博物館の前のクチナシの生垣にコロコロと黒いものが.毎年見かけるオオスカシバの幼虫の糞です.
通るたびに見ていると次第に大きくなっていくのが分かります,糞が,です.もちろん幼虫もだんだん大きくなっているはずで,そろそろMAXかなと思って探してみました.
うまく擬態しているのでなかなか面白いです.慣れてくると,どんどん見つかります.
今年は激しい色彩変異があることに気付きました.明るい緑色のものばかりだと思っていましたが,今年は腹側が黒いやつや,全体が黒い子もいます.これはこれでなかなかカッコイイですね.
オオスカシバの幼虫の色彩は密度,特に一齢幼虫期の密度が強く影響するらしく,高密度だと黒くなるのだそうです.
昆虫共生 沢田