柳田國男とカマキリ

2009年10月27日

さて河南堂珍元斎でございます。

時は10月2日のこと。場所は福崎町。

あの有名な民俗学者柳田國男さんの生家になんと

巨大なカタツムリと巨大なカマキリがあらわれたの

でございます。 IMG_0218.JPG IMG_0213.JPG

これには訳がございまして、

3月に続き柳田國男松岡家顕彰記念館との連携イベント。

今回はカマキリでございまして、柳田さんの作品「蟷螂考(とう

ろうこう)」にちなみましてのセミナー「柳田國男とカマキリ」

でございます。

先発は、鈴木武研究員のカタツムリのお話。 IMG_0174.JPG

カタツムリの種類や柳田さんが子どものころに見たハリママイマイ

の生態などを解説。

IMG_0187.JPGカタツムリを囲みながらのセミナーは囲炉裏端の昔ばなしのような

味わい深い分雰囲気でした。

 

 

 

 

 

 

 

中継ぎは、河南堂珍元斎の講談「田助とカマ吉の言葉の冒険!」

IMG_0193.JPG さあ、うってかわってこれは、大騒ぎでございます。

IMG_0244.JPG オガミとかハラタチジジイとかオマンバカバカとかけったいな方言

がたくさんあるカマキリの方言を探す旅にでカタツムリの田助と

カマキリのカマ吉の冒険!

 

柳田國男さんの唱えた「方言周圏論」のかたつむりの「蝸牛考」ともに根拠となったカマキリの「蟷螂考」をもとにした創作講談でございます。

IMG_0251.JPG IMG_0229.JPGカマ吉は御免奈斎、田助は四十一斎、カマッキリ尊氏は、飛び入り参加でデビューした阿北斎。

 

IMG_0257.JPG東京から八犬伝の千葉、京都、神戸、沖縄、そして故郷福崎と長い旅の中で、カマキリのたくさんの方言に出会います。 IMG_0235.JPG

戦いや大道芸もある寸劇講談・・・。みんな奮闘しました!

 

 

 

 

 

 

抑えは、大谷剛研究員のカマキリの生態のお話。カマキリのオスは交尾のあと、メスに必ず食べられるわけではない・・・など目からウロコのお話でした。

 

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この巨大なカタツムリとカマキリ、またひとはくに現れるかもしれません・・・。

あーこわあ・・

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