最近は「こんにゃく」が芋から作られることや、手作りできることを知らない子供たちがいます。こんにゃく作りを楽しんでもらおうと、人と自然の会では来年度こんにゃく作りを企画しています。そのために1月に会員11名で予行演習をしました。
材料のこんにゃく芋は、ひとはくのジンファーム横のむしむしガーデンで春に3年子を植付けして秋に収穫しました。収穫した芋は1キロくらいまで大きくなりました。
茹であがったお芋に、分量のお湯を加えてミキサーにかけ、少し時間をおいてから凝固剤を加えてよく練ります。
凝固剤を入れて練り始めると、かすかなお芋の香りがこんにゃく特有の香りに変わります。あとは丸、四角、細長い糸こんにゃく風等、形はいろいろできます。 ゆずの皮、人参、はこべ、ブロッコリーの葉、七味とうがらしをそれぞれ入れました。他にお好みのものを入れることもできます。
形ができたら熱湯で20分ほど煮てあくを抜きます。
お湯の量、温度、凝固剤の分量、放置時間等ちょっとしたコツが必要ですが実際に体験してみると、段々こんにゃくになっていく過程がわかり、おもしろく楽しいものです。ぜひ体験してみてください。
出来立てのこんにゃくはおさしみ風にして、わかめや明太子等とあえてみました。煮物だけでなく、いろいろアレンジでき美味しくいただけます。
今日の講師(会員の岡田照代さん)の説明を聞きながら、試食しました。
来年の2月9日(土)に、人と自然の会『むしむしガーデンの会』がこんにゃく作りを行います。美容と健康にいい植物繊維が豊富なコンニャクを一緒に作ってみませんか?
ぜひご家族で体験してみてください。
人と自然の会(文:小林秀子・写真:能勢公紀)