この日は天気もよく、この季節にしては暖かい日でした。
▲コナラの紅葉がきれいな「浄川の森」 ▲アカマツもみられます
学校に隣接する樹林は、「浄川(じょうせん)の森」と呼ばれ、この樹林を活用した授業が行なわれています。
この日のテーマは、「木のみきやタネを観察しよう」です。
前々日に3年担当の先生方が3種類(アカマツ、ソヨゴ、コナラ)の木の幹に、それぞれ違う色(赤、青、黄)のヒモをつけられました。
▲観察の場所を示す「A」と質問のフダ ▲記録シートとマップ
クラスごとに「浄川の森」に入り、 まずは ひとはくの研究員からやり方の説明を受けました。
それから、「記録シート」と「森のマップ」をもって、さあ出動!
▲ひとはく研究員から説明を受けているところ ▲さあ、活動開始!
フダをみつけて、そこに書いてある質問に答えながら、幹や実を観察します(約30分)。
▲フダをみつけて、その質問に答えます
▲急な坂をロープで下ったりもします ▲こんなものを見つけました
▲観察場所「B」での観察のようす ▲観察場所「C」での観察のようす
いったん集まって、研究員から説明を受けます。
▲みんなー! 研究員の話を聞いてる?
こんどは、特徴がわかったアカマツ、ソヨゴ、コナラの木をみつけて、どこにあるのか
マップに位置を落としてみます。(約10分)
▲友だちと相談しながら・・・ ▲マップに位置を落としています
ある子は、アカマツの幹の上の方を見て・・・・
「この木、 ヨッパラッテ いる!」と言っていました。
▲この木、酔ってる?
最後に、「気づいたこと」や「驚いたこと」などを記録シートに書いて、何人かに発表してもらいました。
■<子どもたちの感想(気づいたこと、驚いたこと)>
・「おんなじ木が、いっぱいあった。」
・「しょくぶつを いろいろ さがすのは楽しい。」
・「いっきに三本とかでも、一本の木がおなじとは しりませんでした。」
(=3本の幹が同じ株からでている木と1本の幹がでている木と、同じ種類の木(ソヨゴ)とは知らなかった)
・「みき が みどりで おどろきました。」
(=ソヨゴの幹の色が緑っぽい色なので、驚いた)
・「はっぱは 3しゅるい いじょうあること に きづいた。」
・「赤い木があって おどろいた。」 (=アカマツの幹の色が赤くて驚いた)
・「木が ふくを ぬいだ みたいで すごいです。」 (=アカマツの樹皮が、はげ落ちるところがすごい)
子どもたちの感想に、こちらも驚かされました。
▲出来上がった記録シートとマップを持って記念撮影!!
また、いろんな木の幹やタネを観察しようね。
(自然・環境再生研究部 小舘 誓治)