「学校連携セミナー」とは、スクールパートナープログラムの一環として、高等学校と人と自然の博物館が連携し、高校生と一般市民の方々が交流しながら学ぶ地域生涯学習のモデルプログラムとして実施されています。具体的には、各高等学校で実施される授業の何時間かを、当館研究員が講師として授業を行います。講義あり実習ありで、普段の授業とは一味違う専門性の高い授業を受けることができます。また、その授業に高等学校の協力を得て、一般より応募された方々にも、セミナー受講生として参加していただきます。高校生徒学ぶこの授業は、当館のセミナーの中でも雰囲気の違うものです。
今回は、去る5月12日(水)、三田市学園1丁目にある兵庫県立三田祥雲館高等学校で実施された授業の様子を紹介します。授業テーマは「校内の草本群落を調査しよう」、講師は植生学、保全生態学が専門の石田弘明研究員です。
▲ 少々緊張気味の石田講師。高校の教壇は、博物館とは少し違います。
▲ いつも授業をされている生物の先生です。今日は生徒の一人ですか?
▲ 講義の後は、校庭に出て植物群落の観察です。研究者ならではのハイレベルな 話でした。一般参加の方(白い帽子の女性)も説明に聞き入っています。
▲ 後ろに見えるのは三田祥雲館高等学校の校舎です。南欧風の建物が印象的です。生徒の皆さんが少し羨ましいです。
▲ ということで石田先生の授業にも熱が入ります。1時間30分の授業はあっという間でした。
このような「学校連携セミナー」を受講してみたいという方は、まだまだ沢山のセミナーが用意されていますので、是非お申し込みください。お申し込みは以下のページからどうぞ。
http://hitohaku.jp/education/10bunya/index.html#_H
(生涯学習課 西岡 敬三)