人と自然の博物館の三橋先生から一緒に水生昆虫の標本を作ってみませんかとおいを受けたのが,平成12年11月ころでした。その後,人と自然の会の人たちと相談し,入標本サークルができました。

全国の博物館の中でも水生虫の研究者は少ないですが,当館には三橋先生がおられます。そのまれた境の中,NPOの中でも水生虫の入標本活動をしているグループは無と思い活動を始めました。当初の目的だった『水生虫の標本を博物館に展示する』活動の成果の標本は現在もひとはく4階のレファレンスに展示されています。その後ドリームスタジオにも参加することになり,年大体1回の参加ですが,水生虫の入標本を中心に活動しています。平素の活動が余り活発でないのが残念ですが,水生虫を調べることにより河川の自然境がわかります。そのことを念頭においてこれからもさんにアピールしていきたいと思います。

 

さて、6月21日(日)第145回ドリームスタジオ『入標本を作ってみよう』の開始です。

 

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木村サークル長の司会のもと,小学校低学年の子には少し難しかったようですが,クイズでスタートしました。水生虫のカゲロウ・トビケラ・カワゲラ・ヘビトンボの問題です。子どもたちも保護者と一に考えてなんとか全員が正解でした。

 

 

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6-3_hitotosizenn.jpgそのあと入標本の作り方とラベルの書き方の説明があり,4階関前で水生虫中心の入標本の作成をしました。

 

 

「今日標本を持って帰りたい」と言う子もいましたが,液が固まらないので次のドリームスタジオの日まで待ってと言って納得させました。部屋にり,アンケートを書いてもらいましたがアンケートもみんな真に書いてくれていました。今回は計画通りに進行し,時間通りに終することができました。

参加した子どもの年齢幅が大きく,理解してもらうために説明の工夫が必要であること,また水生昆虫の標本をもっと見せてあげられるよう次回に向けて準備したいと思います。

 

能勢 公紀(NPO法人 人と自然の会  入標本サークル

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