河南堂珍元斎でございます。
さて、フラハチ君捕獲大作戦!のその後のその後の一席でございます。
9月4日のフラハチ捕獲大作戦!(その1http://hitohaku.jp/blog/2009/09/post446/
その2 http://hitohaku.jp/blog/2009/09/post_449/ )から2週間たった9月18日、フラハチ君たち巣がどうなってるのか?と大谷研究員と巣をのぞいてみました。
巣を気に入ってくれたようで、ちゃんといてはりました。 ハタラキバチたちが脚に花粉をつけてかえってきていました。
「あっ、なんかへんな人間が来たぞ・・・」
さあ、女王バチさんが卵をうんでくれたかどうか?
そっと巣を引き出します。
「うわっ、なにすんねん。このおっさん。」
うわー!巣はハチだらけでございます。
「うわーええ巣やなあ。この巣は。住みやすいなあ。住めば都やー。」
この虫は巣虫とも呼ばれ、ハチの巣を食べて大きくなります。
「フラハチの敵!」と大谷研究員は「えい!やー!とう!」っと戦い、ブチッとやっつけました。
「うわ、みつかってしもた・・・・ああ、やられたー・・・・」
女王バチ(真ん中の大きなハチ)はちゃんと卵を産んでいたのでございます!素晴らしい!えらい!
「さあさ、がんばって産むわよ。あんたらもせっせと世話しいや!」
巣にはちゃんとふたができ、この中に幼虫がはいっています。
大谷研究員はフラハチたちにごほうびに砂糖水をプレゼント。
「うわー、砂糖水やないか。このおっさん、なかなかええやつやないか!ああ、うまいなあ砂糖水・・・。」
さあ、これから何匹増えるか?乞うご期待でございます。
ところで、となりの箱にニホンミツバチが巣をつくっていました。ほかの巣箱で飼育していたのが、巣が気にいらず引っ越ししてきたようでございます。
「あんたの巣は、人間くさあて、いややねん・・。わしらこの箱が気に入ったんや。」
その点フラハチたちセイヨウミツバチは、与えられた巣で機嫌良くはたらき・・・。えらいぞ!フラハチ!がんばれフラハチ。
つづきは、またのお楽しみ・・・。
注:ななめの文字はハチたちのセリフです。