2月15日、県立美術館で、県美ひとはく連携事業第3弾!を開催しました。
まずは、「ウィーン美術史美術館所蔵・静物画の秘密」展関連イベント、
レクチャー「花を愛する〜近世のヨーロッパと日本〜」から。
満員のお客さまに鈴木武研究員も緊張気味(?)です。

静物画の秘密展で展示されている植物を専門的見地から、その種類や
当時のヨーロッパや日本の人々の愛情をレクチャー。まさに自然と美術の
融合ともいうべき、さすが格調高いセミナーでした。


つづいては、ひとはくでもやりました「うし年」にちなんだでんでんむしイベントです。
ひとはくと県美のスタッフなどで構成する河南堂珍元斎一座の寸劇講談「柳田國男の
でんでんむしの話」と鈴木研究員のレクチャー「でんでんむしのなぞ」の2部構成!
司会はいつもの阿部さんです。

柳田さんの作品「蝸牛考」をわかりやすくした創作講談で、でんでんむしの田助が、
自分の名前探しに全国を旅する物語・・・。寸劇講談のはじまり、はじまりー!


でんでんむし熱演中!巨大でんでんむしの制作は美術館の藤原義勝MTです。いつも無理な
注文にもすばらしい作品(笑)で答えてくれます。

大道芸もするでんでんむし・・・。


さて、問題のオチは?


あーウケて、よかった・・・。


でんでんむしメットがよく似合う鈴木研究員は、柳田さんの蝸牛考やでんでんむしの
生態について解説!

このでんでんむしイベントは、3月15日(日)に神崎郡福崎町の柳田國男・松岡家
生家でもやります!
午前10時からは鈴木武研究員の「カタツムリをさがそう」、午後1時からは河南堂
珍元斎一座と探偵ナイトスクープのプロデューサー松本修さんとの共演です。
乞うご期待!

ファーブルTF 川東丈純

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