人と自然の会、毎月恒例のドリームスタジオ、8月16日は里山クラブの“虫たちと遊ぶ里山の夏“。まずはやって来た子どもたちに虫かごと網を渡し、外に移動して虫とりです。
博物館の周辺は雑木林と広い芝生の公園に囲まれているものの、まわりは宅地開発が進みマンションなども建ち並んでいます。虫とりといっても何が採れるのか心配でしたが、いざ出かけてみると雑木林の朽木の中にクワガタを発見!さらに木にカブトムシが・・・!!昼間だというのに信じられないようなことが起こりました。子どもたち以上に私たちが喜んでしまいました。
その他にも、池ではイトトンボやシオカラトンボ、赤トンボも多く飛んでいました。野原ではバッタ類や蝶、にぎやかなセミなどもつかまえて館内に戻り、子どもたちはそれぞれ好きな虫の観察図を描き、図鑑で名前や特徴を調べました。
実はドリームスタジオ当日とは別に、もうひとつのメインイベントがありました。それはメンバーでの展示用の昆虫採集。三田奥地の樹液滴るクヌギを目指して森の中を駆け回り、大興奮の“虫と遊ぶ大人たちの夏休み”となりました。 忘れかけていた子どもの頃の驚きと感動をもう一度味わいたい方は、「人と自然の会」に参加してみませんか。 (NPO法人 人と自然の会 藤原玉規)