これから春本番ですが、忙しすぎて、あるいは外に出るのもおっくうで、なかなか重い腰が上がらないという方も多いのではないでしょうか。そんなときは春の楽しみを思い出してみましょう。「春」と言われて皆さんはなにを思い浮かべますか?
空は暖かく、日は長くなり春も盛りがやってきます。けれど、なかなか家から出る気にならない今日この頃です。出不精な私は、春に出会える花を書き出してみることにしました。
(春爛漫)
近所を散歩して出会える花は、
タンポポ、シロツメクサ、オオイヌノフグリ、ナズナ、ハコベ、ヒメウズ、タネツケバナ、スミレ、ヘビイチゴ、アオスゲ、セントウソウ・・・
(ナガバタチツボスミレ)
(コバノミツバツツジ)
山を歩けば、 (ヒトリシズカ) (カタクリ) (サンカヨウ)
マンサク、タムシバ、ヤマザクラ、キブシ、ユキワリイチゲ、ウラシマソウ、ミスミソウ、チャルメルソウ、リュウキンカ、イワナシ、サンインネコノメソウ・・・
美味しいものも沢山あります。
せり、ふきのとう、つくし、たけのこ、わらび、いたどり、よもぎ、たらの芽・・・
(ふきのとう)
さらには、蠢(うごめ)く虫や、鳥のさえずり、川にはきらめく鱗が・・・。
気がつくと、春はもう其処此処にやって来ています。家でごろごろしている場合ではありません。早く出掛けなくては。うかうかしていると、春を逃してしまいます。
思い立ったが吉日です。さっそく皆さんも春の野山へ出掛けましょう。普段より少しだけ意識して周りを見てみると、きっとこれまで気がつかなかった「春」を発見できるはず。
自然を感じたい。どこに行けば良いのか、そうすれば良いのか分からない、という方にはひとはくセミナーが後押しします。
山本伸子(自然・環境評価研究部)