今日のひとはくは「博物館と幼稚園・保育園フォーラム」を開催いたしました。
本日のフォーラムのテーマは『博物館が幼稚園や保育園と仲良くするにはどうするの?』
幼稚園・保育園の先生や保護者、幼児教育に興味のある方々30名に集まっていただきました。
小舘企画調整室長の開会のあいさつ。昨日のサッカーアジアカップの試合に例えて、「ひとはくは、みなさんに長友選手のようなやわらかいパスをします。」と。
司会はフロアスタッフ美濃さんです。よどみない進行です。
☆八木主任研究員による、実践講座「園児が虫を持ってきたら?」。
「園児が虫を持ってきたら?」 → 「イヤな顔をしない。」
ゴキブリは家の中だけじゃなくって、外にもいて、コオロギと似たようなもんなんだって。だからそんなにイヤがらないで。
そして、私が飼っている、長寿記録のハチたちも友情出演。
☆FSリーダー笹山さんによる、ひとはくでも工夫
FSの業務の紹介をしました。将来は、みなさんの元へ出張イベントも???
今日の発表にいたるまでに、
(発表内容の打ち合わせ) (リハーサル)
☆ひとはくを利用してみて
いつもご利用ありがとうございます。
(北摂第一幼稚園 津田先生)(キッズポート保育園 高井先生)
ひとはくで学んだことをどう保育に入れていくかが課題だそうです。
同じ展示でも年齢別に感じること見たいところが違うんだね。
(みこころ幼稚園親子学級のみなさん)
毎年、虫とりのセミナーを受けに来てくれています。
親子で虫とりなんて、楽しい夏休みですね〜。
☆(キッズプラザ大阪での展示やワークショップの事例と工夫について プランナーの石川さん)
1日平均3種類、各2〜8回、申込不要・参加費無料のイベントをしてるんだって。こりゃ、行ってみないと!
今朝の三田の気温は、−4℃。寒っ。そんな寒さにも関わらず大勢の人が集まってくれました。
☆フリートーキング
参加した方からも、いろんな話を聞けました。
急に指名して、ごめんさいね;;;。
閉会です。もっと、話を聞きたかったけど、時間がなくて残念。
今日は幼児教育のプロから、年齢に応じたワークショップの必要性を教えていただきました。そして、出前や出張のニーズが多いことも分かりました。
ご参加ありがとうございました。
ひとはくは、展示だけでは、ありません。小さなお子様から大人まで楽しめるセミナーもありますよ。興味のある方はひとはくにお越しください。2月5日(土)より開館します☆
小林美樹(生涯学習課)
メンテナンス休館の間は暖房になっている部屋は限られているので,館内は日に日に寒くなっていく感じがします,建物自体が芯から冷えてるというか,熱容量ですねぇ.
で,中ではこんな事をしています.
展示に出していた昆虫標本の収納作業
展示特別企画[瀬戸内海vs日本海]で陳列していた標本を収蔵庫に戻しました.収蔵庫に持ち込む際には防黴防虫の処置を施す必要があり,収蔵庫の門前にあるディープフリーザに入れます.なんと-90℃.出した際に霜が降りる(梅雨時など[空気中にこんなに水が!]と驚くほど付きます)ので,フリーザーに入れる前にあらかじめ標本箱を厚いビニール袋にくるみます.で,数時間,普通は念のため一日入れて取り出します.常温に戻るのに1時間ほど.で,やっと袋を脱いで収蔵庫に御帰還です.昆虫標本の場合,標本箱単位で棚に戻せる場合もありますが,一点ごと[召集]された標本はそれぞれのふるさとへ[復員]です.
展示すると照明や温度変化による劣化は避けられませんし.慎重に作業しても低い確率で破損は生じます.展示は[見せるだけで減るもんやなし]と思われがちですが,標本管理上,展示はリスクにさらす事であり,ある意味,減るもん,なのです.
これから出す展示物の調整も進行中
[瀬戸内海vs日本海]で出していた3Dの機材を使いコンテンツを変更したり新作を追加したりして2月からミニ展示します.いちおうタイトルは[3D巨大甲虫出現!]
モニタが二台に増殖し,しかも一台は縦置きにして虫をさらに大きくしようという計画です.
横置きのほうは約70コマを12編のアニメに組み,それを6頁のHTMLを順繰りに表示して一周4分,縦置きのほうは22コマを3編,3頁で一周3分 … とチマチマ計算したり.朝夕のオンオフや継続中の節電モードの入り具合を試運転中です.
ぎっしり甲虫だらけなのでせっかく作った縦横のロゴはボツです.なのでここに貼って宣伝用にします.乞御期待.
ソレ用のモニタで見ないと意味のないロゴ
昆虫共生 沢田