今年もボルネオジャングル体験スクールが始まりました!! といっても、まだボルネオに飛んだわけではありません。渡航前の第1回事前学習会が、6月21日(日)にひとはくで開催されました。
26名の定員に対し、29名もの応募があり、選考会を開いた結果、応募者全員の参加を決定したところです。7月28日の渡航までに2回の事前学習会を実施することになっています。今回はその1回目でした。
ほとんどが初対面のメンバー同士、緊張した雰囲気の中学習会が始まりました。最初に、生涯学習課平松課長から、DVDを観ながらこれまでのスクールの概要を聞きました。そして、ひとはくの岩槻邦男館長から、「ジャングルの生き物たち」と題し講話をしていただきました。 午後には、河合雅雄名誉館長の講話「熱帯雨林の構造と共生について」という話を聞きました。タイトルだけみると、難しそうですが、館長も名誉館長も、わかりやすく、楽しくお話しくださいました。
また現地での健康管理や事前事後の健康管理で同行していただく池田看護師からも、自分の健康管理や保健衛生について注意事項などを聞きました。
もうひとつ。今回の事前学習会での大きな目的。それは、このボルネオジャングル体験スクールは、ただの旅行ではなくて、「スクール」だということなんです。ボルネオに着くと、現地のラハダトゥサイエンススクールを訪問し、現地の生徒と交流会をもちます。交流して仲良くなることはもちろん、マレーシアの文化や歴史、習慣、考え方を知り、立派な国際人になって欲しいと願っています。その一環として、班ごとに日本を紹介するプレゼンテーションについて、リーダーを中心に話し合いました。
初めてのメンバー同士ですが、リーダーがちゃんとまとめて話し合いをすすめてくれました。話し合いが盛り上がり、時間が足りない班もあり、続きは第2回の事前学習会に持ち越しますが、各班とも工夫を凝らした発表ができそうです。
小学生・中学生・高校生による異年齢の集団宿泊生活。しかも熱帯雨林の中で!! なんと貴重な経験なんでしょう。是非有意義なスクールにしてほしいと願っています。
情報管理課:八尾