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5月24日に、今年新しく入った館員に向けての収蔵資料や入庫に関する説明会がおこなわれました。その後、各収蔵庫の見学もあわせておこなわれました。

まず、博物館資料の意義や重要性について説明がありました。資料は未来永劫、保存されるべきであること、資料収集について、また資料の利用のされ方などを勉強しました。

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その後、ひとはくの収蔵資料や収蔵施設の説明を聞き、収蔵見学の案内についての注意を受けました。

説明会の後、実際に収蔵施設に行き、それぞれ専門の研究員に説明していただきました。資料はとても厳重に保管されており、普段は非公開の場所です。皆さん真剣に研究員の話を聴いていました。

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 資料の収集・保管なくしては博物館とは呼べません。そんな博物館の心臓部ともいえる収蔵資料を実際に見ることができ、その重要性を再認識できたのではないでしょうか。

山本伸子(自然・環境評価研究部)

津波被害にあった標本を救おう9

今回は標本救済作業に使われる道具を紹介します。

まず細かい作業に使う道具は、水を張るケース、鋏、ピンセット、筆、鉛筆、封筒、古布、そして新聞紙です。

大きな作業に使う道具としては、吸い取り紙、ダンボール、重石、木の板、紐、乾燥機があります。

そのほか、タオル、マジック、ビニールテープ、わら半紙、型紙、セロテープなど

さて、これらをどのように使うかは、

→「津波被害にあった標本を救おう10」へ続く。

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状態の良い標本にほっとしていた矢先,多くの泥を被ってしまった標本が見つかりました。
これはビロードモウズイカという外来植物です。
幸いあまり腐敗は進んできませんでしたが,その名のとおり植物体は毛に覆われているため,細かな泥の粒子が毛の隙間に入り込んでいます。
何度か水を替えながら,丁寧に刷毛で泥を落としていきます。


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→「津波被害にあった標本を救おう9」へ続く。

標本の洗浄・乾燥作業には,多くの職員が関わっています。
主には種子植物担当研究員と資料整理担当職員が従事していますが,今日はコケ植物が専門の研究員も作業に加わりました。

sagyou.jpg一刻も早く標本を蘇らせようと,みんな一生懸命です。
カビや腐敗の進行が心配されるからです。

 

 

 

 

今日は,今までの作業の中で最も状態の良い標本が見つかりました。
スミレ属の標本です。
スミレ属は花も葉も薄いため,水につけることによる破損が心配される種類のひとつです。
幸運なことに,植物体には海水や泥を被った痕跡はありませんでした。
これらは塩抜き不要と判断。
汚れたラベルの洗浄と台紙の取替えだけを行います。


Viola1.jpg Viola2.jpg

 

→「津波被害にあった標本を救おう8」へ続く。

私がハチを飼い始めたのは、昨年の9月です。 

 (これまでのお話はここを

私のいきものかわらばん

http://hitohaku.jp/blog/2010/09/post_877/

 

いきものかわらばん 番外ブログ編2 〜ハチのオスは刺さない(^^)

http://hitohaku.jp/blog/2010/09/2_8/

 

私のいきものかわらばん 続編3〜ハチと過ごす年末年始

http://hitohaku.jp/blog/2010/12/post_1038/

 

8匹だったハチたちは2月4日から1匹ずつ減っていき、最後に残ったオスのハチは5月3日まで生きました。

ハチのお世話を手伝ってくださった、皆様ありがとうございました。

そのつど、ハチ博士の大谷主任研究員に標本にしてもらい、すべてのハチが標本になりました。

 

P1060533.jpg           

オスが7匹、メスが1匹です。

すぐに大谷主任研究員に渡さなかったため、一部腐っていたり、標本にしたら色が悪くなったりしました。

そして、一番下の体の大きなハチが1番長生きしました。

さて、どれがメスでしょうか?

 

P1060538.jpg 中列の右がメスのハチです。お尻が尖ってますね。

                              P1060538_2.jpg     P1060537_2.jpg 

                                          メスのハチ               オスのハチ

このお尻からハリを出すんですね。

標本があるといろんなことが分かりますね。  

昆虫記で有名なファーブルが作った標本が200年後の今でも残っているように、私が飼ったハチたちは標本として生き続けます。

 

                               小林美樹(生涯学習課)

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