場において、ユンボや削岩機で掘り進める作業をダイナミックな作業と位置づけるならば、デリケートな作業は、やはりハンマーによる石割作業だろうか。

ガガガガガッ!!  慎重に   両方とも重要な作業であることには違いない。世紀の大発見はこれら全ての作業にかかっています。

ん!!   何?!

 先日発表された曲竜類の歯の化石も石割体験に参加した小学生が発見しました。大人だけでなく子どもも、貴重な化石を発見できる機会があります。現場の発掘ボランティアの方々は毎日毎日破片を調べています。

ハンマーのデザインを見てください!! 現場で作業にあたる恐竜化石発掘ボランティアの腕には名前を書いた腕章をされています。

 左の男性の写真の右下(写真をクリックすると大きくなりますよ)をご覧ください。上の茶色のところにバッテンマークのような記号がデザインされています。これは、ハンマーとたがねを意匠化してありますが、この男性はそれが5つ描かれています。

 と言うことは、今回で5回目のボランティア参加ですから、第1次から全部参加されている「超ベテラン発掘ボランティア」ということになります!!

 

 こうした何十人というボランティアの方々の協力の結果が、世紀の大発見を生むのでしょう。

 

そして、現場でそれらしきモノが出ればラボに持ち帰って、さらに精緻なクリーニング作業があります。このクリーニングがあってこそ、学術的にも価値のある化石となるのです。 ラボでのクリーニング作業 爪の10分の1ほどの大きさの恐竜の歯の化石。一度実物を見にお越しください。

 そしてラボで行っているクリーニングの様子も見学してください。その技術の素晴らしさに感動します。

なんという素晴らしい技術!!

 連日新聞紙上で丹波の恐竜化石関連のニュースで賑わっていますネ。もうご覧になられましたか?曲竜類の歯の化石も明日10日まで3階丹波の恐竜化石コーナーで展示をしていますが、とにかく見に来てください。ほんとに「小っちゃ」いです。

 

 昨日からボランティア作業による第5次発掘調査が再開されています。取材に行ってきましたが、先日の曲竜類(鎧竜)の歯の化石発見の新聞報道やTVニュースを見られたのか、一般の見学者が多く来られていました。

 

朝の点呼とお弁当券配り 午前9時 発掘現場の上のプレハブ広場に、ひとはくの三枝主任研究員、池田研究員と緊急雇用の職員、非常勤の職員、そしてボランティアの発掘調査作業員が集合して朝の打合せをします。

 

 この日も、朝の時間帯は大変冷え込みが厳しかったです。

 

凍ってるし(+o+) 足下の地面を見ると、夕べから残っていた水分が凍てついて氷になっていました。地上のコケにも着氷(霜?)していて、本当に寒い中での作業再開でしたが、ボランティアの方々の作業は黙々と進められています。

 ここの現場での発掘調査の進め方は大まかに説明すれば、岩盤を削岩機で砕きながら、大きな化石を見つける作業と、砕かれた岩屑をさらにハンマーで細かく砕いて一つ一つ確認する作業とがあります。(さらに、発掘体験会のようなケースもあります)。そこで見つかった化石を持ち帰ってさらにクリーニングする作業です。

足場は悪いです

 地層が斜めになっているので、その面に沿って斜度はだいたい35°くらい(?)の非常に足場の悪い滑りやすい場所で、削岩機で岩を少しずつ砕いていきます。

 

 砕いている途中で、明らかに化石と思われる部分が露出すると、その場で手堀が進められます。崩さないように、タガネや刷毛、ブロアーなどを駆使し、丁寧にまわりを削っていきます。場合によっては、薬品で化石を保護しながら作業を進めることもあります。

慎重に慎重に  集中!!  もうすぐ取り出せる!!

 砕いた岩盤上に現れた化石は、このようにして取り外していきます。これが胴椎の化石などのように大きなモノになると同じ方法では取り外せませんが、やることは同じです。化石を傷めないように回りの岩石とともに岩塊を削りだし、石膏で固めた布で保護してプラスタージャケットというものにして取り出します。

岩盤から取り外されたプラスタージャケット  説明する三枝主任研究員 これは、第4次発掘調査の終盤で発見された胴椎が含まれたプラスタージャケットです。凸凹してるのは、中の胴椎を傷めないように保護するためにいっしょに封入した木材のせいでこんな形状になっています。新聞記者やTVカメラマンに三枝主任研究員が説明をしていますが、大きさはだいたい、たて60cm、よこ50cm、あつさ40cmくらいで、大きく3つくらいに分かれていると思われます。

激励にみえた辻重五郎丹波市長 この日は、ボランティア作業の再開の日でもあったので、地元丹波市の辻重五郎市長が作業の激励に。

 

 写真は、第一発見者のうちの一人、村上茂氏と話をされている様子です。

  情報管理課:八尾みんな頑張ってます

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