明日、10月17日(土)12時半〜14時までひとはくサロンでひとはくだましセミナー2を開催します。県立美術館の「だまし絵」展と連携したミニ企画展「だまし絵といろんなだまし」の県連イベント第2弾!です。
今回のお題は、沢田研究員の「なんやらあやしげアナグリフ」、珍元斎の紙芝居「芝右衛門たぬき」、大谷研究員の「虫のだまし」です。昆虫の3D写真から、たぬき、そして虫の擬態まで、さまざまなだましの世界を体験できます!
そこで、前回10月12日に行いました、だましセミナー1の模様を少し紹介します。
山崎研究員の建物のだまし。建物のトリックを講談風に語ります。
さあ、額縁効果!みんな普段より格好よく見えるかな? つづいては、河南堂珍元斎一座の「たぬきときつねのだまし合戦!」来館者も出演しての大騒ぎの寸劇講談となりました。たぬきは美術館の四十一斎。きつねは謎の指導主事、山本カン斎です。
小学3年生の倉橋くん。小売斎として出演。 小6の先輩、売斎くんと大行列をしてくれました。
上田研究員はボン斎、フロアスタッフの美濃さんはグループ交斎として紅二点出演。総勢7人のおおにぎわいの寸劇講談でありました。
つづいては、加藤研究員の「なまず絵」。 江戸時代のおわりにあった安政大地震のあと「なまず絵」が大流行します。その絵師の中に、「だまし絵」で有名な歌川国芳もいました。加藤コレクションなどからの絵解き風に紹介しました。
最後は、ゲストの登場です。たぬきから人間に戻った県立美術館の橋本指導主事による県立美術館の特別展「だまし絵」展レクチャー。だまし絵の楽しみ方のツボを聞き、だまされに行きたくなりました。11月3日までです。みなさんもぜひ。
さて、明日はどんな「だまし」が登場するか・・・・。みなさんもひとはくに、だまされに・・・いや楽しく学びにきてください!待ってます。
川東丈純