さて、巨大キリギリス ぎっちょん君誕生の一席、其の弐でございます。
あれから、約1時間、ペンキをば乾燥させまして、再び、ぎっちょん君グリーン時々イエローブルーの前に集結したのでございます。
引き続きの参加は1人の少女。ペンキ塗り大好きな様子・・・えらい!
後半戦は、新たに森次長も応援にかけつけ、静かに戦いは始まったのであります。
こんどは全員ぎっちょん君ホワイトとなりまして、仕上げ塗りでございます。赤やピンク、オレンジなどでいろんな模様を描きます。今回はペンキとの戦いではなく、おだやかなアーチスト合戦と相成りました。えーーーーい、やああああ、とおおおお・・・ってな感じで、ゆったりとみんな自分の好きな絵や模様を自由に塗っていったのでございます。
巨大ぎっちょん君グリーン・・・はだんだんぎっちょん君カラフルになっていきます。
そのころ、別テーブルでは、なんと「きんひばり」の制作により、ぎっちょん君ジュニアも誕生していたのでございます。
さあ、巨大ぎっちょん君の変身も追い込みとなってまいりました。見ておられる親御さんも力がはいって参りまして、写真撮影で盛り上がります。これぞ、まさしくひとはくの演示(詳細は新ひとはく基本計画参照)でございます!
盛り上がってまいりましたが、ちょっと視線を変えてみますと、なんとあんなところにもぎっちょん君が・・・。気ぐるみぎっちょん君です。今日はいたる所アチコチで、ぎっちょん君誕生しまくりの日となっております。
さて、巨大ぎっちょん君でございます。今度はフロントスタッフの藤田さんがつくってくれた折り紙のクラゲや魚、せみ、ちょうちょなどを貼り付けていきます。
さあ、いよいよ完成でございます。たくさんの子どもたちにいろどられた巨大ぎっちょん君はたくさんの生き物が共生する、巨大キリギリス 生物多様性ぎっちょん君と相成り、ついに誕生したのでございました。大谷研究員も大満足の出来栄えです。大谷構想から約4か月、県立美術館の藤原義勝ミュージアムティチャーの「そんな大きいもんつくるんかいな?」からはじまった巨大キリギリスづくりもたくさんの人々の手、すなわち人物多様性を経て、完成と相成り、お披露目されるこことなりました。
この巨大キリギリス 生物多様性ぎっちょん君は、初夏の鳴く虫と巡回展「ぎっちょん君参上!」のシンボルとして、8月末まで、ここひとはくサロンにて、ひとはくを見守り続けることになるのでございます。
みんなでつくる「ひとはく巨大キリギリスぎっちょん君」展示、いかがでございましたでしょうか?次回はなぞの「ぎっちょん君ハウス」をペイントします。乞うご期待。参加してくれた子どもたちはもちろん、ペンキまみれのあと片付けをしてくれたフロントスタッフ、総務課田屋さん、きんひばりのみなさんに感謝をこめつつ、また次回もこりずによろしゅうと申しそえ、巨大キリギリスぎっちょん君誕生!の一席でございました。
ぎっちょん展チーム 川東丈純