2011年10月28日(金)、小林聖心女子学院小学校、5年生のみなさん(98名)が、やってきました。テーマは「虫とり」です。最初は、室内講義の予定でしたが「野外で虫とりはいかがですか?」とおススメしたところ、「ぜひ!」ということで、実現しました。この季節は、お天気が悪いと肌寒くて虫も少ないのですが、今日は、とてもよいお天気に恵まれました。

obayashi_1.jpg
1階公園口付近に集合し、準備をします。
「虫、きらいな人は?」とたずねると、8割くらいの子が「はーい」と手を挙げてくれました。さて、どうなるのでしょう?

obayashi_2.jpg
よーいドン。これは、ハーフミラーの天井の写真です。

obayashi_3.jpg
ちょうちょをつかまえました。

obayashi_4.jpg
カエルをつかまえましたが、アミから飛び出しました! キャ〜〜!

obayashi_6.jpg
カエルだけでなく、クモ、ミミズなど、昆虫じゃない「虫」たちも、つぎつぎと・・・「虫、きらい」なんじゃなかったっけ?

obayashi_5.jpg
たくさんの虫が集まりましたよ。

obayashi_vespa1.jpg
みんなよくがんばったので、スペシャルとして、オスのスズメバチをさわってもらいました。オスには毒針がないので、刺しません。でも、オスかどうか見分けるのが難しいので、普通の人は、マネしないでね。オスが出てくるのは、この季節だけです。

obayashi_7.jpg
秋晴れの下で、お弁当です。

さて、今日は、41種、185匹の「虫」をつかまえました。そのうち、昆虫は、33種、158匹でした。ひと月ほど前に同じように虫とりをした学校に比べると、数はちょっと少なかったですが、種類はそんなに変わりませんでした。やはりいちばん多かったのは、バッタのなかまです。図をごらんください。少し前にやってきた、稲美町立天満小学校さん、天満東小学校さんの結果と、比較してみました。
obayashi_graf.gif

八木 剛(自然・環境評価研究部)
Copyright © 1995-2014, Museum of Nature and Human Activities, Hyogo, All Right Reserved.