またまた、タヨウ星人みーつけた!の一席でございます。
梅雨の合間に、例のオッサンの木、いやナナメノキに会いにいったとき、
なんとコナキジジイ!に出会ったのでございます。
木立の間から泣き叫ぶ声!は、しませんでしたが、見事な泣き顔でございます。
この木も小舘研究員に葉っぱを見てもらいました。
小舘:「これは、ヒサカキですね。葉の先が凹になっていて、うらの細かい葉脈がよくわかるのが特徴です。ツバキ科でサカキの少ない地域は神木に使います。で、観察会などで『非サカキ、サカキでないからヒサカキです』と言ったりしますが、サカキよりも葉が小さいことから姫サカキが語源との説もあります。」
珍:「なるほど・・・神木だからコナキジジイもとりついたのか・・・」
小舘:「はぁ?」
珍:「いやいや・・」
というわけで、コナキジジイの木はヒサカキだったのです。
この鉢伏山の麓は、タヨウ星の入り口か?と思うほど、ヘンな顔の木が多くあります。
これからも探してみようと思います。
ひとはくには、たくさんの顔に見える木の幹の写真が載った「みきでかお」というポスターが貼ってあります。一度顔に見えるとその木が、とっても気になる木になります。
みんなも、木の幹をじーっと観察してみよう!どんな顔に見えるかな?
ちょっと視点を変えると散歩はいっそう楽しくなりますよ。ぜひお試しあれ!
ひとはく地域研究員 川東丈純