今日、KissFMの「キッス・ドライビング・レポート」でレポーター:阪本智子さんがひとはくに来られました。「おはよう朝日です」やテレビCMでも活躍されている方です。
「丹波の恐竜を知ろう―3年間の発掘調査―」を取材して、リスナーの方々に紹介していただきました。
9時にスタッフの方々と阪本智子さんが来られて、電波のつながりのよい放送場所を探しながら、阪本智子さんに恐竜化石の展示や、アメリカマストドン、動物の剥製など館内を案内していると、いつのまにか時間がたってしまいました。
結局、放送場所となった「ひとはく恐竜ラボ」に着いたのが9時40分。そこからリハーサルをしたのですが、放送時刻は迫ってくるものの、なかなか話が時間内におさまらず、最後は「読み原稿(台本)」が決まらないまま放送となってしまいました。
スタッフの方々の顔にも焦りが見えて、私も「ヤバいかな?」と感じながら、10時20分いよいよ本番!! 阪本智子さんがひとはくの紹介をしたあと・・・
「それではひとはくの平松さんよろしくお願いします」
「はい。よろしくお願いします」
「私の住む近くに、恐竜がいたなんて驚きです!」
「そりゃ今いたら大変ですけど、この恐竜がいた1億4千万年前の丹波市は、中国と陸続きでしたから、このあたりも恐竜がたくさんいたかもしれませんね」
「さっき、化石を見たのですが、あちらをみて専門家の人はすぐに、『あっ化石だ!』とわかるものなんですか。私も子どもの時、遠足で同じようなものを見つけたことがあるような気がするのですが」
「一目見て化石とわかるのは難しいですね。今回の発見は、研究者ではなく一般の方が見つけられました。地層から飛び出した石のようなものを、『なんだろう?何か違うぞ』と感じたことが、世紀の大発見につながったのです」
「化石ってどこでも見つかるんですか」
「化石はどこを掘っても見つかるわけではありません。化石のある場所に行かないと見つかりません。たとえば神戸なら、須磨区から北区にかけて神戸層群という地層があります。ここでは3500万年くらい前の植物の化石が見つかります。でも恐竜の化石は見つかりませんよ」
「私も化石を見つけてみたいなあ」
「そうですね。ひとはくで本物の化石をじっくり見ていただいて、神戸層群や篠山層群で行われる博物館のセミナーに参加して、化石を見つけてみてください」
となんとかスムーズに・・・レポーターの阪本智子さんとのやりとりは短い時間でしたが、ちょっと緊張してしまいました(^^)
打ち合わせ通りではなかったけれども、うまく会話が流れて、終わった瞬間、スタッフの方もホッとされて「いつもは原稿どおりに放送するんですが、こんなのは初めてですよ」と言われてしまいました。
それにしても阪本智子さんは、化石にも興味があって、小さい頃から近くの博物館に通っていたとか。そんな方に取材に来ていただいてよかったです。
ぜひ、ひとはくに本物の恐竜化石を見に来てください!
5月中の土・日には、恐竜スタンプラリーを完成されたお客様先着100名に素敵な「恐竜クリアフォルダ」のプレゼントもありますよ。
ここまでは放送で紹介する時間がなかったので・・・ぜひ、お越しください。
KissFMのブログでも紹介されています。
http://www.kiss-fm.co.jp/program_blog/driving/index.php?page=1
(生涯学習課長 平松紳一)