今年度、人と自然の会は結成15周年を迎えることとなりました。しかし数年前から会員の高齢化、活動のマンネリ化など課題が表出してまいりました。会の活性化を図るには新しい人材育成が不可欠と考え、昨年よりセミナー受講生の一般公募の形をとっています。
今回も5月末からチラシ配布。ミニコミ誌や一部日刊紙などの掲載依頼もしました。しかし一週間経っても反応ははかばかしくなく、苦肉の策として最寄のスーパー前などで、役員が通行人に 口頭で説明しながら直接チラシの手渡しも試みました。6月末で何とか9名(男性6、女性3)の受講生を確保、「ドリームスタジオ体験セミナー」として7/5〜8/30計5回の講座を実施することが出来ました。
受講生は昨年より少なかったものの、皆さん熱心で自然系に興味関心大の方々ばかりのようです。セミナーの目標は、
1 人と自然の会のことを良く理解してもらう。
2 会の活動の中心であるドリームスタジオを体験してもらう。
3 活動拠点の博物館を知ってもらう。以上3点です。
セミナーの最初は博物館や会の概要、そしてドリームスタジオとは?など、座学ばかりで硬い表情で推移。その後サークル紹介、ひとはく探検ツアー1〜3、むしむしガーデン見学と進むうちに表情も緩み笑顔も見られるようになりました。
後はメインテーマである「ミニドリームスタジオ体験」です。皆さん意欲的でグループワークでは、テーマ決定、企画、役割分担、準備と作業がスムーズで、逆に余った時間の配分にスタッフが慌てる一幕も。
ミニドリームスタジオ「紙ひこーき・紙トンボ〜作って飛ばそう!〜」
うまく的に当たるかな〜 えいっ!
という訳でセミナーも無事終了。新たに8名の新会員(1名辞退)を迎え、会員数が72名になりました。これからの人と自然の会の活動の活性化とともに新たな展開も期待できそうです。
自然に興味、関心のある方、私たちと一緒に子ども達を対象に活動をしてみませんか?。
最後に、このセミナー実施にあたりご協力いただいた博物館の藤本研究員、八木研究員、加藤研究員、遠藤研究員、平松課長、サークル長、他会員各氏に感謝いたします。
長里芙美子(NPO法人 人と自然の会)