実写版ヤマト第二弾! こんどはヤマトシジミです.
博物館のまわりにもよくいます.食草はカタバミで,足元をちまちま飛んでいるので目立
ちません.この個体は花から花へと”歩いて”吸蜜中でした.翅の裏は砂色っぽく,表と
いうか内側が薄青で,なかなか美しいです.たしかに貝のシジミを思わせる色あいですね.
ついでに最近撮った晩秋のシジミチョウを二種ほど.
こちら(↓)は日光浴するムラサキシジミ.食樹は常緑樫.成虫で越冬するそうです.表は
モルフォチョウに匹敵する鮮やかな青紫色です.裏は落ち葉のようなベージュ色.翅をたた
むだけで風景に紛れることができます.
下のはマメ科の花や実で発生するウラナミシジミ.主に幼虫で越冬するようです.日没前に
見つけたこの個体は花に止まったまま,夕日が当たってもかげってもぜんぜん動きませんで
した.
昆虫共生 沢田