ヒメボタルの季節となりました。
ヒメボタルは林や草地にすんでいる陸生のホタルで、黄色いフラッシュ光の輝きは、ゲンジボタルとはずいぶん趣が異なります。今年はぜひ観察してみてください。
(↑)ヒメボタルが林の中を飛んでいると、こんな感じです。
(↑)これは、ヒメボタルがとまって光っているところです。
こんな光景が見られるところは各地にあるのですが、まだよくわかっていません。
多くの人は、ホタル=川だと思ってます。これは、ゲンジボタルが有名すぎるからですね。
そこで、今年は、みんなで六甲山系のヒメボタルの分布を調べることにしました。六甲山にもこのような場所があるのですが、まだよくわかっていないので、みんなで手分けして調べましょうという趣旨です。六甲山のヒメボタルは、宵のうちには光ってくれませんので、調査は深夜になります。なかなか手強いですが、新しい生息地を見つけたときのよろこびは、ひとしおです。
セミナーは6月13日の金曜日の午後、県立六甲山自然保護センターで行います。このときに、ヒメボタルについてのくわしいお話をし、調査の作戦を立てます。
ご関心の方は、ぜひ「六甲山系ヒメボタル分布調査プロジェクト」への参加をご検討ください。
いきなりここに入るのはちょっと・・・と思われる方は、丹波市観光協会さん主催の第3回ヒメボタルまつりをオススメします(ひとはく共催)。6月中旬から7月上旬にかけて毎週土曜日に観察会が行われます。暗闇に輝くヒメボタルをお楽しみいただけます。
第3回ヒメボタルまつりのチラシをダウンロードする(PDF880KB)
八木 剛@自然・環境評価研究部でした