4月29日におこなわれるセミナーの下見に行ってきました。今年初めての野外調査でした。
まず小林さんに栗柄で、くりから谷中分水界の説明をしていただいたあと、西ヶ岳にむかって出発しました。
初めは緩やかな坂道でしたが、途中から急に岩がごろごろした道になり、鎖場などもありました(写真左)。私はこの登りでへとへとになってしまいました。
尾根に出ると、その後は緩やかな上り下りがあり、西ヶ岳山頂(標高727 m)に着きました。ここで地質の話をしていただきました(写真右)。
西ヶ岳を過ぎると下りが続き、出発地点まで戻ってきました。
今回は、スミレの仲間、ムラサキケマン、チャルメルソウ、ミヤマカタバミ(写真左)、バイカオウレン(写真中)、クロモジ、ヤブツバキ、キブシ(写真右)などが見られました。シャクナゲは花芽がずいぶん膨らんでいました。
セミナー当日はどんな植物が観察できるでしょうか。
かなり急な登りがあります。参加される皆さんはしっかり「足慣らし」をしておいてください。
申し込み締め切りは4月10日(金)です。
山本伸子(自然・環境評価研究部)