「学校連携セミナー」とは、スクールパートナープログラムの一環として、高等学校と人と自然の博物館が連携し、高校生と一般市民の方々が交流しながら学ぶ地域生涯学習のモデルプログラムとして実施されています。
今回は去る9月15日(水)に博物館で実施された授業の様子を紹介します。授業テーマは「標本資料を理解する(全3回)」の第2回目で、講師は植物分類学、植物地理学が専門の布施静香主任研究員です。
▲ 本日の講師は布施主任研究員です。今日の生徒は、県立三田祥雲館高等学校に通う3年生7名です。一般からの参加者も2名いらっしゃいました。
▲ 布施先生による植物標本の説明です。本物の標本を手に取っての解説です。今日はこのような標本を作ります。
▲ コテを使って、乾燥させた植物を台紙に固定していきます。布施先生の手際の良さに一同感心しております。
▲ 各自標本作製中です。少し難しいですが、だんだんと慣れてきました。
▲ 標本として大事なことは… 植物名、採集地等を示したラベルがついていることです。生徒が調べた植物名を布施先生がチェックしています。
▲ 植物名を図鑑で調べています。社会人の方も高校生に負けていません!
現在のプログラムの次は、田中主任研究員による「ビオトープ池を調べる(全3回)」です。キリンビアパーク神戸にあるビオトープ池で,カワバタモロコの調査を行います。ビオトープに興味なある方は、是非ご参加ください。日程は以下のとおりです。
9月29日(水)14:45〜15:30講義(博物館中セミナー室)
10月 6日(水)14:00〜15:30実習(キリンビアパーク神戸ビオトープ池)
10月13日(水)14:00〜15:30実習(キリンビアパーク神戸ビオトープ池)
詳しくはホームページで確認してください。
→ http://hitohaku.jp/education/10bunya/index.html#_H
(生涯学習課 西岡敬三)