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 ボルネオジャングル体験スクールの〆切が迫ってきました ヘ(^o^)/

 今年で13回目のスクール。

 

 申し込めるのは、小学校6年生から高校3年生までの児童生徒。大人は残念ながら参加できません。兵庫県内じゃなくてもOK。ただし、612()の選考会と、619()718()の2回の事前学習会に参加できることが条件になります。

 

 環境問題や生物多様性のことなど、私たち人間が考えなければならないことがたくさんあります。ボルネオ島には、今も貴重な熱帯雨林が残っている地域です。けれど、実際のジャングルの様子はどうなんだろう?野生生物はどんな生態を見せてくれるんだろう?

 

   オランウータンに出会える     手の届くところにこんなモリドラゴンが!!     頭の上をサイチョウが

        【写真をクリックすると大きな画像が表示されます。】

 

 ひとはくの研究員や生物学者といっしょに訪れるので、専門的なことがその場で学べます。眼で見て肌で触れて学べる絶好のチャンスです。そして、現地のサイエンススクールの中・高生もジャングル体験をともにしますので、同年代との国際交流も深まります。

 

 さぁ、ぜひこの機会に、チャレンジしませんか?

 詳しくはこちらから http://hitohaku.jp/bjs/2011bjs.html

 

 

情報管理課:八尾

オイラは「オランドリアン」 ボルネオ出身のタヨウ星人

皆さん、図鑑を信用しすぎていませんか?本当に正しいことが書いてありますか?
図鑑だって人が作ったもの。少しくらいは間違いもあります。そんな間違いを見つけられると楽しいですね。

今日では本屋に行けば、きれいなカラー写真や色鮮やかな絵が掲載された植物図鑑が所狭しと並んでいますが、ひと昔前までは、「植物図鑑」といえば、「牧野植物圖鑑」でした。これは「日本の植物分類学の父」と呼ばれる牧野富太郎が書いた図鑑で、白黒の精密で美しい線画は生きた植物をリアルに再現したものと好評を博してきました。
ところが、よくよく見ると、この図鑑に載っているヘビイチゴの図には植物学的にはいくつか間違った部分があります。ではどこが違うのでしょうか。標本と比べてみましょう。

 


         kajiku1.jpg kajiku2.jpg

 

ちょっと難しいかもしれませんが、
植物の生長様式には単軸分枝と仮軸分枝というものがあります。単軸分枝とは、枝の先の芽がどこまででも伸びていく生長のし方です。また、仮軸分枝とは、枝の先の芽は途中で止まってしまい、脇から新しい芽が伸びていき、その芽もまた止まり、といったことを繰り返して大きくなることです。
単軸分枝の場合は、枝と葉の間にできる芽が生長して、花になり実をつけます。しかし、仮軸分枝の場合は、枝の先が花になり、その先に伸びる枝は、葉と花との間から伸びます。
写真は、ある先生がブドウ科の植物を使って仮軸分枝の説明をしているところです。
橙色で示した枝は蔓になって終わります。反対側には白色で示した葉があり、その間から黄色で示した新しい枝が伸びているのが分かります。


kajiku3.jpg

これをヘビイチゴに当ててみると、初めの枝は花で終わります(橙色)。花の反対側には葉があり(水色)、花と葉の間から新しい枝(黄色)が出ていますね。つまり、ヘビイチゴの走出枝(ストロン)は、仮軸分枝を繰り返しながら生長している、ということが分かります。

kajiku4.jpg

 

では、改めて牧野植物図鑑の絵を見てみましょう。

kajiku5.jpgもうお分かりですね。
牧野植物図鑑の絵はヘビイチゴの走出枝を単軸分枝だと考えて書かれています。
牧野さんも植物の基本は単軸分枝をするものだと思い込んでいたのかもしれません。やはり実物に勝るものはありませんね。

さあ皆さん、ヘビイチゴを上手に引き抜いて観察してみてください。これがわかれば、皆さんは「牧野富太郎を超えた」と言えるかも?

                                                                  山本伸子(自然・環境評価研究部)

今月はじめに「カブトムシを飼ってみよう!」
というセミナーで、先着50名様にカブトムシをプレゼントしました。
参加してくださった皆様 カブトムシは元気ですか?

私たちフロアスタッフもそのカブトムシ3匹を飼育しています。


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                       飼育の仕方は、2リットルのペットボトルの上部を切り、
その中に少し湿った腐葉土と幼虫を1匹入れて、
細かい穴をあけたラップをかけておくだけです。
幼虫の間は、飼育用の物を買う必要は何もありません。
とても簡単です。

毎日、日替わりで担当者を決めて、「カブトムシ成長日誌」なるものも、つけています。

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暑いのが苦手のようで暑い日は、土から出てきてしまいます。
そんなときは、涼しい場所に置いたり、ラップをはがしたり、幼虫にかからないように
霧吹きで水をかけたりしています。
土を足したり、糞を捨てたりと
日に日に私たちフロアスタッフも愛着がわいてきました。
サナギや成虫になる日がとても待ち遠しいです。

皆さまも是非、私たちのカブトムシを観察に
ひとはく4階カウンターへ遊びに来てください。

                                                                                       フロアスタッフ せら ゆうこ

ひと足先に あさがおの花が咲きました!  折り紙の・・・(*^_^*)

 

 

アサガオの花を折ってくれたのは、“ひとはく”によく遊びにきてくれる

 

小学生と幼稚園のなかよし兄弟のお兄ちゃん(^−^)

 

お兄ちゃん先生に折りかたを教えてもらいました。

 

 

あさがおの折り方  あさ

 

 

  あさが あさが  

 最後の花びらを広げるところがむずかしかった〜(^_^;)

ふたりでアサガオの花が4つ折れました。

 

 

   

咲きました!  で、葉っぱもつくってかざってみました。 

 

 

                           

                          フロアスタッフ 有村睦子

 

 

前回紹介した道具たちですが、これらはどのように使われるのでしょうか。

まず、ピンセット。これは大活躍の道具です。

台紙から外れた葉や果実などを拾います。台紙にくっついた植物をはがします。また、型直しにも使います。ピンセットなしには、この作業は成り立ちません。

そして、標本を扱う場合には、先のとがっていないピンセットが重宝します。あまり先の尖りすぎたものでは、標本を傷めてしまうからです。

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次に、意外と役立つもの、型紙です。

標本を持ち上げる際に、台紙がもろくなっていますので、型紙を下に敷いて丁寧に引き上げると、標本を綺麗に水から引き上げることが出来ます。

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→「津波被害にあった標本を救お11」へ続く。

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