ボルネオジャングル体験スクールから帰国して10日間が過ぎました。帰国後、体調を崩したスタッフが多いのですが、参加者の子供たちは元気に夏休みを過ごしているのでしょうか?
さて、今回の滞在中に見かけた熱帯の果物をいくつか紹介します。まずは果物の王様と呼ばれるドリアンDurio zibethinus。ラハダトゥからダナムバレーに向かう途中のお店でも大きなドリアンがたくさん売られていました。
ドリアンは初めて食べる参加者がほとんどで、大好評!という感じではありませんでした。とはいっても、一部のドリアン好きのスタッフや現地ドライバーのみなさんと一緒に結構たくさん食べました。
こちらも大きな果物でタラップArtocarpus elasticus。大きな果実の中に白い果肉に包まれたたくさんの種子が入っています。ねっとりと甘い果肉で、ドリアンとはまた違った味わいの熱帯らしい果物です。
この他にも果物屋さんには、さまざまな果実が売られていました。
手前の山もりの赤い果実はランブータンNephelium lappaceum、その左隣の白っぽいのがランサLansium domesticum、その上の黒っぽいのがマンゴスチンGarcinia mangostana、ネットに包まれているのはナシやリンゴです。一番奥の緑色はミカンで、下の茶色いのはサラカヤシZalacca edulis。
写真ではちょっとわかりにくいのですが、一番上の段にパイナップルAnanas comosus、その横の黄色い塊はパパイヤCarica papayaです。でもよく見るとコパラミツArtocarpus integerも売っていました。写真を見るまで気がつきませんでした…。先に紹介したタラップの仲間で、わたしの好物の一つです。食べたかったなあ〜。
結局、ここではランブータンを数キロ購入して、ダナムバレー到着後に夕食後のデザートとして楽しみました。
次回はお店ではなく、森の中で出会った果物を紹介します。
自然・環境マネジメント研究部 北村俊平(鳥類担当です)